パート/アルバイトで訪問看護師として働く☆彡履歴書の書き方/面接での伝え方を徹底解説☆

◇:訪問看護ステーションで働きたいのですが、どうしても時間の都合があるのです

働きたい!!そう思っても現実的に正職員として働く事が難しくなることもライフサイクルの中では出てきます。学校を卒業して急性期の病院で働き夜勤をバリバリやっていた20代の時から変わり、結婚をしたり出産をしたり。保育園の送り迎えが必要になったり。看護師として働きたい!という気持ちがあってもどうしても時間の確保が難しく正職員として常勤勤務が難しい状況になる事もあります。

そんな時にお勧めな働き方が訪問看護師としてパート/アルバイトで働く事です☆訪問看護であれば訪問件数で働く事が出来るので究極的には1件訪問で勤務できるケースもあります。しかし、訪問看護ステーションのパート/アルバイト求人というのは、実は常勤の求人数よりも圧倒的に少なく、もしもパートアルバイトの求人があったとしても、パートアルバイトを希望する看護師様も多い為にすぐに求人がなくなってしまうのです。

ですのでパート/アルバイト求人が出たときには、最速で面接のエントリーをする事もおススメしますし、面接まで行ったのなら確実に内定を貰えるようにすることが重要になるのです!!

本日の講義はまさにココです☆パート/アルバイトの訪問看護ステーションの求人を見つけたときの履歴書の書き方や、面接でのコツを徹底解説いたします♪それでは講義のスタートです!!

◇:そもそもパート/アルバイトと正職員って何が異なるのですか?

大きな違いとしては2点になります。1点目は何かといえば労働時間、2点目に関して言えばお給料。これが大きな違いとなり、訪問看護ステーションの求人を探す際のポイントとなります。

お給料 労働時間
正職員 賞与があるケースが多く、給与が手厚い。 フルタイム勤務(1日8時間×週5日等)し、雇用保険/社会保険の加入が必須
パート/アルバイト 賞与がないケースが多く、時間給や訪問件数で働くケースが多い。 シフトで働き、希望の時間で働ける可能性が高い

細かく見ていけば、他にも異なる部分は沢山あるのですお仕事探しで考えるのであれば大きく異なり看護師様が気にすべきは上記2点になります。正職員で働く事と、パートアルバイトで働く事ではどのようなメリット/デメリットがあるのでしょうか?※契約社員はまたパートアルバイトとは雇用の建付けが変わります。

◇正職員で働くメリット/デメリットは?

看護師が正職員で働くメリットと言えば、お給料や福利厚生などの待遇が良く、毎月一定の賃金が支払われるために、給与も安定しています。また正職員は機関の定めがない定年までの無期雇用になる為に、転職や解雇がない限り、訪問看護ステーションが倒産してしまうような事態がない限りは、仕事がなくなってしまう事はありません。

ですので社会的な信頼も高く、住宅ローンなども組みやすいと一般的には言われています☆また昇給/昇格の機会がしっかりと制度として設けられている為に、長く働く事で給与が上がる可能性が高く、住宅手当や資格手当などが用意されている事もある為に、パートアルバイトよりも年収が高くなる傾向があります。

一方でデメリットとして異動や転勤などもあり、原則的には会社に従う必要があります。オンコールが必死になるケースもあれば、責任のある業務を依頼される事も多く、付随して残業が増える傾向があります。

◇:パートアルバイトで働くメリット/デメリットは

一方で看護師様がパートアルバイトで働くメリットとしてはやはり時間です。特に訪問看護であれば訪問件数で働く事が出来る為に、自分自身が希望する時間帯や曜日で働く事が出来きます。エリアによっては直行直帰可能なステーションもある為に、ご自宅から訪問して業務を終わらせることも可能なのです。

また業務内容に関しても、責任が重い業務を任せられることは少ないので、心理的安全性を保ちやすい環境とも言えます。

しかしデメリットとしては、就業にかんする安定性はありません。訪問看護ステーションの業績が悪くなった時や、方針が変わった時にパートアルバイトの契約が終わってしまう可能性もあります。また賞与がでないケースが多い為に、正社員に比べれば給与は低くなる傾向があります。

正職員もパートアルバイトで働く事も、共にメリット/デメリットがある為に、今現在のライフサイクルを考えながら、どちらの就業形態で働くかを考えてみるのが良いでしょう☆彡どちらかの方が絶対に良い!!というわけではないので、ここはご家族と相談しながら意思決定するのが良いですよ♪

それでは実際に看護師がパートアルバイトで働くための履歴書の書き方や面接対策に関してお話ししていきましょう☆

◇:パートアルバイト訪問看護師に訪問看護ステーションが求めているのはなんだ?

パートアルバイトの訪問看護ステーション求人は正職員と比べて少なく、若干ではありますが採用ハードルが高いのです。それは何故かと言えば、訪問看護ステーションが求める勤務時間や曜日と、求職者である看護師の希望する勤務が異なる事が多く、なかなか合致しない事にあります。

訪問看護ステーションはパートアルバイト看護師に、手薄になっている時間帯の勤務をお願いしたいのです。つまり、利用者様からのご希望が多い時間帯で、訪問件数が重なってしまい、正職員だけでは対応する事が難しい時間帯で働く事が出来るのか?を一番の条件としています。

また時間や曜日の多少の融通というのも訪問看護ステーションが求める事になります。利用者様のご都合により急遽時間が変わってしまったり、正職員の看護師がどうしても対応できない時もあります。このような時に、多少の融通がきくのか?はまさにポイントになると言えるでしょう。

つまりパートアルバイト看護師として働くのであれば、絶対条件の時間帯や曜日で働くとともに、多少の融通がきけるのであれば訪問看護ステーションとしてもとっても助かるのです☆それではそんな貴重なパートアルバイト求人を見つけたとき、履歴書にはどのように書けばいいのでしょうか?

