【2024年版】看護師の給料のあげ方は求人票が教えてくれた☆彡転職に大切な求人票の見方

◇:求人票を誤解すれば看護師/理学療法士様の給料は下がります!!!

せっかく転職をするのであれば、給料/給与を上げることは大切ですよね!!病院/訪問看護ステーションで求人を探していれば、給料/給与を上げたい!!って思うのは別に特別な事ではありません!!

同じエリアや、同じ施設形態であれば給料/給与が上がる方が、嬉しいのはそれは当たり前ですよね☆彡お給料を上げる為に看護師/理学療法士様が転職活動をしていれば、沢山の病院/訪問看護ステーションの求人票を見ることがあります。

給料/給与を上げたいと思って求人票を眺めて、面接する病院/訪問看護ステーションを決めたり、労働条件通知書をみて、実際に入職する病院/訪問看護ステーションを決めたりしますが、実はここに恐ろしい転職活動の思わぬ落とし穴があるのです!!

そんな恐ろしい落とし穴とは何かとえ言えば、転職するときの大前提になる求人票や労働条件通知書の内容を理解して出来ていない可能性が高いの為に、給料/給与が上がる入職先の選択を間違ってしまっている看護師/理学療法士様が意外と多いという事なのです!!

「そんなばかな!!だって、お給料部分は一番確認していますよ!!そんな間違いはないと思います!!」と思っていませんか?今日の講義のテーマはまさにココです☆彡転職活動時に正しく求人票を確認できているか?をチェックしていきましょう♪

求人票や労働条件通知書を正しく読み解いて、看護師/理学療法士様のお給料を転職活動で上げる方法をばっちり講義しています☆彡

◇:「月給30 万」と「月給27万」どちらの求人が今よりも年収が上がりますか?

チェックするためにやっぱり実例を挙げてみるのが一番わかりやすいですよね☆それではさっそく看護師/理学療法士様が給料/給与をあげる為に、求人票の読み解き問題を出してみましょう☆彡看護師/理学療法士様も楽しみながら一緒に問題を解いてみてください♪

これって意地悪な問題と思ってしまうかもしれませんが、実際の求人票にはよくある事だったり、誤解されやすいポイントだったり、問題によっては計算機が必要かもしれません(笑)それではさっそく問題を出してみましょう!!

問題1:「A病院/訪問看護ステーション:月給30万」と「B病院/訪問看護ステーション:月給27万」どちらの求人が今よりも年収が上がりますか?

これは簡単じゃないですか!!さすがに1問目ですから優しい問題を出してくれたのですね(笑)はい、正解は簡単です、もちろん年収があがるのは「月給30万円の求人ですよね!!」と答えてしまった、看護師/理学療法士様!!要注意です(笑)これは不正解になります。一問目から意地悪だと思わないでくださいね。ひっかけ問題でもなんでもなく、よくある求人票の話になります。

じゃあ正解は27万ですか?と言われれば、これも不正解となります。正解は何かといわれれば、「この情報だけでは、どちらが給料/給与が上がるのかわからない。これだけでは年収ベースの比較はできない。」というのが正解になります。ずるいぞ!!やっぱり意地悪問題じゃないですかー(笑)と思わないでください(笑)

まず看護師/理学療法士様が給料/給与を上げる!!と考える時には、月給ベースで考えてはいけません。月給ベースだけで転職時のお給料アップを考えてしまうと、高確率でお給料が想定以下になります。大切な事は「年収がいくらになるのか?」という年収ベースで給与は考える必要があります。

つまり「源泉徴収票の金額」って事ですね。ここがまず最初の落とし穴になるのですが、月給が高いからといって年収が上がるわけではありません。月給が上がったのに、結果的に年収が下がってしまっている。こんな事も実はよくある話です。転職の失敗で看護師/理学療法士/作業療法士が陥る失敗はこれが多いのです。

月給が高いとはやり魅力的な求人に見えてしまいますが、冷静に計算してみると実は現職の”病院/訪問看護ステーション”よりも、年収が下がってしまった・・・なんて事だってあるのです。ですので著しく月給が高い求人は逆に言えば要注意です!!

