若いからこそ訪問看護へ~LE.O.VE株式会社/芹澤様インタビュー~

~LE.O.VE株式会社に20代で訪問看護師として入職した芹澤様インタビュー~

訪問看護の採用で言えば看護学生や、経験が少ないから、訪問看護が未経験だからという理由から、20代の看護師の採用に積極的ではない事業所様も少なくありません。同様に20代の経験や、訪問看護が未経験だからという理由で、一人で訪問する訪問看護はできないと思っている看護師様も少なくありません。

そんな既成概念を大きく壊す「20代の看護師でも訪問看護が出来るステーション」がある事をご存じでしたか?なんとLE.O.VE株式会社様は看護学生はもちろん、20代の看護師も、訪問看護が未経験の看護師も、積極的に採用している訪問看護師の夢をかなえるステーションになるのです!!

LE.O.VE株式会社(リオーブ株式会社)と言えば都内23区を中心に訪問看護事業所31拠点、居宅介護支援事業所、訪問美容、福祉用具を含め計39拠点を運営している法人になります。

今回はなんとLE.O.VE株式会社に20代で入職した芹澤様が「訪問看護がやりたくても、経験がないからと悩んでいる20代の看護師の為になるなら!!」と、快くインタビューに答えてくださいました。LE.O.VE株式会社及び、芹澤様本当にありがとうございます。それでは経験が少ないかなとお悩みの看護師様でも、訪問看護師になれる方法をたっぷりお伝えしていきましょう!!

◆まずは本当にお忙しい中インタビューに答えていただきありがとうございます!!自由が丘のステーションは凄く大きくて、人数も多くてビックリしました!!みなさんお若い方が多いですね!!芹澤様も20代で訪問看護を選ばれていますが、訪問看護を選んだきっかけなどはありますか??

元々私は大学病院の内科病棟で働いていました。大学病院なので看護師として成長できる学びも沢山あったのですが、患者に寄り添う看護が出来ているのかな?って自分自身で思う事が増えるようになってきました。忙しさもあったので患者と向き合える時間がもっと欲しいなって思った事が訪問看護を選んだきっかけです。

訪問看護に関しても興味はあったのですが、「自分はまだ若いからできない、自分の経験ではできない。」と考えてしまっていました。でもずっと気になっていて、何となくインスタグラムとかを見ていたら、どんどん訪問看護がやりたい気持ちが強くなって、LE.O.VE株式会社の面接を受けました。インスタなどでも感じていたのですが、本当に若い人が沢山働いていて本当にビックリしました。凄く皆さんがキラキラしていたのですぐに「訪問看護は未経験だけど、LE.O.VE株式会社で働きたい!!」って気持ちになりました。

「親を呼びたい街づくりをしている会社」というのが凄く自分に刺さりました。自分の祖父が訪問看護を利用していて、大学病院の時の患者も皆さん「家に帰りたい」っておっしゃっていたのが、まさにLE.O.VE株式会社の目指すところなんだ!!と思ったら、もう訪問看護やりたい!!って気持ちになりました。

◆自分の親を呼びたいと思える街は、交通インフラや医療に関しても安心できなければ呼びたいと思わないですよね。でも大学病院の経験があると言えども、未経験の業界に一人で訪問する事に不安はありませんでしたか?

不安は確かにありましたが、LE.O.VE株式会社は研修が充実しているので、すぐにその不安はなくなりました。一人で訪問するのでビジネスマナーから研修するのはビックリしました。理念や社会人としてのあるべき姿を教えてもらえたので、本当に成長できていると感じます。

もちろん看護師として、点滴やカテーテルなどの手技も先輩と一緒に訪問するので実務に関しての心配もすぐに払しょくできましたし、訪問看護って「チーム力が大切」と感じることができました。

◆看護技術に関する研修は必要だと思うのですが、ビジネスマナーも訪問看護では必要なんですね。このビジネスマナーの必要性を教えて頂けますか?

病院で勤務していた時は、もちろん看護技術に関する研修をしていましたが、ビジネスマナー研修は未経験でした。特にビジネスマナーを気にすることなく、患者様やご家族に対しても看護師としてのコミュニケーションをなんとなくとっていました。

病院で働いていた時もコミュニケーションで失敗したと思う事はなかったので、最初はビジネスマナー研修では「なんでこんな研修するんだろう?」と思っていました。

でも地域のケアマネージャーや活用者様/ご家族様と話をするときに、ビジネスマナーが出来ていないと、信頼関係を築くことができないと理解しました。人に信頼してもらう時には、伝え方も大切ですし、根本にあるビジネスマナーが出来ない限りは信用して頂けないと気が付きました。

信頼関係を築くというのは「看護をする」ことだけではなく、自分自身の立ち振る舞いも大切な要素になるので、訪問看護ではビジネスマナーはとても重要な要素だと考えています。

◆確かにどんなに看護技術があっても、その人の”人となり”は相手を信頼するという点では重要な要素になりますね。実際に病院と訪問看護を両方経験されていますが、特に感じる違いなどはありますか?

