大田区千鳥で働く訪問看護師様に訪問看護の面白さを教えてもらう☆彡

◆:大田区千鳥で働くLE.O.VE株式会社の武田様に訪問看護の面白さを教えていただきました!!

大田区で働きたい!!自分が育った街だから、今住んでいる街だから、地域医療に貢献したい!!そんな思いから、訪問看護ステーションに転職される看護師様も多くなってきています。でも実際に病院から訪問看護に転職して困る事や、病院と異なる事ってなんだろう?そんな心配をする看護師様も多くいらっしゃいます

ご自宅に伺うって事は、23区でどこの区で働くかによっても働き方って変わるのかな?大田区ってどんなエリアなんだろう?そんな不安も出てきてしまうと思います。「訪問看護って本当に面白いですよ!!それなら悩んでいる看護師様の質問に私が答えます!!」と暖かな声を頂きました。

なんと現役訪問看護師であるLE.O.VE株式会社(リオーブ)の千鳥町支店の管理者でもある武田様がインタビューに答えて頂けました!!それではさっそく訪問看護の面白みについて武田様に聞いてみましょう!!

◆武田様本日はありがとうございます。実際にLE.O.VE株式会社(リオーブ)で初めて訪問看護をされたと思いますが、訪問看護と病院共に経験されて異なる部分はどこになりますか?

大きな違いといえば、病院は患者様が自発的に治療をしてもらおうと思って病院に来るので、看護師にとってはホームだったと感じます。何かあれば先輩もいるし、もちろん医師もいる環境。困ったことがあったとしてもホームなのですぐに相談もできるし、患者様に対しても「伝え方」は強く意識したことがありませんでした。

でもLE.O.VE株式会社(リオーブ)で初めて訪問看護をやり始めて、「伝え方」は本当に大切だと感じたし、伝え方を含めた「接遇」が必要なんだと思いました。私自身もまだまだ勉強中ではあるのですが、「伝え方」次第でご活用者様の印象も大きく変わりますし、訪問看護師がいない時に対応して欲しい事も、伝え方次第では対応して頂けたり、対応して頂けなかったりも出てきてしまうのです。

特に対応して頂けなかった時は、自分の伝え方の悪さからご活用者様にしっかりと、意味合いや理由を伝えられていない事が多いので、ここは常に意識しながら「わかりやすく説明する事」を意識して伝えるようにしています。

特に訪問看護はご活用者様のご自宅に訪問します。いわばご活用者様のホームになり、一人一人が生活も性格も異なります。私たちが人間性を大切にしてしっかり伝えなければ、対応してくれない事も増えてしまいます。

病院にいたときと同じような伝え方をしてしまうと、「良かれと思って」伝えたことでも、「伝え方が怖い」とか「怒っている印象」を与えてしまった事が多かったのです。服薬管理なども伝え方ひとつで飲んでくれたり、飲んでくれなかったりを経験しているので、私自身もまだまだ勉強しなければいけないと感じます。

◆武田様も色々なご経験をして、今もなお様々な伝え方の改善をしているのですね。特に印象的だった経験や、訪問看護師としての改善が必要だって思った事はあるのですか?

それはもう沢山ありますし、特に初めてLE.O.VE株式会社(リオーブ)で訪問看護をしたので、ご活用者様にも沢山ご迷惑をかけてしまったと反省しています。

初めて訪問看護をした時は、ご自宅に伺っているって強く思えていなかったと思います。病院と同じような感覚で訪問していたので。例えばがんの末期のご活用者様に2人の看護師で訪問していたのですが、浴室の物品をお借りする時に何気なく靴下で入ってしまったのです。靴下が濡れることはないから大丈夫だろうと思ってしまったのですが、ご活用者様にご指摘を頂いたこともあります。

また服薬指導に関して、きちんとご活用者様にも、奥様にもお伝えをしていたのですが、「なぜ飲まなければいけないのか?」とか「飲まないとどのような事が起きてしまうのか?」を「ご活用者様の気持ちに寄り添って」伝えることが出来なかったため、必要な薬を飲んでいただけないことがありました。

その時は自分自身の非を認めながらも、「どうすれば上手くいったんだろう?」という気持ちもありましたが、他の看護師が訪問したらしっかりと薬を飲むようになってくれて、奥様も凄く満足されていたのですよ。悔しいなって思いもありましたし、やっぱり訪問看護師としての”伝え方”や”接遇”の成長が必要だと感じることが出来た経験でした。

訪問看護って難しいなって思ったのは「社会人としてのふるまい」になると思います。看護師としての経験が活かせて、訪問看護をするには経験したことのない事といえば、この「社会人としての経験」が大きな違いだと思います。LE.O.VE株式会社(リオーブ)でよかったなと思うのは、病院で働いている時は知らなかった「社会人としてのふるまい」を教えてもらえることです。名刺の渡し方や伝え方含めて訪問看護師には大切な事だと改めて感じました。

◆:「伝え方」や「接遇」というのは、訪問看護師にとってそんなに大切な事なのですね!!研修などが役に立つと感じることも多いのですか?

そうですね、大田区の特徴かもしれないですし、社会的な立場が高い人、つまり社長のように高い役職を経験していた方も多いのですよ。社会人としての先輩でもあるし、プロフェショナルでもあるじゃないですか。

そこに訪問するので自然と基本的なマナーなどが見られますし、ふとした時に研修したことが活きてくるのです。相手に何を伝えるかという伝え方も、どのようなふるまいをするかという接遇も訪問看護師にとっては、病院では学ぶ事の出来なかった必要な能力だと感じます。

例えばご活用者様から貴重なご意見や依頼を頂く事もあるのですが、それは看護の内容というよりも細かな接遇の依頼が多いのです。ご活用者様一人一人が生まれてきた背景も異なりますし、生活のリズムも異なるので、看護技術も大切ですがそれ以上に接遇だと感じることは多いですよ。

◆:ご依頼いただく内容も接遇に関する事が多いと伺うと、どれだけ訪問看護師にとって大切な事なのか改めてわかりますね。訪問看護を経験されて、病院と異なって”大変だな”と思う事はどのような事になるのですか?

