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【記入例あり】これで面接合格!!履歴書にある”本人希望欄”の書き方を徹底解説

【記入例あり】これで面接合格!!履歴書にある”本人希望欄”の書き方を徹底解説

これで面接合格!!履歴書にある”本人希望欄”の書き方を徹底解説

目次

◇:本人希望欄なので希望条件を書きまくれば良いですか?

看護師の履歴書本人希望欄の書き方ポイントとは?

看護師や理学療法士が求人を探し、面接に臨む際に必要な履歴書。基本的な書き方は名前や住所、職務経歴を記載するだけでなく、書き手の意思や条件を示す「本人希望欄」にも注意が必要です。しかし、多くの人がこの欄に何を書けば良いのか悩んでしまいます。そこで、具体的な書き方について解説していきます。
参考:内定率UP!!履歴書にある”本人希望欄”の書き方

本人希望欄に多く書きすぎてはいけない理由

「本人希望欄」は、自分の希望を伝えるための欄ですが、ここに過度な希望を記載してしまうと、面接官にマイナスの印象を与えてしまうことがあります。
例えば、次のような内容は避けるべきです。

  • オンコールや夜勤を避けたい
    例えば、「夜勤はやりたくない」「オンコールはできるだけ少なく」といった要望を書いてしまうと、働く意欲や柔軟性がないと判断されてしまう可能性があります。
  • 年収の高額要求
    「年収はできるだけ高く設定してほしい」といった希望を記載するのも避けるべきです。特に、給与に関しては面接時に交渉が一般的ですので、履歴書には書かない方が賢明です。

過度な希望を書きすぎると、面接に進む前に不採用になる可能性もあるため注意が必要です。

本人希望欄に書いてはいけない内容とは?

本人希望欄には避けた方が良い内容がいくつかあります。以下のポイントに注意しましょう。

  • 具体的すぎる希望条件
    例として、「夜勤は絶対にしたくない」「休暇は〇〇日以上欲しい」など、細かい条件を設定しすぎると、雇用側に「妥協ができない候補者」と判断されかねません。
  • 給与に関する過度な要求
    面接前に給与交渉を履歴書上でしてしまうと、働く前から金銭面ばかりを重視していると見られることがあります。採用後に話し合うべきことを先に書くのは避けましょう。

このように、本人希望欄には個人的な都合や過度な要求を書かないように気を付けましょう。

面接で重視されるのは人柄と履歴書

看護師や理学療法士の面接では、履歴書も重要ですが、実際に会っての印象やコミュニケーション力も重視されます。人柄や看護感などが面接で評価される一方で、履歴書の内容も合否を左右します。特に「本人希望欄」の書き方一つで、面接が不合格になるケースもあるため、慎重に書くことが求められます。

本人希望欄に適切な内容を記載することで、面接官に好印象を与えることができます。しかし、過度な期待を抱くのではなく、最低限の希望を伝える場と認識し、謙虚さを持って書きましょう。例えば、「柔軟な働き方を希望しますが、詳細はご相談させていただければ幸いです」といった書き方をすると良いでしょう。

履歴書の「本人希望欄」は、適切に書くことで不合格を避ける一助となります。本講座では、具体的な記載方法や注意点をお伝えし、書類選考での不合格を防ぐ方法を徹底解説します。それでは、講義をスタートしましょう!

このように、本人希望欄の書き方一つで採用の可能性が左右されるため、慎重に記載することが大切です。

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◇:履歴書の”本人希望欄”のポイントは3つ

「本人希望欄」と聞くと、自分の希望をどんどん書いても良いのかと勘違いしがちですが、実は希望を書きすぎると不合格になる可能性もあります。とはいえ、転職活動において抑えるべきポイントを理解していれば、それほど難しいことではありません。ポイントはたった3つだけですので、安心して進めてください。

履歴書の「本人希望欄」の3つのポイント

  1. 絶対に外せない条件がある場合のみ、簡潔に書く
    自分の希望や条件をすべて書く必要はありません。どうしても譲れない条件がある場合のみ、簡潔かつ丁寧に記載しましょう。例えば「訪問看護を希望しています」や「〇〇のシフトを希望します」といった表現に留め、余計な情報を書かないことが大切です。
  2. 「〇〇NG」や「〇〇不可」のようなネガティブ表現を避ける
    できないことや避けたい業務については、履歴書では書かないようにしましょう。ネガティブな内容は面接で説明する方が良いです。履歴書にはあくまで前向きな内容を記載し、面接で詳細を伝えるスタンスが好印象です。
  3. 年収や給与の希望は記載しない
    年収や給与に関する希望は、履歴書には書かない方が無難です。給与に関しては、面接の際に直接話し合うことが一般的です。履歴書では触れず、職務経歴やスキルに重点を置きましょう。

