緊張を落ち着かせるヨガの呼吸法を教えてます!! 

◻︎緊張ばかりする……こんな悩みを持っていませんか?

ドキドキ……ドキドキ……
あー、緊張する……。
今日の会議で上手くしゃべることができなかった。
初めての利用者さんの所に行くの緊張するな……。
患者様に怒鳴られて、なんかドキドキが止まらないな。

転職したての看護師/理学療法士の仕事は新しいことだらけ。慣れたと思っていても、新しい利用者様のご自宅に伺うことは、いつになっても緊張しますよね?本当に看護師/理学療法士の業務は緊張の連続です。良い緊張と悪い緊張があるのですが、よっぽどのスポーツ選手でもない限り、一般の人の緊張はほとんど悪い緊張ですw

つまりその緊張感が絶妙なテンションになり最高のパフォーマンスを与える!!
なんてことはなくて、たいていは緊張をしてしまうと失敗してしまうことの方が多いのです。

心拍数が上がるから、ドキドキするし。
ドキドキするから頭は回らないし。
そして声も震えるし、結果伝わらないから冷たい目で見られて
さらに悪循環……。

わかります、その気持ち。

緊張に強いタイプの看護師/理学療法士は少ないでしょう。ほとんどの方が気が付くと頭が真っ白になってしまうことが多いでしょう。
しかしいつの頃からか、緊張に強い、もっと言えば心を強くすることができるようになっている看護師/理学療法士の方も多いのです。

日々の緊張を緩和する方法。それこそまさに1日5分の呼吸法なのです。難しいものではなく、誰でも簡単にできる緊張を緩和する呼吸法があるのです。まずは毎日3分でもいいのでやってみてください。究極的には緊張を感じた直前の1分でもほんの少し効果がありますよ。

たった5分を毎日やってみると、不思議と自分の心を上手にコントロールできうようになり、それこそ適度な緊張感をもち最高のパフォーマンスを出すことができるようになるのです。

 

◻︎緊張の正体はどこから?

 

緊張の正体が何かわかれば、看護師/理学療法士さんも解決方法がイメージしやすくなりますよね。それではまずそもそも、なんで緊張するんだ?って所から解説していきましょう。

緊張の正体は実は呼吸の短さなんですよ。緊張させるのも、リラックスさせるのも「呼吸」なのですね。
緊張すると、呼吸が短くなってしまい、いつもだったら「すーーーー、はーーーー」と自然と呼吸することができていたのですが、緊張してしまうと、「すっはっすっは」みたいに短くなってしまっているので、頭にも酸素が物理的にいかなくなってしまうのです。

このあたりは看護師/理学療法士の皆さんにとっては釈迦に説法の話になってしまいますね。

なので、シンプルに緊張したら「呼吸を整える」ことが重要です。
実は前にこの講義をしたときに
「あ、呼吸法!!それ、わかりますよ!!ロングブレスダイエットですね!!」と言われたのですが
それは違いますw

ロングブレスダイエットば息を出し切って、腹筋を使いましょうって話です。目的は腹筋を使うことですよね。
今回お伝えする呼吸法は「緊張しない、心を整える事」が目的になるので、ロングブレスダイエットではないですw

 

◻︎緊張を忘れるリラックスできる呼吸法

 

それでは実際にどのような呼吸法なのか解説していきましょう!まず人間のストレスは視界からなので、出来る事なら目を閉じてください。仕事中で目が閉じれないときは呼吸に集中しましょう。

① 目を閉じます
② 4秒~8秒ゆっくり鼻から息を吸ってください(苦しくなったら駄目ですよw)
  あくまでリラックスして息をたっぷり吸います。
  実は慣れていないと、ゆっくり息を吸うってこんなに大変なのって思いますww
③ たっぷり息を吸ったらまた「ゆっくり」6秒~10秒つかって息を口から吐いてください
  空気を吐ききることが目的ではなく、リラックスしゆっくり空気を吐くことが目的です
④ これを3セット、時間があるならマックスで5セットやってみましょう

これだけですか?はい、これだけです!たったこれだけでリラックス効果があるので、ぜひ一度やってみてください。
まずゆっくり息を吸うこと、実はこれができない看護師/理学療法士さんも少なくないのですよ。

ゆっくり息を鼻から吸うことは日頃の生活では経験しないので、多くの看護師/理学療法士「ゆっくり息を吸うのって意外と難しい…」と感じるでしょう。

そしてポイントはゆっくり吐くこと。ゆっくりと息を吐くこともまた、日々の業務中では経験がないことです。自分の口から細い糸が出ているようなイメージで、「スーーー」っとゆっくり息を細く長く吐いていきましょう。

呼吸が苦しくなることはNGで、あくまでもリラックスできる自分に最適な呼吸を探していきましょう。
あくまでゆっくりとたっぷり鼻から息を吸い、ゆっくりたっぷりと口から息を吐きます。

これをするだけで、まず呼吸が整うので、いわゆる緊張状態から少し解放されることが可能となります。海外の研究結果では、この呼吸を8週間続けるだけで、うつの症状が改善したという事例もあります。

それくらい実は呼吸というのは体にとって大きな影響を与えます
逆にたったこれだけの事で、緊張を開放し、心を整えることが可能となります。

もちろん、緊張するのはちゃんと勉強していないとか
ちゃんと仕事を終わらせることが出来ていないから
という本末転倒なケースがあるのも事実ですが、
まずは日々の心を整えることを準備しておきましょう。

こんな1日5分のことでさえもできない環境にいる看護師がいたら
求人探してもいいかもしれませんね……。
「看護師 求人」で探せば沢山あるのは事実です。
まずこの呼吸をやれる環境なのか?やってみても、心が整わないときには
新しい環境を探してみてもいいでしょう!!

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