「上司と話がかみ合わない」
「この人の下ではもう限界かも…」
そんな思いを抱えながら、日々の業務にモヤモヤを感じていませんか?
実態を見ないまま指示を出したり、部下の声を聞かずにトップダウンで決定するような上司は、現場からの信頼を失い、「話が通じない」と感じさせてしまいます。
上司と合わないと感じたときの対処法は以下の通りです。
- 上司のタイプを客観的に見極める
- 事実ベースで冷静に伝える習慣を持つ
- 信頼できる同僚や中間管理職に相談する
- 社内の異動制度や相談窓口を活用する
- 職場そのものを見直す(転職を検討する)
本記事では、「なぜ看護師の上司と話が合わないのか?」という疑問に対して、嫌われやすい上司の特徴や、現場との視点のズレ、そして「我慢する以外にどんな選択肢があるのか」といった現実的な解決策までを徹底解説します。
今の職場で悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

人と人との繋がりと、最先端技術の融合を重要視し、超少子高齢化新時代に向け、医療/保育のIT/IoT化を推し進め医療商材のコンサルティングを中心に活躍中。

訪問看護求人JOBS 編集部
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なぜ看護部長と話が合わないのか?現場と管理職の視点のギャップを知る
看護部長と話がかみ合わない原因の多くは、現場と管理職で見ている景色が違うことにあります。
項目 | 現場職員(看護師) | 管理職(看護部長・主任など) |
---|---|---|
視点の範囲 | 目の前の患者・業務 | 組織全体・チーム全体の運営 |
関心の対象 | 個別ケアの質、患者との信頼関係 | 人材配置、収支バランス、制度対応 |
優先すること | 安全なケアの実施、業務の正確さ | 効率性、人員調整、部門間の連携 |
情報の中心 | 担当患者の状態や日々の現場変化 | 会議・データ・報告書・経営指標 |
評価基準 | 丁寧さ・共感・経験値 | 数値成果・方針遵守・マネジメント力 |
感じやすい壁 | 理解されない・意見が届かない | 現場との温度差・孤独感 |
看護部長や上司は現場では日々の対応に追われる一方で、管理職は組織全体を見据えて判断しています。
それぞれの視点を理解することで、すれ違いの背景が整理され、関係性の改善にもつながります。
ここではなぜ看護部長や上司と話が合わないのかについて詳しく解説します。
上司と合わない理由1│現場の看護師は「目の前の患者・業務」に集中している

現場の看護師と上司の間で意見が噛み合わない最大の理由は、互いが見ている「範囲」が根本的に異なる点にあります。
看護師は日々、担当患者や利用者のケアに全力を注ぎ、時間も労力もすべて「今目の前にいる人」へ向けられています。
このため、関心や判断基準が現場に集中しがちです。
この「現場目線」は、患者さんの状態や背景を深く把握するために不可欠で、決して悪いことではありません。
しかし同時に、「自分だけが知っている情報」が多くなり、上司との間に情報格差が生まれます。
その結果、自然と関心や判断の基準が現場の中だけに集中する傾向があります。
自分と他者が見ている世界は違う視点を持つことで、現場の声を上に届ける準備が整い、視野を広げるだけで上司とのすれ違いは改善に向かうはずです。
上司と合わない理由2│管理職は「組織・数字・人材配置」を見て動いている

管理職と現場職員の間にすれ違いが生じるのは、管理職が「組織・数字・人材配置」といった、現場とは異なる広範な視点から物事を見ているためです。
職位が上がるにつれて、上司の役割は現場での直接的な作業から離れ、部署や組織全体の運営へとシフトします。
現場の看護師が患者や目の前の業務に集中しているのに対し、管理職は会議や戦略、リスク対応に時間を費やしているのが現実です。
現場を離れることで、一緒に作業したり、同じ基準で考えたりできる人が少なくなるため、実は孤独を感じることも珍しくありません。
上司になった方の考え方や目線は大きく変わり、言ってしまえば「同じ基準で話が合う人がいない環境」にいるのです。
これが、現場と管理職の間に「見えている世界の差」が生じる具体的な理由です。
嫌われる上司の特徴とは?4つのタイプに分けてみる。
嫌われる上司の特徴として、以下の4タイプに分類できます。
