「看護師の仕事のやる気がなくなった」と感じるのは悪なのか?やりたい看護の見つけ方
「看護師の仕事のやる気がなくなった」と感じるのは悪なのか?やりたい看護の見つけ方 「看護師としてやる気がなくなった」そんな悩みを抱えていませんか? 「好きを仕事にしよう」といった言葉をよく耳にします。しかし、看護師や理学 […]
看護師が訪問看護ステーションや病院で働いている時に、利用者や患者に対して徹底的に論破する事はないでしょう(笑)それではどんな時に論破しなければいけないかと言えば、やはり病院や訪問看護ステーション内での会議の場でしょう。特に職位が上がれば上がるほど、訪問看護ステーションや病院でも会議が多くなり、議論に勝つことで自分たちがやりたい看護が出来る可能性も増えるのです。
でも看護師が参加する会議といえど、室長や看護部長はもちろん、理事長がいたり、医師のトップがいたり、会議の場は空気が張り詰めていて凄い怖くて論理的で、いつも言い返すことが出来ないのですよ…と論破されてしまって悲しい思いをした看護師もいるでしょう。
と言っても論破が必要なタイミングが訪問看護ステーションや病院であるという事は、看護師の意見が言いにくい環境とも考えられるために、あくまでこの超論破術は最後の必殺技的に考えておくほうが良いでしょう!!本来の会議は議論が活発になる事が目的で、伝達だけの会議であればあまり意味をなさないのです。
本日はそんな、論破されてしまった悲しい経験がある看護師の悲しみを笑顔に変えましょうです!!乱用禁止の少しえげつない論テクニックを紹介しましょう!ほぼ確実に論破できてしまいます!!ただし(笑)論破としての攻撃力が高すぎる為に、乱用すると相手との関係性も崩れる可能性も高いのです(笑)
ですので看護師が論破したい!!と懇願してしまうような相手がいるなら、相手や状況を考えて「関係性が粉々に崩れてもいいや!!」とか「すでに関係性が崩壊している(笑)」という場合に使っていきましょう!ズバリ乱用禁止の禁じられたえげつない論破の方法それは…アナロジーの乱用と言われています。
看護師が訪問看護ステーションや病院でえげつない論破をしたい相手がいるのであれば、アナロジーの乱用をお勧めします。このテクニックは、どんな相手でも通用すると言われています。特に医療者のように正義や善意の基準が明確でモラルが必要とされる職種には特に有効な論破テクニックと言われています。
アナロジーとは類似や類比という意味になります。つまりアナロジーの乱用とは類似点を意図的に乱用して論破するテクニックになります。
今回の研究は経済学者のマドセン・ビリーさんが2007年に論破の研究をし、議論に勝つために論理的誤謬(ろんりてきごひゅう/理屈が間違っている事)リストをまとめました。それをさらに2018年に社会心理学者のボー・ベネットさんが詭弁(きべん/間違っている論理をあたかも正しいと思わせるような議論)の考え方を加えて、詭弁の効果を集めたサマリーを出しています。
つまり学術的には膨大な実験の中から効果があると言われている、強力な論破のテクニックになるのがアナロジーの乱用と言えるのです。
例えば職場で「年齢」や「出身地」が同じ看護師がいれば、なぜか不思議と親近感がわいてきた経験はありませんか?「同い年ですね!!」とか「出身同じです」と仲良くなるきっかけが想像つき安でしょう。趣味が同じ事や、星座や誕生日、生まれた月だって同様です。どんなものでもいいので、何か一つ共通点があるだけで、その共通点がある相手に対する影響力というのは2倍になるとも言われているのです。
共通点や類似点があれば人間は多くな影響を受けます。そして共通点や類似点を利用した説得力の高さは異常とも言えるのです。
論破の話をいったん置いておくのであれば、例えば利用者や患者と早く仲良くなりコミュニケーションをとる必要があるのであれば、共通点や類似点を探してあげて、自分自身も同じ共通点を持っている事を伝えるとコミュニケーションとしては非常に効果的で影響力を与える事が出来るともいえるのです。
このような共通点の影響力を論破に使うのがアナロジーの乱用になるのです。しかし今回の講義は禁じられた論破術になります(笑)つまりこれらを利用しながら議論で勝つことが目的になります。
