訪問看護の転職ならどこがおすすめ?全国・地域別で徹底比較!訪問看護求人JOBSの魅力と選び方ガイド
訪問看護の転職サイトおすすめはこれ!全国対応・地域限定別に見る「訪問看護求人JOBS」の特長と活用方法 訪問看護の転職におすすめの転職サイト選びのポイント 訪問看護の転職を考えている看護師さんや理学療法士さんにとって、満 […]
看護師を志して訪問看護ステーションや病院で働いて、充実している気もするけどなんか違和感を感じる看護師/理学療法士も少なくありません。看護する事は好きだし、お給料だってしっかりあるし、お休みだって120日以上、周りが聞いたら羨むような労働条件にも関わらず、なぜか転職したくなってしまう事はありませんか。もしかした人間の欲求でもある「成長欲求」を満たすことが出来ていないから、転職したいと思ってしまうのかもしれません。
そしてもっと言えば看護師/理学療法士として成長できない職場には、とある特徴があるという実験結果があるのです。成長できない訪問看護ステーションや病院で働いていると、大好きな看護が業務的になってしまい、心が満たされる事が少なくなってしまします。
心が満たされないので、いくら辛い状況を我慢して頑張ったとしても、あまり良い結果にならないのです…つまり心身ともに病んでしまう事が傾向としては高いのです。それであれば自分が成長できる訪問看護ステーションや病院とはどんな環境なのでしょうか?
本日の講義はまさにここになります。看護師/理学療法士が「今すぐ転職すべき職場の環境」を見分ける方法をお伝えします!そしてどんな人や環境で働く事が人間関係が良いと言えるのかを徹底解説していきます!
ポイントは「人」を起点とした、「成長」そして「失敗やミス」になります。今回も海外の実験をもとに講義いたしますが、この実験は特定の業種だけに当てはまる結果ではなかったので、訪問看護ステーションや病院働く看護師/理学療法士にも同様の結論が言えます。
結論をまずはズバッとお伝えしましょう!!今すぐ転職すべき職場の環境は、一緒に働く「人」が良いか悪いかになります。ただしここで言う「誰と働くか」には、とある条件があります。これらをまさに今日は講義していきます。訪問看護ステーションや病院で一緒に働く看護師次第では、自分自身の成長にもなりますし、人次第では満足度が著しく低くなってしまいます。
つまり看護師を辞めたいと思い、転職したくなったり退職したくなったりと良い事はありません。就職も転職も人で選べば失敗する事は少ないと言われており、「誰と働くのか?」これが職場選びでは大切だという事がわかりました。
誰と働くかが大切という事はわかるのですが、やっぱりお給料も大切じゃありませんか?確かにお給料は大切ですし、全く同じ環境であればお給料が高い方が当たり前に良いです。しかしお給料が高いという事だけで選んでしまうと、結果的に心が満たされずに退職してしまう事も多いのです。
逆に一緒に働く人が良ければ、お給料が上がるのはタイミングの問題だけなので、結果的な生涯年収は高くなる傾向があります。それではなぜ「人」にこだわるべきなのか、どんな人と働ければ成長でき日々楽しい職場環境になるのかを詳しく説明していきましょう!
今回の研究結果はハーバードビジネススクールのエイミー・エドモンドソン教授の行った研究になります。良い職場の条件が「成長」や「人」を考えたときに、良い職場には「チームワーク」が欠かせないのですが、そんな良いチームワークや組織とは何か?を研究している事で有名な方になります。
今回の実験では「チームワークがある組織」と「チームワークがない組織」は結局何が異なるのかを調べ、チームワークがよい組織が働くうえで自分たちの成長につながるのか?を研究しました。
チームワークの良さ悪さに関しては「ハックマンの効果的チームワークの条件」を用いて、成果が出ているか?風通しが良いか?お互い助け合える環境か?問題解決能力はあるか?等を考慮して良いチームと悪いチームを定義していきました。
訪問看護ステーションや病院に限らず、あえてチームワークが悪い環境で働こうとは考えませんよね?チームワークが良ければ、生産性も高く、社員満足度だって、利用者/患者の満足度だって高く、優秀な人が集まるから失敗やミスが少ないはずだ!!と思いませんか?しかし実験結果は予想に反してとても興味深いものになったのです。
例えば訪問看護ステーションや病院で考えても、仲の良い組織はミスが少なかったり、失敗しなかったり。良いチームワークは圧倒的な成果を出し、失敗やミスが少ないと感じます。〇〇病棟は仲がいいからミスが少ない!!と感じたことはありませんか?
