訪問看護師の人材不足問題!!を考えてみる。

ざっと14万人くらい……訪問看護師足りません

2025年問題。後期高齢者が人口の33%くらいを占めるんじゃないか?なんて言われています。

※1:高齢者のうち75歳以上の方を指します。

こちらの図をご覧ください。データ出所:総務省統計局平成29年データより

この人口格差凄くないですか??

そして2040年ごろにはなんと!!人口が江戸時代と同じ6000万人くらいまで減るのではないかとも推計されています。人口が減ってしまうと、まさに今問題の年金問題もありますし、単純に日本のワークフォースの減少も大問題になってくるので、より社会保障費の問題もクローズアップされてくるでしょう。

看護師不足が世の中で話題になってから、はや10年以上が経っておりますがそれ以上に実は訪問看護師不足でもあるのです。

そうなんです。現状医療は在宅医療が注目されているのです!!

訪問看護ステーションがどれくらい各都道府県で足りないのか?というのは別コラムで講義させていただいたので是非こちらも読んでみてください!!看護師の皆様が働いているエリアは足りてるか色々な図やデータもあるので見てみてくださいね。

令和元年(2019年)の都道府県毎の訪問看護ステーション数の推移を考察してみる

実際に今後の訪問看護ステーションが、どれくらいの数字になるかはこれからの政治の動きなどでも変わると思いますが、単純に考えれば、人がガンガン減ってしまい、ドンドン高齢者は増え、それを看護する人もどんどん少なくなっていくってことは間違い現実なのです。

そして以前からコラムで述べたように、病院も淘汰されていくことが予測されるので、訪問看護師が必要になってくることも間違いなさそうです。

特にすでに高齢化が進んでいるエリア、つまり過疎エリアという場所に関しては、近くに医療施設や介護施設がない為に訪問看護の需要が高くなっています。実際に私自身も鹿児島県や大分県などのエリアで、病院に通う事が出来ないという高齢者のお話を聞くことが出来ました。

「もう腰も痛いし足もいたいし。病院に行きたいんですよ。でも片道20キロ以上もあって運転なんてできないから結局家にいるしかないんだよね。もしも看護師さんが来てくれるならこんな嬉しい事はないよ。でもね高齢化高齢化なんて言われてるけど、私たちの住んでるところではそんなの20年前から言われていて。高齢化よりも、人がいなくなっている事の方が問題なんですよ。医療の問題は東京だけじゃないって事に気が付いて欲しいよね。

とある医療コンサルティング会社の推計によると、14万人がさらに必要だと考えられていようです。

つまり看護師様の力がどの都道府県でも圧倒的に必要なのが訪問看護なのです。

現状訪問看護師はざっと3万人にとどまり、市区町村レベルでみると医療が提供できていない所も多くあります。
特に過疎地では看護師1人に対する負担も想定以上に増えてしまい離職につながるというケースも多々ありました。

そうなんです圧倒的に訪問看護師が足りていないのです。

今病院や介護施設で働いている看護師様もたくさんいらっしゃると思います!!もしも、少しでも訪問看護に興味を持っている方がいたら、私たちに訪問看護ステーションの求人探しを協力させてもらえませんか?

たった一人の看護師が増えたって、そんなに環境は変わらない?と思っていませんか?全然そんなことないのです!!

たった一人訪問看護師が増えることで、救われる高齢者や、救われる命があります。訪問看護に興味がある方がいれば、是非こちらからご登録ください!!

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