一番の違いは接点の時間になると思います。病院は勤務中ですぐそばにいる環境になります。しかし訪問看護は、週1回とか2回とかの1時間の訪問になります。ですので常に看護師がそばにいる環境ではないので、「自分自身が訪問しないときの事」を常に考えながら、いつも訪問するようにしています。

「訪問しないとき」を考えての訪問で大切にしているのは、「もしも何かが起きたときに、活用者様/ご家族様がどう対応すればいいのか?」は意識して伝えるようにしています。

看護師の経験として手技が大きく変わる事はないと感じていますが、この一人一人に合わせた看護というのが、訪問看護の面白さであり、難しさであり、病院と大きく異なる部分だと思います。

例えば病院であれば、皆さん同じベットで同じ部屋、同じ環境にいらっしゃいます。訪問看護はご家庭によって、ベットの大きさも違えば、玄関からベットまでの導線も異なります。病院であれば防水シーツが張ってあることもありますが、在宅であれば防水シーツが用意できないケースもあります。例えば防水シーツが用意できないのであれば、身近にあるもので代替する事は出来ないかな?と想像力を働かせたり、先輩に相談したりして解決します。

ご家庭によってすべてが異なるので、何か代用できるものはないのか?と想像する事は訪問看護師として大切な仕事だと感じます。一人で思い浮かばないときも多々あるので、みんなに相談しながらサポートしてもらっています。この辺は確かに病院では経験できない事にはなると思います。

◆想像力!?これは面白い話ですね!!確かにご家庭によって環境が変わるので、それに合わせて提案してもらえるのは本当にありがたい話ですね。例えば芹澤様がいないときに「何かが起きてしまった」時はどのようなアドバイスをしたりするのですか?

例えば点滴をしている利用者様でポンプのアラームが鳴った時は、どこに何が起きてしまってアラームが鳴っているのか?などの操作方法を指示しています。

胃ろうの管を使用されている方は「もしかしたら詰まっているかもしれないので、お湯を流してみてください。」などを伝えて、自分自身がいないときでも最低限の対応ができるようにしていますよ。痛みがあるときは「〇〇の薬を飲んでください。」なども同様です。

オンコールの出動頻度にも関わるかもしれませんが、昼間の時間にしっかりとコミュニケーションを取っておくことが本当に大切だと感じます。

◆確かに昼間の訪問時のコミュニケーションは、看護師様がいないときの安心にもつながりますよね。芹澤様が訪問している中で、どのような患者様が多いのですか?

様々な年代の方がいらっしゃいます。小児もいれば、高齢者もいます。糖尿病や心不全などの疾患も方もいますし、精神疾患の方もいるので、様々な利用者様がいます。なので本当に一人一人に対して異なる看護を提供して、様々な経験を積ませてもらっています

服薬指導もやりますし、体重を管理してもらって報告してもらったり。訪問のたびにその記録をしっかりと。例えば高齢者で転倒があり、骨折などがあればリハスタッフと一緒に訪問したりもするので、ここは多種多様になりますね。

呼吸器の利用者様で言えば筋肉が固くなってしまうと、呼吸がしにくくなってしまうのでマッサージをしてあげたりもします。呼吸器の利用者様はちょっとした風邪でも、重症化するリスクがあるので、すこしでも不安があれば先生と一緒に対応します。

病棟と異なり診療科がないので、幅広い知識が必要になってきます。訪問に関しても複数の看護師で対応する事が多いので、看護師同士の共有が大切になりますしチームワークを感じるところになります。LE.O.VE株式会社は凄い密にこのコミュニケーションをとっているので、一人じゃないんだ!!と安心する事が出来ます。

日々色々な症例に関して勉強が出来ますし、いろいろな人に関わりながら勉強できているので、看護師としての経験が少なかったという不安は今はなくなってきていて、幅広く看護できるという自信も出てきたと思っています。訪問看護が未経験でも、研修や先輩たちのサポートのおかげでこんなに変わる事が出来ました。

大学の実習の時しか経験がなかったのでほぼ未経験だったのですが、今では精神疾患の患者様もみています。精神疾患の患者様は介助量が多いわけではないのですが、コミュニケーションが必要とされます。精神疾患といっても様々になりますが、例えば浪費癖があるのであれば、ケアマネージャーさんと連携を取ったり、地域の方たちと連携を取ったりして、お金を使わない環境を作ってあげたりも対応します。地域連携というのをまさに体現しているので、地域のお店とも仲良くなれたりもしますよ。

経験がないと思うよりも、むしろ色んなことが経験できて成長できるのが訪問看護の魅力だと思います。

◆確かに病院勤務であれば、ある一定の診療科での勤務になるのでローテーションがない限りは他の診療科の経験はできませんね。訪問看護の魅力や面白さはまさにこの辺にあるのですか?