チームワークが良い組織であれば、たとえ失敗しても周りが助けてくれて、結果的にミスや失敗も少なくなるイメージを誰しもが持つと思います。実際に今回の研究前の仮説では皆さんそう思っていたそうです。
しかし!!実際に研究をしてみると良いチームワークの条件を満たしている組織は、なぜかチームワークが悪いと思われていた組織よりも多くのミスをしていたのでした!!
「ははーん。わかりますよ。チームの仲が良いので挑戦できる文化があるのでは?挑戦した数が多いので失敗が多いって事ですよね?」と思いませんか?しかし、そんなシンプルな話ではありませんでした。
失敗した回数だけではなく、失敗する率でデータをみても、チームワークが良い組織の方が失敗する数も、失敗する率も高くなる傾向があったのです。問題解決能力が高いのが良いチームと定義しているのであれば、当たり前に失敗は少ないはずだ!!と感じませんか?
「この結果…そんな馬鹿な…」と思ったのは研究者も同じだったようです。成果が出ているのに失敗も多く、失敗する率も多いとはどういう事なんだろう?と追加調査や研究をしてある共通の事実にたどり着いたのです。
その事実とは何か?それは良いチームは「失敗やミス」を積極的に報告し共有するという事でした!もしも看護師/理学療法士の皆さんが「うっ…それはうちのステーション/病院ではできません…」と思い出す事があるのであれば、転職した方が良い職場の可能性もあります。
まさに失敗やミスを伝える事が出来ない環境こそが転職すべき環境になるのです。成果をだし、そして成長できる良いチームは、細かな失敗や些細なミスであっても隠すことなく積極的に報告していたために、データ上は失敗する数も多く、失敗する率も多くなっていたのです。
確かに失敗やミスを積極的に話し合える環境を想像したら、素晴らしいと感じるはずです。ここにはマネジメントの力量も必要になりますし、会社としての文化形成も必要ですね。
そして、成果が出せないチームワークが悪い組織というのは、失敗やミスを隠す傾向が強く、それゆえにデータ上では良いチームよりも失敗が少なく見えていたのです。一見するとチームワークが悪いチームの方が、良いチームに見えてしまう結果だったのですね。
生まれて今まで「私失敗しないので」と言えれば良いのですが、失敗を経験したことない看護師はいないでしょう。訪問看護ステーションや病院で働いていれば、失敗してしまう事だってありますよね?