話を戻して、この求人票には”賞与(ボーナス)”の記載がないので、どちらの給料/給与が年収を上げることが出来るのかはわからないのです。それでは賞与を踏まえて次の問題を見てみましょう☆彡

問題2:「A病院/訪問看護ステーション:月給30万」と「B病院/訪問看護ステーション:月給27万」共に賞与は4.0ヵ月になります。どちらの求人が給料/給与が上がりますか?

すでに問題1で「意地悪問題だ!!」と思った看護師/理学療法士様は「はいはいはい☆彡なるほどね、確かにこれで初めて年収がわかりますね!!年収でちゃんと考えるって考えれば、正解はA病院/訪問看護ステーションの月給30万円の方ですね☆彡」と答えて頂けると思います☆彡

そうなのです、またまた、不正解なのです(笑)これもまた落とし穴その2になるのですが、この賞与がわかった状態でも、まだどちらの方が年収が高くなるのかは断言する事が出来ないのです。例えば入職して賞与を貰って「あれ?予想していた金額と全然違うな・・・」と感じたことはありませんか?看護師/理学療法士様が転職後に後悔してしまう落とし穴がまさに賞与になるのです。

このような経験をした看護師/理学療法士様は意外と多いのです!!お給料が高いと思ったからこそ、ちょっときつい環境でも頑張れると思ってたのに、年収も下がってる。。。他に内定を貰っていた病院/訪問看護ステーションの方が圧倒的に、給料/給与が上がっていたじゃない・・・と後悔してしまった経験もあるかもしれません。

給料/給与を上げるには、やはり求人票や労働条件通知書を読み解く力が必要になってくるのです。正確に把握できないと転職活動が失敗する事も多々あるのです。なぜ賞与がわかっただけでは、どちらの病院/訪問看護ステーションの年収が上がるのかわからないのでしょうか?だって賞与は4か月と記載もされていますよね?おそらく看護師/理学療法士様は下記のように考えたでしょう。

◇:A病院/訪問看護ステーション
月給30万円×12か月=360万
月給30万×賞与4.0ヵ月=120万
年収:360万+120万=480万

◇:B病院/訪問看護ステーション
月給27万円×12か月=324万
月給27万×賞与4.0ヵ月=108万
年収:324万+108万=432万

「これです!!どう考えてもA病院/訪問看護ステーションの方が給料/給与が年収ベースで考えても上がりませんか?」と看護師/理学療法士様は思ってしまうかもしれませんが、まさにこれが看護師/理学療法士様の給与をあげる落とし穴になるのです(笑)

というのも賞与というのはその年の業績に比例するので、まずそもそも同額がもらえるかわかりません。今回は同額がもらえるとしましょう。何が落とし穴かといえば、賞与というのは原則的には法人の規定があり、基本的には”基本給”に対して賞与計算をするのです。

つまり今現状で両方の求人は月給と賞与の記載はありますが、賞与の基準となる基本給の記載がありません。ですので賞与の計算を間違えてしまうと、入職した後に、給料/給与が上がるはずが、給料/給与実は下がってしまっていた…なんて悲しい経験をしてしまう看護師/理学療法士様も出てきてしまうのです。

◇:求人票や労働条件通知書で気を付けなければいけないことは
1:そもそも年収ベースで給料/給与でお給料が上がっているのかを計算する
2:求人票で賞与の算出方法は明確になっているか?
3:求人票で月給の内訳が明確になっているか?

この3点をまずはチェックしておく必要があります。基本給次第では賞与が全然でない…なんて恐ろしい状態だって十分にあり得るのです!それではこれらの事を踏まえて次の問題をやってみましょう☆彡

問題3:A病院/訪問看護ステーション、B病院/訪問看護ステーションどちらの方が想定年収が高くなるでしょうか?