訪問看護に転職する際に、看護師が心配されるのは”移動”を心配するのを聞くのですが、車でも電動自転車でも移動に関しては心配する事はないと思います。最初はそのエリアを知らなかったり、地図の見方がわからなかったりもありますが、すぐに慣れますし今のスマホの地図の精度は高いので迷わずにどこでも行けるようになりますよ。

LE.O.VE株式会社(リオーブ)に関して言えば、支店も多いので移動距離も20分くらいが基準になるので移動が大変だなと思った事はありませんでした。心配といいますか、気を付けている事といえば、どちらかといえば夏よりも冬の移動の方が気を付けるようにしています。

というのも移動自体は困る事はないのですが、冬になるとどうしても”手が冷たく”なってしまうのです。それでご活用者様の肌に触れてしまうと、不便な想いをさせてしまうので、手は温めるように意識していますよ。

雨の日を気にされる事もあるかもしれませんが、サンバイザーをつけてカッパを着ていると全然濡れないのですよ。傘をさす必要は全くありません。サンバイザーって凄いなって思います。

◆:移動は大変な事もありますが地図がすぐ慣れるというのは、とても心強いアドバイスですね。実際に訪問看護をすれば、病棟と異なり様々な疾患を知る必要があると思いますが、苦労はありませんでしたか?

今でも勉強はしているのですが、自分が成長していると実感できるので苦労だって思った事はありません。看させて頂いたことのない病気も、本やインターネットで調べながら看させてもらっています。

そして看護師もリハスタッフも多いので、必ず社内にプロフェッショナルがいて相談する事もできるので、安心して看護をすることもできますし、自分が出来る幅が広がる事はLE.O.VE株式会社(リオーブ)の強みだとも感じます。

◆大田区千鳥支店ならではの地域交流などもあるのですか?

コロナ禍になってから出来ていない事も沢山あるのですが、体操教室をやったり定期的に地域から依頼が来れば登壇して講義をすることもしていました。地域との結びつきは千鳥町支店はとても強いと思いますし、関わる人たちと顔を見せながらコミュニケーションをとることは、地域医療の発展の為にもとても大切な事だと思います。

訪問看護の醍醐味は人と接する事なので、千鳥町支店が盛り上がってくれば、それは地域医療が発展していることを意味していると思いますし、是非同じような想いを持っている看護師と働きたいと思っています。

◆実際に訪問看護の面白さはどの辺にあるのでしょうか?

そうですね、医療処置だけをやりたいと思うのであれば、訪問看護への転職ではないと思います。専門性を高めたいのであれば、それも同様に訪問看護への転職ではないと思います。訪問看護は2年とか3年とか、ご縁が続く限り関わることが出来るのが楽しみだと思います。つまり看護の専門性というよりも、人との関りこそが面白さだと思います。

日々反省する事もありますし、コミュニケーションが密なので、亡くなった後に胸がいたくなり涙を流すこともしょっちゅうあります。ですので、病院とはまた違った心の強さも必要になると感じますし、人とじっくり関わっている!!という覚悟も大切な事だと思います。

それでも人に興味があるのであれば、病院では聞けない話が出来たり、その人の人生の話を聞く事ができて、まるでその人の人生を一緒に歩んでいるような気持ちになるのは、本当に楽しい事だと思いますし、訪問看護でしかできない事だと思います。

ちょっと疲れたな。。。って思っていてもご活用者様の所に行くと元気になるんですよ。これは訪問看護師なら誰しも感じる事だと思います。元気をあげるはずなのに、元気を貰えることがしょっちゅうありますよ。

◆:訪問すると元気になるなんて素敵ですね。LE.O.VE株式会社(リオーブ)様は皆さん仲が良いイメージがありますが、どのような方がLE.O.VE株式会社(リオーブ)様に合う看護師様なのですか?また訪問看護に興味がある看護師様にメッセージがあれば教えて下さい。

代表自ら立ち上げた会社なので、現場の苦労を知っているし、管理者の苦労も知っているので考えにギャップが少ないと思います。それにみんな本当に優しいし、人が大好きなんですよ。

どこの支店に行ったとしても”チーム”を感じることが出来ますし、すぐに仲良くなると思います。イベントも多く、他店舗のスタッフとも仲良くなる出会いが沢山あり、視野も広がっていきます。素敵な出会いが多いからこそ、私自身も役職者になろうと思えるようになりました。

そして管理職になりたい!!って思ったときにチャンスをくれたのはLE.O.VE株式会社(リオーブ)なので、感謝してもしきれません。色んなチャンスがあるのがLE.O.VE株式会社(リオーブ)の強みだと思いますし、そうした成長意欲がある看護師にはとても楽しい環境だと思います。

訪問看護の経験や、もちろん看護師としての経験を心配される事もあると思いますが、新卒で活躍している看護師も沢山いるのでLE.O.VE株式会社(リオーブ)ではその心配はいらないと思います。

それよりも、人として成長したい、人が大好き、成長したいって思いが大切だと思います。そして人間性を磨く事が出来るのがLE.O.VE株式会社(リオーブ)の一番素敵な部分だと思います。やりたいと思ったら、年齢や経験を気にするよりもまずは飛び込んでみることが大切だと思います。

◆武田様貴重なお話をありがとうございました。

 

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