タイプ | 特徴 | 対処のヒント |
---|---|---|
無頓着タイプ | 実態を把握しておらず、的外れな指示や反応が多い。 | 具体的な状況を簡潔に伝え、関心を引き出す話し方を意識する。 |
長いものに巻かれるタイプ | 現場の意見よりも方針優先で、対話が成立しにくい。 | 要望を伝える際は「上の方針を踏まえた提案」に仕立てる。 |
知識/信頼ないタイプ | 業務理解が浅く、現場の状況に自信を持って関与できない。 | あえて報告・相談・確認の頻度を高め、安心材料を渡す。 |
超体育会系タイプ | 部下は上司の言う事を聞くものだと思い込んでいる。 | 感情に巻き込まれず、簡潔・事実ベースでやり取りする。 |
現場の声に耳を傾けず、自分の枠内でしか物事を判断しない姿勢が、部下の不満やストレスにつながっています。
また、看護師の現場は人間関係の影響が大きく、「誰と働くか」でストレスの大半が決まることもあります。
もし、今の職場で何度も関係改善に努めても状況が変わらないなら、もっと自分らしく働ける場所を選ぶことも、一つの正しい判断です。
看護師の上司と合わないと感じた方の体験談
看護師として働く中で、「上司とどうしても合わない」と感じた経験を持つ人も多いです。
ここでは、Yahoo!知恵袋に寄せられた実際の体験談を紹介します。
- 師長に怒られた体験談
- 新人看護師の人間関係に悩んでいる体験談
- 有給を取ろうとしたら上司から嫌味を言われた体験談
現場のリアルな声を通して、上司との向き合い方や考え方のヒントを得るきっかけにしてみてください。
師長に怒られた体験談
看護師の方の師長に怒られた体験談を紹介します。
深夜明けで他の人と必要があって話したりする事があり、それを今まで何回か師長に大きな声で怒られました。
先日、遅刻をしてしまった際に朝礼後にみんなの前で「○○!!何か言うことないの!?」と言われ、あまり遅刻しないのに、よく遅刻をすると言われてしまいました。
とにかく私とその他の人の対応が違うのです。
最近は仕事の事を考えると泣いてしまいます。
引用元:Yahoo!知恵袋
一部の上司は特定のスタッフにだけ厳しい態度を取ることがあり、理不尽に感じるケースも少なくありません。
上記の体験談のように自分だけ対応が違うと感じる状況は、心理的な負担や、仕事に行くことを考えただけで涙が出るほど追い詰められる方も多いです。
もし周囲に相談できる人がいる場合は、家族や友人、同僚に話を聞いてもらうことをおすすめします。
我慢しすぎると心身ともに限界を迎えてしまう恐れがあるため、第三者の意見を聞いたり、異動や転職も選択肢に入れるなど、自分を守る行動を考えてみましょう。

話す人は医療関係者でなくても大丈夫です。
内容を理解してもらうとはせず、ただ話すだけでも気持ちが軽なりますよ。
新人看護師の人間関係に悩んでいる体験談
新人看護師の人間関係に悩んでいる体験談を紹介します。
小児への看護という仕事は楽しくやりがいを感じていますが、人間関係が合わずやめたくて仕方ありません。
どの社会にも人間関係の悩みはつきものと聞きますが、こんなのは日常茶飯事なのでしょうか。
私は甘えてしまっているのでしょうか。
引用元:Yahoo!知恵袋
新人看護師として小児看護にやりがいを感じながらも、人間関係のストレスで辞めたくなるほど悩むケースは珍しくありません。
看護の現場ではチームワークが重要なため、人間関係に問題があると精神的な負担が大きくなります。
人間関係に問題がある場合は、以下の対処法を試すことがおすすめです。
対処法 | 内容・目的 | ポイント・コツ |
---|---|---|
メモ・記録を残す | トラブルや指示を記録し、証拠や振り返り材料にする。 | 日時・内容・発言を簡潔に。 感情的な場面こそ記録を残すようにする。 |
味方を1人でも持つ | 孤立を避け、共感してくれる相手を確保する。 | 信頼できる先輩・同期・他部署の知人でもOK。 |
異動・転職も視野に入れる | 限界を感じたら、働く環境ごと見直す。 | 「逃げ」ではなく、「合う場所で働く」前向きな選択と捉える。 |
もし、職場の流動性が高い場合は、異動などで人の入れ替わりがあるまで我慢するのもひとつです。
人の移り替わりが激しい職場では、少し待つことで環境が改善されることも多いです。
しかし、今限界を迎えているなら、異動・転職を視野に入れて見ましょう。