◇:希望の時間帯は端的に伝えて、”理由”を必ず書きましょう!!

まず前提条件になりますが「パートだから訪問看護の事は興味なくてもいいのかな?」と思ってはいけません。パートアルバイトでも「どうして訪問看護がやりたいのか?自分たちの看護理念に共感してくれているのか?」を大切にしています。

ですのでしっかりとホームページをみたり、訪問看護の仕事ってどんなことをするんだろう?と調べてみたり、どのような看護理念なのか?をしっかりと確認し、志望動機欄に自分自身が魅力を感じた事を記載しましょう!!

間違っても「〇時~〇時の勤務が可能だったため」と志望動機欄に書かないようにしてくださいね(笑)これらを記載するのは本人希望欄に書きましょう!!ではどのように本人希望欄を記載するかも説明いたします!

本人希望欄を記載するときは、希望を端的に書く事と理由を必ず記載するようにしましょう。例えば「月水金希望」や「週3日程度で扶養内希望」と書かれてしまうと、時間帯は何時でも良いのかな?と思ってしまいます。逆に時間だけを書かれてしまえば、曜日はいつでも良いのかな?と同様に思ってしまいます。極端に時間が短かったり、曜日が限られてしまえば内定にいたらない為に、”絶対条件”でないのであれば、極力曜日も時間を幅を持たせて記載をしましょう!!

また理由なく希望曜日や時間だけ書かれてしまうと、「訪問看護がやりたいのではなく、条件だけで選んだのかな?」と思われてしまいます。ですので伝達の方法としては「曜日×時間×理由」のこの3点セットを記載するようにしましょう。参考文例を記載してみましょう!!

◇:パートアルバイトの本人希望欄の書き方例

1:「月水金希望」と書かずにどのように本人希望欄に書くべきか?
⇒月水金の9時~15時の勤務を希望いたします。
保育園に子供を預けている為に
保育園の送迎後に勤務可能になります。

2:「週3程度で扶養内を希望」と書かずにどのように本人希望欄に書くべきか?
⇒月~土曜日 時間に関しても融通利くので
扶養内での勤務であれば時間曜日関わらず御社規定に従います。
両親の介護がある為に長い時間働く事が難しいのですが
可能な限り訪問看護に携わりたく応募させていただきました。

3:「12時以降の勤務を希望と書かずにどのように本人希望欄に書くべきか?
⇒火水金曜日12時~17時の勤務可能です
両親の介護がある為に曜日が限られてしまいますが
訪問看護に携わりたく応募させていただきました。

このような形で、まずは週どれくらい働けるのか?何時から何時まで働く事は出来るのか?そしてその理由は何か?を記載すると、訪問看護ステーション側も働き方のイメージがしやすくなります。志望動機欄ではない為に、簡潔に短く書く方が伝わりやすく記載しましょう。

また希望条件に関してはバッファーがあるとより良いと思います。バッファーとはどれくらい融通が利くのかになります。例えば「15時まで」と記載していても、事前にわかれば16時半までなら訪問感です!のように時間や曜日に関して多少の融通が利き事がわかれば、柔軟な働き方が出来る看護師かな?と感じていただきやすく、採用しやすくなるのです。ただし無理ならば記載してはいけません。入職後にトラブルになってしまうので。

◇:パートアルバイトの面接では何を伝えれば良いですか?

面接ではもちろん注意すべき点は沢山あります。まず伝えるべきは、どうして訪問看護をやりたいのか?どうして自分たちのステーションなのかという理由や、その看護理念や訪問看護への共感を伝える事は大前提になります。勤務条件だけで選んだわけではない事はしっかりとお伝えしましょう!!

これらを伝えればステーション側も、「同じ目的を持って働いてくれる」というイメージがつきやすくなります。そして大切な勤務条件は何を伝えるべきなのでしょうか?

これは履歴書の本人希望欄に記載した「曜日×時間」をまず伝えましょう。そしてなぜパートアルバイトじゃないと働く事が出来ない理由をしっかりと伝えていきましょう。履歴書に書いた文章はあくまで簡潔に理由をお伝えしただけになります。

面接の場で理由を伝えればステーション側の納得度も高まります。そしてさらに必要な事はまさにバッファーをお伝えする事です。有事の際は、自分自身に柔軟に対応できる旨を伝えたり、訪問距離によっては時間内であれば訪問件数を増やすことを伝えれば、より採用後の勤務イメージが持てるようになります。

◇:でもパートアルバイトの求人って少ないんですよね?

パートアルバイトの訪問看護ステーション求人は少なく、タイミングが重要になります。ですのでお仕事探しには「いつからでも働ける!!」という環境を作っておく事と、求人を探す時間の2つが必要になります。

というのも来週から働くぞ!!と思っても、求人がないケースも多々ある為に、3か月は求人を探したり待ったりする時間が必要です。一方で求人が出たタイミングでも即日勤務求人であれば「でも今は働けないんだよな…」となってしまうと、その求人の面接をする事は出来なくなってしまう為に、「いつからでも働ける環境」と「求人を待つ時間」の2つを持つことが必要になります☆

思った以上にパートアルバイトの求人が見つからないな…と思ったら、迷わず訪問看護求人JOBSに相談してください☆彡パートアルバイトの求人は非公開求人になっている事が多い為に、日々訪問看護ステーションと求人の話をしている私たちの所には、パートアルバイトの求人がたくさん集まります。

またちょっと条件があわないな…と看護師様が思ってしまう時も私たちが交渉して希望を叶える事も可能になります☆ですので「パートアルバイトの求人がないな…」と思ったときにはいつでも、気兼ねなく相談してください(^_-)-☆

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