やりたくなかった……が、今は魅力ある仕事に

コミュニケーションが増えて魅力を感じるように

先日とあるステーションにお招きいただきました。ありがとうございます!!
そこには4名の看護師がいたのですが、なんと3名は外来からの異動だったそうです。働き方(夜勤が出来ない)事を考えたときに、外来は人気があるようで結果的に訪問看護へ……ご本人様たちも最初はすごくショックだったそうです。なんと……。

では実際に訪問看護をやってみて今どうかと言えば、なんでもっと早くやらなかったんだろう?と思えるようになったそうです。

というのも、「訪問看護=医師の代わり」と思っていたので、自分自身で対応できるのかどうかが一番の悩みだったそうです。

でも実際に働いてみると、大切なことは確かに知識と経験、これはあるようですが、それは時間と共に必然的に解決されたようです。
それよりも何よりも、コミュニケーション力や仕事のタスク管理力が大切だと感じたとおっしゃっていました。

ベットサイドの時間を増やしたいと思っていたので、訪問看護はドばっちりだったようで、とにかく患者に寄り添うことができるので、これは「天職」なんじゃないかと!!30分があっという間に過ぎてしまうことがほどんだとおっしゃっていました。

ただ一方で今まで違い困ったことは「タスク管理力」。自分である程度の仕事の設計をしなければいけないので、上手くできれば定時に帰ることもきるし、失敗したなーと思うときは30分くらい残業してしまう時もあるようです。
誰に何を伝えるべきなのかを考えたり、今日上手くいったこと、上手くいかなかった事を考えていると、あっという間に時間が経ってしまっているとおっしゃっていました。
それって素敵な時間の使い方ですよね。

実際にやってみて若い看護師さんや、訪問看護を悩んでいる方に伝えたいことはありますか?と伝えたら面白い回答が返ってきました。
「正直言って看護師で働いていたけど、訪問看護自体全く知らなかったのでやりたいとも思いませんでした。どんな仕事かも想像できなかったし、自分じゃ無理なんだろうなと思っていました。でも異動という不本意な形だったけど、訪問看護は面白い。患者の反応が直に見れるし、良い意味で自分が頑張らないと!!って思える。だから訪問看護の人気がないのは悲しいし、若い人でもあまり怖らずにやってみてもらいたいって思います。」
不本意な異動だなんて……
でもきっとこれが本音でしょうね。

やりたい事、出来る事、やりたくない事、出来ない事、ひとそれぞれ沢山あると思います。

でももしこれを読んで興味がある方がいたら、きっと答えはカンタンで「やってみなはれ」ですよね。
出来ない事だと思っても、それが「いつか」できるようになって成長していくその姿。そして過去の自分を振り返ったときに、間違いなく「やってよかった」と思えることでしょう。

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