環境を変えることで、精神状態が落ちつき前向きな気持ちで仕事と向き合うことができます。



同じ部屋にいるのに、部長さんに課長の方が「○○さん、また患者さんからクレームきてました。」と言われてるという話は良く聞きますね。



上司や同僚との人間関係に悩むことは多いですね。
「どうして私だけ」と悩むならまずは、職場で信頼できる方に相談することで、共感や解決策を得ることができます。
有給を取ろうとしたら上司から嫌味を言われた体験談
有給を取ろうとしたら上司から嫌味を言われた体験談を紹介します。
看護師ですが忙しすぎます。
仕事も全く休めません(有給とろうとしたら上司から嫌味を言われます)
私は看護師を辞めて一般企業に転職するために簿記の勉強してますが、仕事終わりは疲労困憊で、週に1日時間取れたら良い方です。
一人暮らしなので家事や買い物もしないといけませんし、美容院や友人との飲み会などもあります。
本当に時間がなさ過ぎます。
一度看護師になったらもう転職って無理ですか?
引用元:Yahoo!知恵袋
看護師として忙しさに追われ、有給も取りづらい状況は大きなストレスになります。
しかし、一度看護師になったからといって転職が不可能なわけではありません。
看護資格は、病院だけではなくクリニックや施設系でも活かすことのできる資格です。
看護師資格を活かせる主な転職先一覧は以下の通りです。
分野 | 転職先例 | 特徴・ポイント |
---|---|---|
医療機関系 | ・一般病院 ・クリニック ・健診センター | ・医療スキルをそのまま活かせる ・夜勤の有無や科の選択で調整可 |
訪問系・ 地域医療 | ・訪問看護ステーション ・訪問診療 ・地域包括支援センター | ・高齢化社会にニーズ増 ・生活に寄り添う看護が可能 |
産業保健・ 企業系 | ・企業の産業看護職 ・健康管理室 ・健保組合 | ・日勤、土日休み中心 ・生活リズム安定 |
医療関連企業 | ・製薬会社(MSL・CRC) ・医療機器メーカー | ・営業、治験、学術支援など知識 +コミュ力が活きる |
今の職場に不満などを抱えているなら、転職の可能性を広げて、情報収集から始める選択肢もあります。
転職を検討する際は、自分の希望を転職先で叶えられるかを考えながら、情報収集から始めてみましょう。
看護部長(上司)との関係を良好に保つコツ
看護部長(上司)との関係を良好に保つコツを紹介します。
- 自分から積極的に挨拶をする
- 業務に関する報連相を徹底する
- 時間を守って日々の業務をする
- 陰口や噂話には参加しない
看護部長との関係を良好に保つには、日常の小さなコミュニケーションを意識し、信頼関係を積み重ねることが大切です。
実際に厚生労働省の「看護職員就業状況等実態調査結果」では、現在の施設で看護職員として働き続けたいと回答した者の理由がまとめられています。
- 51.9%:通勤が便利だから
- 39.2%:人間関係がよいから
- 26.2%:勤務時間が希望にあっているから
- 21.2%:休暇がとりやすいから
看護部長(上司)との関係を良好に保つには、相手を尊重しつつ日頃から積極的にコミュニケーションを取ることを意識しましょう。
自分から積極的に挨拶をする
上司への挨拶は、自分から積極的におこないましょう。
挨拶は信頼関係をつくる第一歩でもあり、コミュニケーションのきっかけになるからです。
また、挨拶の後に一言付け加えると、コミュニケーションの幅を広げることもできます。
たとえば、挨拶の返答で上司の声のトーンが低いと感じた場合は「少し疲れ気味ですか?」と気に掛けるだけでも、疲れている理由を話してくれる場合もあります。
看護師は患者だけでなく、周りの人に対しても日常的に気に掛ける意識を持つことが信頼関係につながります。
看護部長(上司)との関係を良好に保つには、自分から積極的に挨拶をし、挨拶からコミュニケーションの幅を広げましょう。
業務に関する報連相を徹底する
看護部長と良好な関係を保つには、報告・連絡・相談(報連相)を徹底しましょう。
上司は、現場の状況を迅速に把握する役割があり、看護師やスタッフからの情報が不足すると的確な判断ができなくなるからです。
患者の容態変化やチーム内のトラブルを早めに伝えることで、看護部長は全体の調整をスムーズに行えます。
報連相のポイント | 具体例 |
---|---|
報告 | 患者の状態変化を報告 |
