コミュニケーションのテクノロジー化

高齢者とテクノロジーのサービスの相性は……

訪問看護師とかかわる方のコミュニケーションが大きく変わっていると最近感じました。
ステーションにお邪魔して、看護師とまたお茶をさせていただきました。
いつもすいません……。

最近では、患者ともクローズド環境のコミュニケーションアプリで、チャット形式の会話をすることも少なくないようです。(LINEに近いですが、あくまで3省4ガイドラインに準じた医療者向けコミュニケーションツールとのことです)

まず切り替えてよかったことでおっしゃっていたのが、圧倒的に時間が削減できるようになったことでした。使う前はとにかく電話とファックス。
ケアマネージャーや医師とも同様のコミュニケーションだったようですが、患者からの素朴な疑問がチャットで流れてきて、訪問看護師も医師もそれをみてチャットで返信できるので時間を取られることが圧倒的になくなり、残業も減ったとのことです。

ただ一方で新しい問題が出てきているのが、世にいう高齢者のITリテラシー問題。シンプルにスマホが使えない方も多いとのことです。教えてもらったことを皆さんに伝えるので、お役に立てれば……

1 高齢者はタップできない
タップという言葉も含め、タップという行為ができないそうです。私たちは意識していませんが、タップって瞬発力を必要とします。高齢者の方は「爪で押す」をやってしまい、なぜ反応しないのだ?と疑問に思うそうです。そして爪ではなくタップしようとしても、意図せず長く押してしまい画面が変わらない OR 意図しない画面に進んでしまう ことが多いようです。
2 どこを押せばいいのかわからない
これは私もたまにありますが……。
どこの画面を押していいかわからないために、色んな所を押してしまうようです。結果として反応しなかったり、意図しない画面になったりしてしまうようです。

3 ログイン情報が覚えられない
一度ログインしてみたものの、再度パスワードの入力やID入力があると覚えていないことが多いようです。

デジタルが進み便利だと思いきや、思いのほか課題がありますよね。特にスマホを使う世代と使わない世代では、感覚のズレも大きいと思います。これらが少しづつ改善され、アナログとデジタルの融合ができれば、きっと医療は凄まじい変化が訪れるでしょう。
働き方改革の中で、看護師の働き方は本当に頭が下がります。訪問看護師の働き方も心身ともに酷使していると、私でさえも感じることが多いです。

訪問看護を盛り上げたい!!この活動の一環の中で、私が力になれることがあればなんなりと!!看護師もそうですが、業者も含め、色々なところに顔を出して訪問看護の活動を広めていきますね。

訪問看護のお仕事をやってみたい人がいたら、いつでも相談してください!!

その他のおすすめ記事