自分自身が失敗やミスをするという事は、他の看護師も失敗する可能性が非常に高いと言えます。つまりミスを隠すことなく伝え、共有する事によって、同じ失敗やミスが起こりにくくなるのです。そして他人の失敗から学び、看護師/理学療法士として成長する事ができるのです。
医療現場ではもちろん失敗やミスを隠すことは難しい状況だと想像できます。しかし小さなミスや、些細な失敗であっても沢山報告しているチームの方が、結果的に患者様の死亡率も低かったという実験結果になっていました。
言い換えるのであれば、チームワークが悪い組織というのは、大きな失敗に関しては報告し共通しているのですが、小さなミスや、些細な失敗に関しては隠しているので、チーム内のメンバーが成長する事もできなければ、同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高いという事なのです。
そして失敗に対して感情的に怒られてしまえば、挑戦する事もしたくないと感じますし、より失敗やミスを隠すチームになってしまうのです。改めて自分が失敗したりミスをした時を思い出してください。小さな失敗でも伝えやす環境になっていますか?感情的に怒られるので、ついつい隠したいと思ってしまった事はありませんか?もしもそう感じるのであれば、これこそ転職すべき環境と言えるのです。
人は失敗に学び、そして成長をしていくのです。ですので看護師/理学療法士が転職しようかな?と求人を探す時には、まず自分の働いている訪問看護ステーションや病院は失敗やミスがあったとしても、共有しやすく伝えやすい環境なのか?隠ぺい体質はないか?を考えてみると良いでしょう。
もしも失敗やミスを伝えたら「大変な事になってしまうので…」怖くて伝えられないという職場なのであれば、看護師/理学療法士として成長する事は難しい環境と言えますし、それこそ転職すべき環境とも言えます。成長の為に厳しく教育してもらう事と、ミスを伝えられない環境というのは似て非なるものなので、改めてどっちの環境なのかを冷静に判断してみるのが良いでしょう。
転職活動や就職活動の時も、これから一緒に働く看護師/理学療法士の同僚や上司が、最近あった失敗やミスを語る事が出来るのか?は注意して聞いてみるのが良いでしょう。
小さなミスや、些細な失敗を面接の時に話してくれるのであれば、隠ぺい体質は少ないと考えられますし、入職した時も自分自身が失敗した時も報告でき成長できる環境と言えるでしょう。失敗やミスを一緒に受け止めて考える環境なくしては、人も組織も成長する事は出来ません。
例え訪問看護や病院であっても昨今のように変化が激しい時代であれば、色々な事を挑戦し続けない限りはどうなるかはわかりません。新規ステーションは増えていますが、閉院してしまうステーションや病院がある時代です。特に病院に関しては年々減少している状態であり、看護や医療のサービスクオリティーが問われ、選ばれるステーションや病院になる必要があるのです。
激しい変化なので正解は誰にも分りません。失敗するかもしれません、成功するかもしれませんが失敗を恐れずにチャレンジする事がポイントとなるのです。失敗したら「お前のせいだ!!」というような環境は最悪と言えます。誰にも正解はわからないのですし、成功のタイミングや定義だってあやふやの可能性だってあります。
だからこそ失敗もミスもお互いに報告できる環境が大切になりますし、共有する事で自分と同じ失敗を訪問看護ステーションや病院で働く仲間たちにさせないことが可能になり、結果的に看護師として成長し組織が強くなっていくのです。
逆に言えば小さな失敗やミスを報告できないような訪問看護ステーションや病院は、長期的にみたときには看護師の成長を阻害しているので致命的な失敗をする可能性が高いのです。安心して失敗やミスをを伝える事が出来る環境か?上司でも同僚でも部下でも、失敗やミスを伝えられる「人」なのか?が大切になってくるのです。そうです、どのような人や組織で働くべきかと言われれば、まさに些細な失敗やミスを伝えられる人なのか?組織なのか?を注目すると良いでしょう!
訪問看護ステーションや病院に限らず失敗した時に、始末書を書くケースもありますよね?減給になったり、失敗に対して罰が与えられるケースを一部ですが聞く時があります。こうなってしまうと報告して罰せられるのであれば、失敗を恐れて隠したいな…という気持ちにもなってしまいますよね。
例えばアメリカの軍隊などで言えば、失敗やミスをしたとしても24時間以内に報告すれば処罰しないという制度を設けています。失敗やミスを隠すよりも、速やかに報告してもらう事の方がメリットが多いという事ですよね。
さあ、改めて看護師/理学療法士が働いている訪問看護ステーションや病院では、失敗した時にどのような報告が必要ですか?皆さんの失敗やミスを認めてくれる職場や上司/同僚はいますか?このような職場であれば「人」に恵まれているので、安心して成長できると言えます☆彡
失敗やミスを怒るのではなくて、まずは自分自身もどうしたら同じことが起きないかを考えたり、伝えてくれたことに対しての勇気に「ありがとう!!」と言える組織設計が必要になりますね。ポップに失敗やミスを共有するためには、朝会や夕会などで失敗を共有しあう文化、そしてその失敗に対して怒るのではなく、未来に向けた指導をする環境や人こそが、一緒に働くべき環境であり人と言えます。