連絡 | 業務の進行状況を共有 |
相談 | 不安や課題を相談 |
上記のように、こまめに情報を伝えることで、看護部長にとって頼りになるスタッフという印象を与えられます。
時間を守って日々の業務をする
看護部長との信頼関係を築くには、時間を守って日々の業務をすることが大切です。
特に看護現場では、シフト制でチームが連携する職場のため、時間管理は大きな影響を与えます。
遅刻や勤務中の無駄な時間が増えると、周囲のへ負担や看護部長の管理負担になるため、日々注意の意識を持つことが重要です。
- 前日のうちに翌日の準備をする
- 遅れそうな場合は早めに連絡する
- 無駄のない行動を心がける
時間を守ることは、職場のチームワーク維持にも関係するため、工夫をしながら業務に取り組みましょう。
陰口や噂話には参加しない
看護部長との関係を良好に保つためには、陰口や噂話に参加しない姿勢が大切です。
看護現場は閉鎖的になりやすいため、ちょっとしたうわさ話が大きなトラブルに発展することも珍しくありません。
陰口を避けることで、職場の雰囲気を守ることやトラブル回避につながります。
- 自分の評価を下げない
- 職場の雰囲気を守る
- トラブルに巻き込まれない
陰口は職場の雰囲気を悪化させ、上司にも不信感を与えます。
自分の印象を守るためにも、あえて距離を置く勇気を持ちましょう。
「上司がわかってくれない」ときに、現場からできること
「上司がわかってくれない」と感じたときは、感情に流されず、現場から冷静に行動することが重要です。
看護現場は、多忙で意思疎通が不足する場面もあります。
しかし、伝え方を工夫するだけで状況が改善する可能性があります。
以下では、「上司がわかってくれない」ときに、現場からできることについて解説します。
- 感情的な不満ではなく事実や状況を整理して伝える
- 現場の声は一人でなく集約して伝える
- 現場の困りごとは提案型で伝える
感情的な不満ではなく事実や状況を整理して伝える
上司に現場の問題を伝えるときは、感情的な不満ではなく事実や状況を整理して伝えることが大切です。
感情的な言い方だと「単なる愚痴」と受け取られ、改善につながりにくい場合があります。
具体的には、業務量の偏りや物品不足など、客観的事実を時系列で整理してから説明しましょう。
- いつ・どこで・何が起きたのか
- 具体的な数字や頻度を添える
- 感情的表現を避ける
上司に問題を伝えるときは、事実や状況を伝えた後に、提案ベースで改善策を伝えることも重要です。
上司は提案された内容を「取り入れる・取り入れない」または上司が別の案を考えてくれる場合もあるため、伝え方を工夫してみましょう。
現場の声は一人でなく集約して伝える
現場の意見を伝えるときは、一人ではなく複数人の声として集約して伝えましょう。
チーム全体の問題として伝えれば影響力が増し、上司からも真剣に受け止めてもらいやすくなるからです。
日本看護科学会誌では「臨床看護師が経験する良いチームワークの構成要素」として、メンバー間で意識的にコミュニケーションをとるといった内容が挙げられています。
メンバー間で意識的にコミュニケーションを行っていれば、改善スピードの向上にもつながります。
看護現場では、上司も忙しく視野が狭くなりやすい立場のため、事実をベースに現場の課題をチーム全体で共有しましょう。
現場の困りごとは提案型で伝える
現場の困りごとを上司に伝える際は、提案型で伝えましょう。
提案型で伝えることで上司も行動に移しやすく、前向きなコミュニケーションになります。
- 具体的な改善案を1~2つ出す
- 実現可能かを考える
- デメリットも一緒に伝える
提案型で話すことは、現場と上司の両者にメリットがあります。
上司は現場の全てを把握できるわけではないため、問題点からどのような改善をできるかを1~2つの案を考えて、伝える意識を持ちましょう。
看護師から訪問看護師へ転職した方のインタビュー
実際に20代・未経験で病棟看護から訪問看護の世界に飛び込んだ芹澤様(LE.O.VE株式会社)にお話を伺いました。


インタビュイー紹介
芹澤様
都内大学病院で内科病棟勤務を経験後、20代でLE.O.VE株式会社に転職。現在は自由が丘ステーションにて訪問看護師として活躍中。
ここでは実際のインタビューをピックアップしてご紹介いたします。
\インタビューを詳しく見たい方はこちら/
Q1:訪問看護に興味を持ったきっかけは何ですか?