簡単にできる履歴書の書き方

「意外と簡単そうですね!」と看護師や理学療法士の方々も感じているのではないでしょうか?これらのポイントに従って書けば、履歴書が原因で不合格になる可能性を大幅に減らせます。それでは、次に各ポイントをより詳しく解説していきます。

1:絶対に外せない条件がある場合のみ”簡潔に”書きましょう

看護師や理学療法士が転職を考える際、求める条件がいくつかあると思います。例えば、訪問看護で働きたい、急性期病棟での勤務を希望する、診療科や雇用形態、勤務地や勤務時間など、さまざまな条件があります。

最近では、訪問看護ステーションや病院のホームページに詳細な採用情報が掲載されていることが多いため、転職希望者もそれを見てある程度の採用条件を理解し、面接に臨んでいます。例えホームページがなくても、訪問看護求人サイトを活用して条件を確認することが可能です。

事前に条件を確認することの重要性

面接官は「最低限の採用情報を確認している」ことを前提に面接を行います。つまり、採用条件に合意した上で面接を受けていると認識しています。そのため、「本人希望欄」に過度な希望を記載してしまうと、面接官は「当社の条件と合わないのに、どうして応募してきたのだろう?」と疑念を抱いてしまいます。

病院や訪問看護ステーションの面接官は、本人希望欄に過剰な条件が記載されていると、「うちでは一緒に働くのは難しい」と感じ、結果的に履歴書でマイナス評価を受けてしまうことになります。ここでの失敗を避けるためには、次の2点を押さえておくことが大切です。

本人希望欄記入時の最初のポイント

  1. 最低限の条件を理解している場合は、特に記載しない
    • 採用条件を理解しているなら、「貴園の規定に従います」と簡潔に記載するだけで十分です。これにより、過度な要求を避け、良好な印象を与えることができます。
  2. どうしても外せない条件がある場合のみ記載する
    • 最低限の条件を理解しているにもかかわらず、譲れない条件がある場合は、その内容を簡潔に記載します。

絶対に外せない条件の具体例

1. オンコールや夜勤ができない理由がある場合
例えば、育児や介護などの家庭事情により、夜間の勤務やオンコールがどうしても難しい場合があります。これがどうしても譲れない場合は、履歴書に簡潔に記載しましょう。
例:
「育児のため、夜勤およびオンコールはできませんが、日勤のみであれば対応可能です。」
このように理由を明確にし、簡潔に伝えることで、面接官も事情を理解しやすくなります。

2. 特定の診療科での勤務希望
キャリアアップや専門性を高めたい場合、特定の診療科にこだわることがあるでしょう。例えば、認定看護師の資格取得を目指して特定の診療科での経験が必要な場合は、その理由を伝えます。
例:
「認定看護師の資格取得を目指しているため、消化器内科での勤務を希望します。」
このように、具体的な目標や理由を明記することで、希望がしっかりと伝わり、説得力が増します。

3. 通院や特定の曜日に休みが必要な場合
例えば、持病などで定期的に通院が必要な場合や、宗教上の理由で特定の日に休みを取らなければならない場合も外せない条件です。
例:
「毎月〇日に通院のため、〇曜日は休みが必要です。それ以外の曜日はフルタイムで勤務可能です。」
このように、具体的な日にちや状況を説明し、他の曜日や時間帯で柔軟に対応できることを伝えましょう。

絶対に書いてはいけないNG例

1. 年収や給与に関する希望を書くのはNG
「年収〇〇万円以上希望」や「できるだけ高い給与を希望」といった記載は、本人希望欄には絶対に書かないようにしましょう。なぜなら、給与や年収に関しては、採用後に交渉するのが一般的であり、履歴書に記載すると「お金にこだわりすぎている」と思われてしまいます。
NG例:
「年収〇〇万円以上を希望します。」
「前職の年収が〇〇万円だったため、それ以上を希望します。」
これでは、採用側に「この人はお金ばかりにこだわっているのでは?」という印象を与え、不合格になる可能性が高まります。

2. ネガティブな表現を使って「〇〇NG」「〇〇不可」と書くのはNG
例えば、夜勤やオンコールを避けたい場合でも、直接的に「夜勤NG」「オンコール不可」といった表現は避けましょう。ネガティブな表現は、面接官にマイナスの印象を与えることが多いです。代わりに、柔らかい表現を使って伝えましょう。
NG例:
「夜勤は絶対にやりたくありません。」
「オンコールは不可能です。」
このような書き方は、「柔軟性に欠ける」「意欲が低い」と見なされる可能性があります。

