怒りっぽい看護師には近寄らない方が得な科学的根拠(ワルシャワ大学研究を考察)

◇:怒りっぽい看護師は要注意!!とにかく逃げましょう!!

「これくらいだったら看護学生でもできるわよ!!あなた何年看護師やってるのよ!!本当に信じられない!!」といつもイライラ、短気で怒りっぽい看護師/理学療法士は訪問看護ステーションや病院にいませんか?職場にたった1人でも怒りっぽい看護師/理学療法士がいると、ステーションや病院の雰囲気も圧倒的に悪くなるし、その人のせいでなぜだか職場の人間関係さえもギスギスしてしまいますよね?

「もっと優しくなれないのかな?」とか「もっと伝え方を改善できないのかな?」と期待してもなかなか怒りっぽい人は改善できない事は経験済みでしょう。怒りっぽい看護師/理学療法士って、そもそもなんで怒りっぽいのだろう?を海外の大学の実験をもとに解説していきましょう!!そしてそんな怒りっぽい人に触れるべきか、触れないべきかもお話ししていきたいと思います。

アンサーファーストでお答えすると「そんな事は知ってます!!」と感じるでしょうか、怒りっぽい看護師/理学療法士はやはり相当厄介です。そしてなまじ良かれと思って触れてしまうと、自分自身も損をする事の方が多い為に、触らぬ神に祟りなしではありませんが、「変化を期待」するよりも触れない事をお勧めします。

しかし働いていれば訪問看護ステーションや病院で必ず触れなければいけないタイミングも出てしまいます!そんな時に役に立つ究極の悪用禁止の究極の論破法もお伝えしていきましょう!!

◇:怒りっぽさと、自己認識の知能と、他社認識の知能を数値化してみる!!

今回の実験はワルシャワ大学の研究になります。今回の研究では約530名の男女に「怒り傾向テスト」を受けてもらいました。そしてさらに25点満点の自己診断テストで、自分の知能レベルを主観で評価してもらいました。

つまり自分がどれくらい怒りっぽいのか?そして自己診断でどれくらいの知性や知能を持っているかを数値化(他から見た頭の良さではなく、あくまで自分で自分を頭が良いと思うか?の診断です)できるようにしたという事ですね。そしてその後、実際に知能テストを行って、本当はどれくらい頭が良いのか?というとても興味深い実験をしたのです。

何がわかってしまうかと言えば、自分では頭が良いと思っているけど、実際は頭悪いじゃん!というのが数値としてわかってしまう実験になるのです…これは興味深いですよね(笑)

◇:怒りっぽい人は、恐ろしい事に自分が頭がいいと思い込んでいる!?

さてどんな結果が出るのか楽しみですよね。この実験の結果なんとも恐ろしい結論が出たのです(笑)なんと怒りっぽい人ほど、自分の能力を過大評価する傾向が確認されています。つまりですよ、怒りっぽい看護師/理学療法士は「私はとっても頭が良いんだ!!」と思い込んでいる傾向があるという事です。

そして「自分が頭が良い!!」と思い込んでいるので、他の意見は「私の考えと違うので、それは間違っている!!」とイライラとしてしまうのです。訪問看護ステーションや病院でもこんな看護師/理学療法士を想像できませんか?「わかります!!いつもイライラ怒りながら、馬鹿にする人がいますよ…」と頭に浮かんだ看護師/理学療法士がまさにこれです(笑)

学術的に考える理想の組織と言えば多様性と心理的安全性が丹保されている職場になります。つまり訪問看護ステーションや病院で働く看護師/理学療法士が、自分と異なる考え方や、看護やリハに対する思いを聞いたら、それを面白いと感じたり、「なるほど、そんな考えもあるのか!!」と受け取ってみたり、「それなら実際に調べてみよう!!」とそ多様性を認める事が、看護師/理学療法士としての成長につながるのですが、自分が頭が良いと思い込んでいる人は「そんなの間違っている!!」と思うので、これらが出来ないのです。

逆に言えばこのような怒りっぽい看護師が一人いる事によって、組織の多様性や心理的安全性が担保されなくなるために、組織が壊れてしまう可能性もあるという事なのです。

怒りっぽい人というのは、自分の知らない考え方があれば「それは本当なのかな?」と自分で調べてみたり、新しい視点で考え興味を持つことや、相手を認める事が出来ないのです。「だって私はとっても頭が良いんだから、いつも間違っているのは相手」と考え、自分よりも頭が悪い看護師/理学療法士なんだから、私は怒ってもいいんだ!!という恐ろしい考え方になるっているのです。

もはやこれだけでも怒りっぽい看護師/理学療法士とは付き合いたくないですよね(笑)こんかいの実験結果でも証明された事として、怒りやすい人ほど自分の能力を過大評価するので、仕事中に職場で周りに怒ったり、文句ばかりを言って怒りをぶつけてくる看護師/理学療法士がいれば、高い確率で「自分は頭が良い!!」と思っているでしょう

伝え方は確かに悪いと思います…でも実際に間違った事は言っていないし、キレキレで頭が良いと職場でも思われていますよ!!なんて経験ありますか?たぶんないと思います(笑)本当に優秀な人で怒りっぽい人ってあまり会ったことはありませんよね?

◇:怒りっぽい人って、本当に頭が良いのですか?