◇:A病院/訪問看護ステーションの求人票
月給:30万円
月給内訳:基本給15万円+資格手当10万円+見込み残業5万円=30万円
賞与:4.0ヵ月

◇:B病院/訪問看護ステーションの求人票
月給:27万円
月給内訳:基本給25万円+資格手当2万円
賞与:4.0ヵ月

「よく見る求人票っぽくなってきました!!」と思いませんか(笑)それではこの問題は一緒に考えていきましょう!!まず給与というのは年収ベースで考える事が看護師/理学療法士様の給与を上げる方法と言えるので、年収ベースに計算してきましょう!!賞与は基本給にかけるとここでは定義しておきます。すると各々の年収はどうなるでしょうか?

◇:A病院/訪問看護ステーション
月給:30万円
月給内訳:基本給15万円+資格手当10万円+見込み残業5万円=30万円
賞与:4.0ヵ月

1:月給30万×12か月=360万
2:賞与は基本給にかけるので
賞与=15万×賞与4.0ヵ月の60万
3:年収=360万+60万の420万がA病院/訪問看護ステーションの想定年収と考えられます。
それではB病院/訪問看護ステーションの想定年収も同様に計算してみましょう。

◇:B病院/訪問看護ステーション
月給:27万円
月給内訳:基本給25万円+資格手当2万円
賞与:4.0ヵ月

1:月給27万×12か月=324万
2:賞与は基本給にかけるので
賞与=25万×賞与4.0ヵ月の100万
3:年収=324万+100万の424万がB病院/訪問看護ステーションの想定年収と考えられます。

つまりぱっと見はB病院/訪問看護ステーションの方がお給料が下がってしまうな!!と思ってしまっていましたが、実は想定年収で考えればB病院/訪問看護ステーションの方が年収ベースで考えると高かったという事になるので!!3万円の差でこれですが、差が小さければもっと年収の差が出るという事なのです。これこそまさに看護師/理学療法士様の給料/給与を上げる方法とも言えますよね☆彡

これが凄い極端な例かと言われれば実はそんなことありません。求人票や労働条件通知書に記載されている給料/給与は法人の規定によるので、今出した例以上に極端な”病院/訪問看護ステーション”の求人だって沢山あるのです。ですので月給が高い、賞与が高いという求人はしっかりと年収ベースの給与をチェックをしておく必要があります。

そしてさらに実は考えなければいけないことは、A病院/訪問看護ステーションには”見込み残業”がすでに組み込まれています。これは何を意味するかといえば、一定の残業が発生する事をすでに見込んでいるので、先に見込み残業代としてお給料を払ってくれているのです。

つまり残業があったとしても、なかったとしても残業代が一部貰えているというメリットもあれば、デメリットとしては、少なからず定時で終わる可能性は低く残業が発生する可能性が高い。という事も想定していなければいけません。

つまり求人票というのは看護師/理学療法士様のお給料を上げる方法を記載してくれいるのと同時に、働き方としても「残業が多いかも OR 少ないかも」という予測を立てる事も実はできるのです☆ここに記載した以上に”危険手当”なども含めて、複雑な求人票があるのも確かです。

今回は求人票や労働条件通知書を読み解いて、看護師/理学療法士様のお給料を上げる方法や、正しい意思決定が出来るための方法をお伝えしました、”病院/訪問看護ステーション”の求人票には今回例にあげた以上に沢山の情報が詰まっているのです☆彡

「求人票を読み解く自信がないな…」と思っても安心してください♪私たちがしっかりと求人票を読み解く事もできますし、複雑なものであれば実際に”病院/訪問看護ステーション”に連絡して想定年収を算出してもらう事もしています☆

特に面接後に内定を頂いた時には、しっかりと先方に想定年収を算出して頂き労働条件通知書を作成して頂き、看護師/理学療法士様にお渡しするので、現職と比べて給料/給与が上がっているのか?下がっているのか?を明確にすることが出来ますよ☆彡看護師/理学療法士様がお仕事探しで悩んだら、いつでもご相談ください☆彡

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