3. 勤務時間や勤務場所に対して過度な要求を書くのはNG
例えば「週に〇日以上は休みが必要」「自宅から〇分以内の勤務地しか無理」といった条件を本人希望欄に書くと、面接官に「この条件では対応が難しい」と感じられることがあります。過度な要求は、柔軟性に欠けていると思われるリスクがあるため注意が必要です。
NG例:
「自宅から30分以内の勤務地を希望します。」
「週4日しか働けません。」
こうした記載は、他の応募者と比較された際に不利になる可能性があります。

本人希望欄に記載すべき内容のバランス

本人希望欄に書く条件は、できるだけ少なく、かつ具体的に。
基本的には「入職可能時期」だけを書いておくのがベストです。例えば、「〇年〇月1日から勤務可能です」と記載するだけで十分です。どうしても譲れない条件がある場合も、簡潔かつ丁寧に伝えることを意識しましょう。
入職可能時期の例:
「〇年〇月〇日より勤務可能です。」

これらを踏まえ、本人希望欄はシンプルにまとめることで、面接官に好印象を与えることができます。

条件は少なく、簡潔に書くことで良い印象を与える

面接では、話が進む中でお互いの理解が深まり、柔軟な考え方に発展することがよくあります。そのため、履歴書の本人希望欄に過剰な条件を書いてしまうと、面接官のモチベーションが下がり、「この条件を叶えるのは難しい」と感じさせてしまう可能性があります。記載する条件は最低限にし、できるだけシンプルにまとめることが、好印象を与えるポイントです。

本人希望欄に記載する内容は、原則として「入職可能時期」だけで十分です。例えば、「〇年〇月1日から勤務可能」と記載すれば十分です。どうしても記載する希望があれば、2つまでに留めましょう。もし3つ以上の希望がある場合は、求人情報と自分の希望にミスマッチがある可能性が高いので、改めて求人を見直す必要があります。

本人希望欄に最も多く記載される内容は「入職可能時期」です。これを記載したうえで、もう1つ何か書くか書かないかを決めるのが理想的な形です。

2:〇〇NGや〇〇不可のような、できない事(ネガティブな表現)は避ける

「子供の保育園の時間があるので、“オンコール不可”や“夜勤不可”と記載すればいいですね!」と思うかもしれませんが、これは半分正解で半分不正解です。

正解の部分は、オンコールや夜勤ができないという事実をきちんと伝える必要がある点です。これは入職の条件となるため、面接官にも理解してもらわなければなりません。しかし、誤解しやすいのは、その伝え方です。「オンコール不可」や「夜勤不可」といったネガティブな表現を使ってしまうと、相手にマイナスの印象を与える可能性があります。

ポジティブな表現を使う重要性

「できないこと」を伝える際には、ネガティブな表現を避け、代わりに「できること」をポジティブに記載するよう心がけましょう。例えば、次のように書き方を工夫することで、面接官に良い印象を与えることができます。

できないことから、できることに書き換える例

  1. オンコール不可(夜勤不可)
    • ✖:「オンコール不可」
    • 〇:「日勤常勤(8時半~17時)の勤務を希望いたします」
  2. 土曜日不可
    • ✖:「土曜日は働けません」
    • 〇:「月曜日~金曜日の勤務が可能です。また、隔週であれば土曜日勤務も対応可能です」
  3. オペ室不可
    • ✖:「オペ室勤務不可」
    • 〇:「〇〇科での勤務を希望いたします」
  4. 車運転不可
    • ✖:「車の運転ができません」
    • 〇:「免許を持っていないため、自転車での訪問を希望いたします」
  5. 〇月からの勤務不可
    • ✖:「〇月は勤務できません」
    • 〇:「〇年〇月から勤務可能です」
  6. 特定の支店や病院勤務不可
    • ✖:「〇〇支店は勤務不可」
    • 〇:「通勤距離30分以内の勤務地を希望いたします」

このように、ネガティブな表現を避けて「できること」を伝えるだけで、相手に与える印象が大きく変わります。日常生活でも同様の経験があるかもしれませんが、「〇〇はできません」と言われると、「この人は問題を解決しようとする姿勢がないのかな?」と思われることが多いですよね。反対に、ポジティブな表現を使えば、面接官は「柔軟に対応してくれる」「考慮してあげる必要がある」と納得しやすくなります。

希望する理由を短く添えると説得力が増す

さらに、できることを記載する際には、その希望する理由を簡潔に書くこともポイントです。「〇〇のために、〇〇を希望します」といった形で理由を添えると、面接官が納得しやすくなります。例えば、保育園の都合で日勤希望であることや、特定の科での勤務を希望する理由を明確に伝えると、面接官も理解しやすくなります。

ライフスタイルの変化を前向きに伝える

ライフサイクルの変化によって、希望条件が変わるのは当然のことです。そのため、履歴書の「本人希望欄」に書く内容は、できる限りポジティブな表現を使い、自分ができることに焦点を当てましょう。これにより、面接官に良い印象を与え、希望条件を理解してもらいやすくなります。

履歴書の書き方に迷った際は、訪問看護求人JOBSのキャリアデザイナーに相談するのも良い方法です。ポジティブな表現を使った履歴書の作成をサポートしてくれるでしょう!

