AIBOとデジタルヘルスケア

AIBOと看護サービスをする未来が来るかも!

これまた興味深い記事を発見しました!!

国立成育医療研究センター(NCCHD)は11月29日、ソニーの自律型エンタテインメントロボット「aibo」による小児医療現場における長期療養中の子どもに与える癒し効果の検証を2018年12月より開始すると発表しました。
2018年4~5月に実施したパイロット・スタディの結果では、子ども同士の社会的相互作用の促進(特に社会的な側面からみた自律性、配慮性など)や、表出が困難なケースにおける緊張緩和・リラクゼーション効果、孤立しがちな親子関係性への介入への期待、介在による三項関係の促進(共感性、共同注意力の促進、他者への参照など)、aiboとの定期的コミュニケーションによる情緒交流、気分転換、癒しの効果が期待される結果がすでに出つつあることなどが確認されました。

固定概念というのは、どんどん良い意味で壊れていきますね。AIBOをただの動物ロボットと考えるのではなく、医療に活かすことができるとは!!最近ではデジタルヘルスケアも注目されて生きている中で、このような新しい取り組みは素晴らしいと思います。
今現状は子供を対象としていますが、もちろん大人だって後期高齢者だって同様の事が言える可能性があります。また見守りという点で考えれば、もっと大きな話をすることも可能になりそうですね。

もしかしたら、今後訪問看護師がAIBOと一緒に同行する。なんて世界も遠い未来ではないかもしれません。「癒し」というと、どうしてもテクノロジーを排除したくなりますが、人と人とのつながりを重要とする訪問看護の中では、新しいテクノロジーが新しい解決になるかもしれませんね。また訪問看護に対する悩みなども、最近は3省4ガイドラインにのっとったコミュニケーションツールも増えてきています。(メディカルケアステーション様とかですね。)これらと連携しながら進めていけば、地域包括ケアのコミュニケーションとして、人とテクノロジーが融合することも考えられると思います。一時期、保育ロボなんてのも話題になりましたね。もし皆様の訪問看護ステーションで面白い取り組みがあれば、ぜひ教えてください!!私がこそっと取材させていただきます!!

東京都と千葉県を中心に訪問看護ステーションを回っておりますが、それこそFaceTimeなどで取材をしたこともあります。距離的に遠くても顔を見ながらお話しできることも増えてきましたので、是非気兼ねなくご連絡してください。
ここにいる皆さんと一緒に訪問看護を盛り上げていきたいですね。

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