まさにそうだと思います。20代とか40代とか年齢も関係ないと思います。訪問看護が未経験でも、病棟経験が浅くても、LE.O.VE株式会社なら先輩たちにサポートしてもらいながら、今までできなかった経験や成長があるのは看護師としての喜びになります。

そして活用者様に向き合えること、その個性に向き合えること、これが一番の面白みだと思います。病棟ももちろん面白いですが、関りとしては最低限のかかわりになってしまったり、ふと「看護師になったのに、理想の看護ができていないな。」と思う事もありました。

採血をする、血圧を測る、これも大切な業務ですが、もっと患者に向き合いたいという欲求を満たしてくれるのが訪問看護だと思います。その人と話、信頼関係を構築し、目一杯関わることが出来て、「あ、私は看護師になれたな!!」って思う事が多いのですよ。

ご家族を含めて、近所の方も含めてお話しする事が出来るので、その方の環境を支援できるのは訪問看護の面白い所だと思います。

◆経験がなくても、20代であっても訪問看護師になれるというのは勇気を与える言葉だと思います。LE.O.VE株式会社の魅力もまさにここにあるのですか?

年齢も経験も気にすることなく、成長できる環境があるのはLE.O.VE株式会社の魅力だと思います。会社の中に委員会的なものがって、「認知症会」や「転倒予防部会」や「フットケア部会」もあって、LE.O.VE株式会社のノウハウが詰まっていると思います。

目が悪く、腰も悪い利用者様が、爪切りが出来ないときがあったのですが、ケアマネさんが「それならLE.O.VE株式会社さんがお勧めですよ!!」って言ってくれた時は本当に嬉しかったですよ。部会で沢山勉強ができるので、これから入る20代の看護師も、訪問看護が未経験の看護師も、安心できると思います。

LE.O.VE株式会社は本当に仲が良くて、相談できる環境、他愛のない事を話せる環境があるのです。だから護師としての経験が浅いから…未経験だから…という心配はLE.O.VE株式会社では不要だと思います。

私自身も初めての訪問で困った時はありますが、みんなが知識を持ち寄って、サポートしてくれて、そんな環境なので、看護師としての経験の浅さや、20代とかって年齢は何も気にしなくて大丈夫ですよ。

訪問看護でも病院と同じく医療処置を経験する事が出来ると思いますし、考える力、アセスメントする力は訪問看護の方が圧倒的につくと思います。この看護師としての成長を喜びとするなら、すぐにでも訪問看護をやったほうが良いと思います。

昔は夜勤もきついな…と思う時もありましたが、LE.O.VE株式会社は圧倒的にオンコールも少ないので、働く環境としても私は日本で一番良い環境だと思っています。

ですので訪問看護業界をもっと盛り上げたいと思っています。訪問看護は経験したベテランが行くところ。未経験では難しい。この考えを変えたいと思っています。私も経験も浅く、20代での訪問看護の転職でした。だからみんなできると思います。

「若いからこそ訪問看護やりましょう!!」みたいなイメージになれば嬉しいですね。

訪問看護って全部一人でやるのかな?という心配もあると思いますが、みんなで相談して、みんなで協力して。だから心細いとか、不安に思った事はありませんよ。

訪問看護こそ、看護師として看護が出来る絶好の場だと思います。楽しく成長しながら働くことが出来るのがLE.O.VE株式会社だと思っているので、経験が浅くても、20代の看護師でも、興味を持ってくれたり、一緒に働いてくれればうれしいですね。経験がなくても一緒に経験を積んでいけば全く問題ありませんよ。

◆確かに経験の有無というのは訪問看護をするにあたり、転職活動をしている看護師様が一番心配されるところだと思いますが、芹澤様のお話を聞いて、「一緒に成長する。」「一緒に経験をする」というその考えで大丈夫なんだと思えば、本当に安心して訪問看護業界に飛び込むことが出来ますね。芹澤様本日はお忙しい所ありがとうございました!!

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