運転中のヒヤリハット、どう防ぐ?

車の事故を起こさないように

訪問看護では都心部の訪問以外のほとんどが、車を利用しますね。
終末期の利用者さんがいるお宅の訪問や、ちょっと気難しいお宅への訪問は気合を入れていかなければならないし、周囲との関わりがちょっと疲れているなというときに、車内で一人になれる時間があることは筆者にとって心地の良い時間でもありました。
皆さんは、車の中に一人でいられる時間をどのように感じていますか?
居心地の良い車移動にしていくためには、無事故が基本です。また、訪問看護にとって車は必要不可欠なものです。お約束の時間に無理なく移動するための手段ですからね。
そんな車も、ちょっとしたミスや油断で事故に繋がってしまうのは、皆さんもご存知かと思います。

ここでは、筆者が訪問看護をする上で気を付けたいと思った車の運転についてお話ししたいと思います。
(筆者が勤めていたステーションでは、車の事故内容と件数を把握しており、スタッフで車両事故内容を共有していました。また、ここでの事故とは人身事故以外にも、自損事故も含みます)

一つ目に、考え事をしながらの運転です。筆者もよくするのですが、特に調整が必要なお宅やサービス担当者会議を控えている訪問ではどのように対応しようか、忘れないように話す内容などを頭の中でシュミレーションしていることが多いです。そんな時に運転でハッとすることが多いと感じます。花壇や縁石、ポールなどに車を擦ってしまった事が多々ありました。

二つ目に、夜間の運転です。特にお見取りなどで真夜中に呼び出され、睡眠の途中で訪問に向かうため運転には十分注意が必要となります。真夜中だし、人もいないだろうと思って運転していると大変危険です。

三つ目に、風が強い日です。運転席側に車が止まっている場合、普通に車の扉を開けると風の力で急に扉が開き、隣の車に傷を付ける場合があります。

四つ目に、桜が満開の時期です。道路に桜並木がある場合、満開になると桜に見とれて追突事故を起こしやすくなります。または、追突される確率も高くなります。

五つ目に、転職や退職を控えている場合です。気持ちが上の空になってしまう場合があるのか、車を擦ったり、ぶつけてしまう事が多いようです。

筆者は特に一つ目の事故が多かったです。何も考えないように、運転に集中しようと思っても難しいので、運転をする際には時間に余裕を持って、無理な走行はしないようにしています。
事故を起こしやすい人の傾向として、やはり時間に余裕がなかった、近道ばかりしている、運転に自信がある人が多いです。これらが積み重なると、人身事故に繋がる可能性もあるため、心当たりがある人は注意が必要かもしれません。

今一度、あなたの運転について振り返ってみてはどうでしょうか?

その他のおすすめ記事