それでは具体的に看護師が論破する悪用禁止の禁断のテクニックを伝えてきましょう!!ポイントはまさにアナロジーの乱用であり、共通点を探すことです。ただし利用者とコミュニケーションを円滑にする!!とか好きな人を振り向かせる!というポジティブな事が目的ではなく、あくまで今回は看護師が相手を徹底的に論破する事を目的します。つまり共通点の見つけ方は、”世間的に印象の悪い(ネガティブな)人や物や事象”との共通点を見つけるが、相手を論破するために大切な事になるのです。
医療関係者になぜアナロジーの乱用が有効なのかと言えば、「医療とは、看護とはとこうあるべきだ!!」とか「看護師はこうあるべきだ!!」というモラルの基準がある程度決まっているために、そのモラルの基準を逸脱した人や物や事象を伝えたえやすいのです。
例えば看護師は訪問看護ステーションや病院で命を救う事や、命の尊さを伝える事が多いでしょう。つまり看護師が訪問看護ステーションや病院の会議の場で相手を論破したいと思ったなら、このモラルの敵となる”世間的に印象の悪い(ネガティブな)人や物や事象”との共通点を見つけて伝えると、恐ろしく効果的なのです。
例えば会議の場で理事長が「看護師が残業してしまうのは仕方ない。仕方ないんだから残業代は払えない。」という発言が出たのであれば、「それなら患者が医療費を払えないのも仕方がないで請求しなくても良いのですね。」とか「医療ドラマに出てくるような、看護師の事は考えず、自分の利益だけを考える悪徳経営者と同じって事ですよね。」
このような感じで”世間的に印象の悪い(ネガティブな)人や物や事象”との共通点を見つけて、「あなたの考え方は私たちが医療者が悪い事として学んだことを言っていますよね?」という事を伝えると、「いやいや、そんな極端な話では…」と論破できる環境になるのです。畳みかけるのであれば「看護師が残業しても、残業代が出ない事は極端な話ではなく、マザーテレサの思いと同じですか?」と畳みかけると良いでしょう。
確かに効果的なイメージもあれば、場が凍る事も想像できますね。そうなのです、このアナロジーの乱用はまさに乱用禁止の禁断の必殺技になるので、相手を怒らせる可能性あります(笑)しかし逆に相手が感情的に怒るという事は、論破したことの裏返しでもありますね。「感情的になるという事は、議論を避けたという事ですよね。私の論理が正しいという事ですよね?」と畳みかける方法もあります。
このように伝えていくと、あたかも相手が悪役であるかのように仕立てる事が出来ますし、会議の場で他の看護師も聞いている場であれば、「よくぞ言ってくれた!!」賛同を得やすいと言えます。極端な事を言う過去の大統領や、論破王が使っているテクニックも、このアナロジーの乱用になるのです。
ともすると極論のように感じますが、極論になればなるほど論破の攻撃力も高くなるのです。経営を考えるとコストを抑えないといけないから、みんなの為なんだよ!!などというのであれば「ドラマで良く見る自分だけが良ければ良いと言っている悪徳政治家みたいですね。」とか「いじめがあったなら、いじめられている方が悪いと言っているのと同じですよね?」と医療者が悪としてとらえているものと、あなたの意見は同じですよね?を上手く使えば、本当に誰でも論破する事が可能になります。
しかし攻撃力の高さゆえの注意点が(笑)このテクニックは本当に攻撃力が高く論破する事が出来ます。ですので相手との人間関係が粉々になってしまう可能性も高い事は忘れてはいけません(笑)あくまで看護師が転職を考えているから、職場の環境を変えるための最終手段として伝えたい!!とか相手の人間関係が完全に切れてでも、倒さなければいけない!!というような状況でのみ使うようにしましょう。
大義名分を振りかざして「看護師のみんなの為に!!」などと言いながら理不尽な事を言ってくる相手に反撃できるようになっておくと、有事の時の必殺技にアナロジーの乱用がなってくれるでしょう。是非試してみてください。
でもそんなのドラマじゃないんだから言えないですよ…絶対に減給になるし、周りからも白い目で見られるし、最悪解雇にだってなりそうですよ…もしも看護師が意見が言える環境ではない訪問看護ステーションや病院であれば、それは転職した方が良い環境と言えます。
アナロジーの乱用のような論破テクニックが必要になる環境は、末期の可能性が高いのです。使わないで済むことが一番良いのです。多様性が叫ばれている現在で、意見を言えない環境や、意見を言えば罰が待っている環境は看護師の精神衛生上良い職場とは言えません。
誰しもが自分が興味がある看護や、やってみたい看護。働いてみたい環境があるのです。その看護師の希望を叶える手段として転職というのは有効な手段の一つであると言えます。