3:年収や給与を記載する事は避けましょう

履歴書の本人希望欄に年収や給与の希望を記載してしまうのは避けましょう。これを記載すると、「求人情報を十分に確認していないのでは?」という印象を与えかねません。面接官は、求職者が病院や訪問看護ステーションの求人情報を事前にしっかりと確認していると考えています。特に、ホームページがある施設では、基本的な採用条件は面接前に理解している前提で進められるため、給与に関する詳細な希望を書くと、印象が悪くなってしまう可能性があります。

お給料に関する記載が与える悪印象

履歴書の本人希望欄にお給料や年収について書いてしまうと、面接官に悪い印象を与えることが多いです。特に、**「給与にしか興味がないのでは?」**と思われるリスクがあります。看護師や理学療法士として面接に臨む際、面接官は「どのように現場で貢献してくれるか」や「病院や訪問看護ステーションの理念に共感してくれるか」を重要視しています。そのため、給与や待遇にフォーカスしすぎた記載は、面接官にとって「お金が目的」と受け取られがちです。

また、面接はお互いの価値観やビジョンをすり合わせる場です。採用側は、求職者が「この現場で成長したい」「患者さんに貢献したい」という前向きな姿勢を期待しています。しかし、本人希望欄に年収や給与の要求を書きすぎると、「働き方や職場環境よりも、条件面を重視しているのではないか」と感じられてしまうでしょう。こうした印象を与えると、たとえスキルや経験があっても、面接官は「チームにうまく溶け込めないのではないか」「理念や働く姿勢が合わないかもしれない」と不安を抱き、不合格につながる可能性が高くなります。

さらに、給与交渉は一般的に面接後のプロセスで行われるため、本人希望欄に給与についての記載があると、「事前に求人情報を十分に確認していない」「採用プロセスの流れを理解していない」という印象を与えてしまいます。これは、「準備不足」や「プロ意識の欠如」とみなされ、求職者としての評価が下がる原因になりかねません。

このように、本人希望欄に給与のことを書いてしまうと、「お金目当て」「準備不足」という印象を与え、採用側のモチベーションを下げてしまうため、避けるべきです。

お給料の詳細は内定後に確認

お給料に関する詳細は、面接の過程ではなく、内定後に確認するのが最も適切なタイミングです。内定が出た際には、病院や訪問看護ステーションから正式な通知として、想定年収や月給が提示されます。この時点で、給与や待遇の詳細をしっかりと確認し、納得したうえで入職の意思決定をすれば問題ありません。給与に関する交渉も、内定後であればより具体的に行うことができます。

ただし、お給料に関わる部分は非常に重要な要素です。うやむやにしたまま進めることは避けるべきです。もし、面接の段階で事業所側から明確に給与や待遇の提示がなかった場合は、必ず確認しましょう。明確な提示ができない事業所であれば、求職者として自分の将来を考える上でも慎重な対応が必要です。

例えば、内定前にお給料の概算や待遇面について気になることがあれば、事前に訪問看護求人JOBSに相談することも一つの方法です。キャリアデザイナーを通じて、想定年収を算出してもらったり、事業所側と確認してもらうことが可能です。こうした手順を踏むことで、給与面での不安を解消しつつ、面接官に悪い印象を与えることなくスムーズに進められます。

お給料や条件面をはっきりさせることは求職者として当然の権利です。しかし、適切なタイミングで確認し、必要に応じて事前にプロに相談することで、面接の場では自分の価値観や理念に集中できるようにしましょう。

お給料に関して心配がある場合は訪問看護求人JOBSに相談しよう

「でも、お給料が気になる…」という方もいらっしゃるかと思います。そんな時は、訪問看護求人JOBSにお任せください! 事前に想定年収を算出してもらうことも可能ですし、面接前に気になる点をキャリアデザイナーに相談することで、給与面についての不安を解消できます。給与や条件に関しては、内定後や事前に訪問看護求人JOBSに相談してもらうことで、面接官に悪い印象を与えることなく進められるので安心です。

3つのポイントを守れば安心

これらのポイントを守っていれば、履歴書の本人希望欄で不合格になることはありません。もしも履歴書の書き方に不安がある場合や、具体的な給与に関する疑問があれば、気軽に訪問看護求人JOBSにご相談ください。訪問看護ステーションだけでなく、病院や介護施設の求人も取り扱っていますので、理想的な求人探しのお手伝いをさせていただきます。

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