終身雇用と転職と看護師という資格

今後も終身雇用ってある?

安定して働きたい!!
いやーわかります!!安定して働いて、安心して働いて
終身雇用で60歳までなんの不自由なく働く。
なんと素敵な事でしょう!!

まさにこのような企業があれば理想です。
そのような所もあるかもしれません。

しかし現状の日本で考えると、終身雇用は対応しにくくなってきており
逆に働く人、つまり看護師にも終身雇用はリスクになってきました。
これは転職を推奨している発言ではないのですが
ただいつでも転職のできるようなスキルは必ず持っていた方が良いです。

というのも終身雇用というのは、その名の通り定年までお給料を払うことです。
究極的には「何もしていなくても」お給料を払うということです。

会社というのはお客様からお金をもらい、そしてそれを従業員に給与として分配していきます。
そのお客様のお金がもらえなくなったらどうなるでしょう?
これは容易に想像できますよね?
そうです単純にお給料が払えなくなってしまうのです……。

人口減少社会において、このような危機が少なからずヒタヒタと攻めてきております。
怖いですよね……。
なので、終身雇用と聞けば「素晴らしい!!」と思える時代は近いタイミングで終わる可能性は秘めております。
そんな時代ですよ!!
「終身雇用」だと思って入職した会社、つまり病院や訪問看護ステーションが方向転換をする可能性だって少なからずあります。

20代で入職し終身雇用だと思って、スキルを上げてこなかった。
しかし、思った以上に売り上げが上がらず希望退職を募る。
もちろんリストラだってありますよね。
振り返れば自分自身の年齢は40歳を超えている。
終身雇用だと思って正直勉強もしなかったしスキルも上がるどころか下がっている。
どうしよう……
そう思ったときには、もうお仕事探しは難しい状況になっているかもしれません。
看護師としての求人はあったとしても、お給料が下がってしまったり
自分自身が望んでいない条件になっている可能性があります。

なので、この終身雇用や安定という言葉は一見すると
素晴らしい世界が広がっているような気がしますが
実は大きなリスクをはらんでいるということは忘れてはいけません!!

看護師としての知識や、スキルは貪欲に欲し
日々自分の価値を上げていくことをすればお給料も結果的に上がります。
これは大変ですよね。
安定とは程遠いかもしれません。日々何かをしなければいけないのですから。
なので、自分自身が楽しめる環境で働くことが、この後にくるであろう世界では大切です。

そして「いつ転職すべきか?」という問いに対しては
終身雇用が崩壊するかもしれない可能性で考えていけば
「働いていて心地よくなってきた環境こそが、まさに新たに挑戦すべきタイミング」
とも言えます。

日々看護師として勉強し、スキルアップし、それはとてもストレスのかかることです。
つまり心地よいと思えるということは、圧倒的な成長をしたということでしょう。
その時こそ、絶好の転職のタイミングかもしれませんね。

急いで看護師の求人、訪問看護師の求人を探す必要はないと思います。
しかし新たな知識やスキルの為のアンテナは常に張っておくことが
まさに給料アップにもつながることだと思います。

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