訪問看護ステーション数の推移

訪問看護ステーション数から見る課題

さて、平成28年度の訪問看護ステーション数が、どれくらいになったのかのレポートが出たので共有しますね。

9,070か所と昨年に比べて849か所伸びています。
やはり、近年の地域包括ケアシステム構想や高齢化、在宅医療のニーズに合わせて高い伸び率になっております。
しかし、このような大幅な伸びを示している中でも、減ってしまっている県があることをご存知ですか?

青森県、岩手県、群馬県、埼玉県、神奈川県、長野県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、徳島県、大分県です。
正直意外だったのが、埼玉県と神奈川県です。
高齢者の人口動態を考えると増えていると思ったのですが……その他のエリアに関して何が考えられるかと言えば、やはり人口の大幅な減少でしょうね。
この辺のデータは、またどこかで分析しないと。

これだけ伝えると誤解があるかもしれないので、もう少し追記をしておくと、ステーションの届け出数自体は増えているのですが、休止数つまり運営できなくなってしまっているステーションも増えているということです。
利用者の数や今後のエリアのニーズをとらえることもまたステーションを運営するためには重要な視点となることです。

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