怒りっぽい人は自分の事が頭が良いと思っていますが、本当に頭が良いのでしょうか?これはかなり気になりますよね。まさにその答えをワルシャワ大学の研究結果がズバリ教えてくれました。

確かに怒りっぽい看護師/理学療法士であったとしても、言ってることは正しいと思えれば、多少の納得感はありますよね。でもどうでしょう、皆さんの経験を思い出して、本当に頭が良い人が怒りっぽかった記憶はありますか?

今回のワルシャワ大学の研究結果では、なんともスッキリする残酷な結果が出ました(笑)実際に怒りやすく、自分が頭が良いと思っている人が、本当に頭が良いのか?も実験したのですが、怒りやすさと、実際に知能には関係性が全くなかったのです。

具体的に言うのであれば、怒りやすいからと言って、頭が良かったり、悪かったりする事はありません。逆に穏やかだからと言っても、頭が良いわけでも、悪いわけでもないという事です。これは想像できる結果ですよね。

つまり事実を冷静に考えれば、怒りやすい人は「自分が頭が良い!!」と自分の能力以上に思っていますが、実際に頭が良いわけではないので、ただただ「自分は頭が良い」と思い込んでいる、かなり痛い人と言えるのです。専門的な用語で言うなら「自己愛の幻想」が強いタイプと言えますね。

◇:自己愛の幻想が強い、怒りっぽい看護師/理学療法士とはどう接すればいいのか?

怒りっぽい人は「自分が頭が良い!!」と思い込んでいて、実際は頭が良くない…と考えればこれはかなり痛い人ですよね。自己愛の幻想が強いとは、言い換えれば超ナルシストです。超ナルシストと聞けば「確かに納得できる行動がある…」と思いませんか?

つまり、怒りやすい人は自分の一挙手一投足を愛している超ナルシストです。さらにいえば怒っている自分の姿に対しても、「頭の悪い看護師に対しても、諦めずに怒ってあげる私って最高の看護師やん」と、ほれぼれしてしまっている可能性が高いとも言えます。

病院や訪問看護ステーションに、このような怒りっぽい看護師/理学療法士がいるなら逃げましょう(笑)触らぬ神に祟りなしです。触れないことが賢明です。そうは言っても「怒りっぽい性格を変えてあげたい!!」と思う方もいると思います。しかし、怒りの根底になるのは超絶ナルシストから来ているので、「怒りやすい性格」を変える事は難しいでしょう。

「でも毎日訪問看護ステーションや病院で会うので、逃げる事はできません。どうしても接点が出てしまいます。」こんなケースだってあるでしょう。確かにコチラが触れないようにしていても、怒りっぽい相手が話しかけてきて、勝手にイライラ切れているケースもあるでしょう。

触れない事ができたのであれば、触れさせない事が次に大切になってきます。つまり怒りっぽい看護師/理学療法士が「この人に怒ると面倒だからな。あんまり話したくないな。」と向こうから見てもめんどくさい看護師/理学療法士に思わせれば勝ちです。

目には目を、歯には歯をです。怒りっぽい人は少なからず相手をみて怒っています。つまり怒られない人になる事が有効なのです。その為に必殺技が「乱用禁止の超論破術」になります。詳しくはこちらの講義をご覧ください☆彡

【2023年版/悪用禁止】禁じられた論破術で相手に勝つ方法~アナロジー乱用のテクニック~

 

議論をしながらどうしても相手を打ち負かす必要があるときに使うのが論破になるのですが、アナロジーの乱用といわれる超論破術は相手を悪者にして論戦で勝つ禁断の技になります。つまり相手との関係性が粉々になる可能性もあるのです(笑)今回は粉々にむしろなる事が目的なので、結果オーライですが攻撃力が高い為に、日々使いまくる事は辞めましょうね。

あまりにも怒りっぽい看護師/理学療法士が周りに対して迷惑をかけているのであれば、究極の必殺技として実践してみるのも良いでしょう!!そうすれば怒りっぽい看護師/理学療法士さえも、一目を置く存在になるという事です。是非実践してみてください☆彡

しかしここまでは、あくまで怒りっぽい人が後輩や同期や先輩を想定しています。そうです、想定したくない最悪のケースもあるのです。その最悪のケースとは何かといえば、園長や理事長のようにその訪問看護ステーションや病院の最高権力者にあたるトップの人が怒りっぽければ、これはもはや転職以外に対応すべき方法がありません。というのもの訪問看護ステーションや病院の最高権力者であるトップの職位が変わる事は現実的ではありません。そして組織構造を考えれば、触れないようにするのも、触れさせないようにすることも現実的には難しいでしょう。

またアナロジーの乱用のような論破をしてしまえば「理事長に恥をかかせるとは、看護師の風上にもおけん!!」とより怒りっぽくなったり、最悪のケースで考えれば、自分自身の職場でのキャリアを閉ざしてくるケースもあるでしょう。このような状況に置かれている看護師/理学療法士は、おそらく仕事がつまらないと感じていると思います

本来の仕事とは心理的な障害がある者ではありません。心的安全性が保たれながらも、看護師としての成長を楽しむことです。それがあるからこそ、患者や利用者の事を最優先に考えられるホスピタリティが生まれるのです。

人間なので好き嫌いはありますし、合う合わないは必ずあります。つまり職場に関しても、このような職場でも嫌いじゃないと思う看護師/理学療法士もいるでしょう。そして合わないと思ったのであれば、自分に合う訪問看護ステーションや病院は必ずあります。今の環境を冷静に判断して、変化が期待できない職場であれば、自分自身が変わる、つまり転職活動をする事も最善の一手と言えるのです。

 

その他のおすすめ記事