訪問看護の採用成功の為に

求人広告 どんなメディアを選ぶべきか

専門職種の採用はとても難しい。そして看護師の採用となると、なおさら難しくなってきているこの頃です。
一時期は中途の採用ではなく新卒をメインとして、就職イベントに出て採用活動がメインでした。
しかし日本人の働き方も大きく変わり、転職に対してリスクだと思う人は少なくなってきました。故に、自分自身のライフプランに合わせて転職する人も増えてきましたし、個人的には働き方の流動性があって面白い世の中になった感じます。

一方で困るのは採用側……。人事にとってみたら、毎年毎年採用戦略が大きく変わるので、たまったもんじゃないですよね……。
これはもう仕方ないと……しばらくこの時流は止まらないので、会社における人事の役割は今後大きくなるでしょう!!
特に訪問看護もそうですが、会社というのは基本的には労働集約型なので、人の数だけ売り上げも伸びやすくなります。そうなると困ってくるのは、どうやって採用をするか?ということになりますね。

そんな中で意識しなければいけないのは「数」と「率」の話です。

率の話はまた別にじっくりとお話ししますが、面接希望者をいかに高い率で入職まで導くことができるか。100名面接して、1人しか採用できないのと30人採用できるのでは、かなり話が変わってきますよね??

そして、その面接数。つまり「数」をどのように増やしていくか、を今日は話していきたいと思います。訪問看護師の採用と考えれば、やはり地域が絞られてくるため、紙媒体は一定有効ではあります。ただこれは時代の変化により、新聞を取らない家庭も増え、広告自体が見られることが少なくなりました。
一方、適切なターゲットにアプローチできるのは、WEB媒体が最近では増えてきています。まずはWEBの求人広告に掲載することがスタートして対応することが定石でしょう。

では、どんなWEB媒体に出すことが良いのか?これはWEBの特徴を考えると、専門媒体がよいですね。WEBは対象をある程度絞ることができるので、看護師なら看護師のサイト。訪問看護師なら訪問看護師のサイトに掲載することが望ましく、看護師も「看護師 転職」や「訪問看護 求人」などで検索するので、人気があるから・PV数が単純に多いからだけで選んでしまうと、非常に高い金額で効果が出ないことも十分にあります。
どうしても何かのせいにしたくなる気持ちもありますが、WEB広告で効果が出ないときは「見せ方」の問題がほとんどになります。どれだけ差別化をして、キャッチーな文章で心をつかむことができているか。この細々した作業がとても重要になるので、効果が出ないと感じたら大きく内容を変えてみることも悪くありません。

訪問看護師の採用は難しいので、短期間で採用しようとするのではなく、年間計画を立てながら、広告内容を修正していくことが広告での採用の定石です。

すぐに必要なら人材紹介を使いながら、持てる手段は常にイメージして業者から情報収集しておくと有事の際に動きが取りやすくなります。

その他のおすすめ記事