2025年の人材不足課題はどうなる?

2025年に訪問看護師は7:1。病院から大移動はあるのか?

2025年の問題は何度も触れていますが、また新しい発表によると14万人足りないのでは?なんて試算も出ているようですね。
前回は5万人だったり、人によっては7万人だったり……
つまりどういうことかというと、実際に何人必要になるかわからないけど、めちゃくちゃ必要だってことなんですよね(笑)

こんな結論で申し訳ないです……

さて、どんなに少なく見積もって数万人は必要だといわれる訪問看護師。どうやって増やすのでしょうか?
基本的には新卒看護師は年々増えているものの、やはり急性期病院のニーズが高いため毎年5万人ほど就業しますが訪問看護に恩恵があるかといわれると、そんなことはありません。
となると、既存の看護師となりますよね??ここからは私の推測も含めてお話しします。

結構振り切れた考えかもしれないので……病院を一応年間で300か所程回ってお話聞いた上での総括になるということは前提としてお伝えしておきますね。

さて、まず今回の診療報酬改定で大きく変わったことは7:1病床の厳格化。在院日数や省令なども含めて厳しくなってきましたよね?
そしてDPCのような考え方がでてきており、地域包括ケア病棟まで診療報酬高く出てきているとなると、今後7:1は減ってくると考えるほうが筋はいいですよね?
今現状では7:1で働いている看護師は65万人前後と推計されているのですが、今後7:1が厳格化されることによって、2025年には7:1で推計上15万人程度の看護師が不要となるようです。

そんなにうまくいくのかという考えもありますが……
つまり、この7:1でリストラもあり得る状況が生まれてしまい、そこから訪問看護師が生まれるというのが見立てといったところでしょう。

訪問看護の今後を考えるときには、病院の経営を考える必要があるということなんです。
急性期、7:1がエースだった時代が徐々に変わってきているのですね。

そう思うと、回復期は未だ診療報酬が優遇されていると思いますが、今までの傾向を考えると、どこかではしごを外す可能性がありますよね。
その時まさに、訪問看護にも人が流れる可能性があるということなのでしょう。

でもこのような動きで訪問看護が結果的に増えるのではなく、訪問看護の魅力を知っていただきながら増えることのほうが望ましいですよね。

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