大学病院の内科で働いていたのですが、日々忙しくて、患者さんとしっかり向き合う時間がなかなか取れなかったんです。
「私はちゃんと看護できてるのかな…」と疑問を持つようになって。
もっと一人ひとりと向き合える看護がしたい、そう考えたときに浮かんだのが訪問看護でした。
でも正直、自分が若いし、経験も浅いし、「まだ無理かな」と思っていました。
そんな時、InstagramでLE.O.VE株式会社の存在を知って、若い人がたくさん活躍しているのを見て、ここならやってみたい!って思ったんです。
Q2:訪問看護が未経験で不安はありませんでしたか?
もちろん不安はありました。でもLE.O.VEでは研修が本当にしっかりしていて、まずはビジネスマナーから学びます。
最初は「なんで?」と思いましたが、地域で働く以上、ご利用者様やご家族、ケアマネジャーとの関係づくりにすごく役立つんです。
手技についても、先輩と同行しながら丁寧に教えてもらえるので安心でした。
「一人で全部やる」のではなく、チーム全体で支えてくれる雰囲気があるので、思っていたよりずっと心強かったです。
Q3:病棟と訪問看護で、特に違いを感じる点はどこですか?
「常に患者さんのそばにいられるかどうか」が大きな違いです。
病棟ではすぐ近くにいますが、訪問看護は週1〜2回、1時間の訪問が中心。
だからこそ、“自分がいないときのことを考えて訪問する”視点がすごく大切です。
たとえば、ポンプのアラームが鳴った時の対処法や、胃ろうが詰まった時の対応など、家族やご本人が困らないよう、先回りして伝えておくようにしています。
Q4:20代・経験が浅い看護師さんに、メッセージをお願いします
経験がないことを理由に、やりたい看護を諦めないでほしいです。
私自身、大学の実習くらいしか在宅を知らず、ほぼ未経験で飛び込みましたが、今では小児・高齢者・精神疾患の方など幅広い利用者様と関わり、「本当に看護師になれた」と実感しています。
「一緒に経験していく」という文化があるから、経験が浅くても安心して働けると思います。
看護師の上司と合わないに関するよくある質問
以下では、看護師の上司と合わないに関するよくある質問をまとめました。
看護師として働く中で「上司と合わない」と感じることは珍しくなく、多くの看護師が同じ悩みを抱えています。
悩みを抱えている看護師の方は、以下の質問の回答を参考にしてみてください。
- 看護師でやめた方がいい職場はどこですか?
- 看護師のダメな特徴はなんですか?
- 看護師の嫌われる特徴はありますか?
- 看護師で一番しんどい時期はいつですか?
- 訪問看護師は看護師と比べて楽ですか?
まとめ
看護師として働く中で、上司と合わないと感じる悩みは決して珍しいことではありません。
看護現場はチームでの連携が必須な一方、人間関係の密度が高いためトラブルも起きやすく、師長や看護部長との価値観の違いやパワハラに悩むケースも多いです。
しかし、感情的に不満をぶつけるだけでは状況は改善しません。
上司からの信頼や関係を築くためには「自分から挨拶、報連相を徹底、陰口を避ける」などの行動を心がけましょう。
現場で困りごとがある場合は、一人で抱え込まずチームの声として整理し、提案型で伝える姿勢が重要です。
もし、精神的・身体的に負担が大きい職場の場合は、転職や異動を検討することも選択肢の一つです。
看護師には多様な働き方があるため、視野を広げて情報収集し、自分に合った環境を見つけましょう。
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