前回面接で落ちてしまう人の特徴をお伝えしました。
簡単にですが振り返ってみましょう!!
実際に面接が始まって不合格になってしまう人の特徴は、大きく下記の4点になるお伝えしました。
1:明確にその病院や訪問看護ステーションに希望した理由が伝えられない為、自分の意思がなく「うちじゃなくてもいいのでは?」という印象を与えてしまう。
2:質問に対して「否定語(それはできないです、とか無理です)」といった発言が多い。もしくは、非常に無口で協調性がない人という印象を与えてしまう。
3:条件(お金や休み)の事「だけ」を聞いてしまい、条件が良いところがあれば「別の事業所」にすぐ転職してしまう人だという印象を与えてしまう。
4:喋る方が高圧的で面接官に対して「怖い人」という印象を与えてしまう。
1番目に記載しているこの「志望理由」、簡単なようで難しい……。
どっちやねんって感じですよね。
はい、正確に伝えます。めちゃくちゃ難しいです。
一番悪い志望理由の参考を伝えておきます。
「人材紹介会社の人に相談したら、ここが良いって言われたので受けました。」
これは壊滅的によろしくないですね……。
人材紹介会社の方が言ったので確かに、お勧めだったのだと思います。
それでもそれを聞いて、なんで受けてみようと思ったのかをちゃんと考えて伝える必要があります。
採用担当者は当たり前ですが、「一緒に働ける雰囲気の方(うちっぽい人)」を探しています。当たり前ですが、長く働いてほしいという思いと共に採用しています。
その求職者が自分たちの病院や訪問看護ステーションの理念をすでに知っており、そしてそこに共感してくれたとしたらなんと嬉しいことでしょう!!
これは間違えないっす!!
ここの事業所で働きたいって明確な理由があると、それだけでも面接官は嬉しい気持ちになりますし、「どうしたらこの方のやりたいことを叶えてあげれるかな?逆にミスマッチにならないように、ちゃんと出来る事と出来ない事を説明してあげよう!!」と考えて発言してくださいます。
しかしこれがどうでしょう。人に言われたから来てみたと言われたら……
ぶっちゃけ私たちに興味なんてないんですよね?と思ってしまいますし
何を説明してあげればいいかもわかりません。
やりたい看護がある、気になる看護師がいる、成長の為に特定の診療科に希望がある、認定看護師の支援……等々
病院も訪問看護ステーションも魅力的な事が沢山あります。
なぜ自分が応募したのか、その理由を今一度振り返るようにしてください。
この考えを事前に理解するためにも、しっかりと履歴書を作ることは重要なんですよね。
もしなかなか思いつかなければ、ちょっと昔まで思い返しましょう。
なんでそもそも看護師になりたいと思ったのか?それこそ、子供の時や高校生の時にあこがれた「看護師になりたい」という気持ち。
だから急性期に行きたいのか?緩和ケアに行きたいのか?訪問看護をやりたいのか?
そこを思い出してみると良いと思います。
なんで転職しようと思ったのかだけに注目してしまうと、待遇だったり人間関係を少なからず想像してしまうと思うんですよね。
これは仕方がないことだと思います。
なので改めて看護を振り返ってみると、ふっと答えが出たりして。
大切な事なので再度!!
志望理由を明確に面接官に伝えられるようになりましょう!!
不器用でもいいので、自分の言葉で「思い」を伝えることが大切ですよ!!