ウザいストレスをスッキリ爽快する看護師の為の心理学

◇:朝一からウザいストレス!?そんな時はどうしましょう?

訪問看護や病院で働いていれば出勤した瞬間に「ちょっと!!どうしてこれやってないの!!」なんて朝一番でイラっとしてしまう事を経験したことがあるでしょう。朝からそんな事言わなく経ってもいいじゃない!!ウザいって思ってしまうようなストレスを感じたことがある看護師も少なくないと思います。

出勤したしょっぱなからこんなウザいストレスを感じてしまうと一日中気分がのらなかった経験はありませんか?「なんでこんなにモヤモヤするんだろう??そうだ!!絶対に朝怒られたことが原因だ…うーん、ウザいっす。」なんて気持ちを経験したことはありませんか?こんな経験が毎日あったら看護師辞めたいなって思ってしまう事だって少ないないでしょう。

どうして自分だけがこんなイラっとするような事を経験するんだ!!看護業務に支障が出るじゃない!!と感じると思いますが、不思議なものであまりストレスを感じない看護師がいるのも事実なのです(笑)

感受性が豊かと言われているHSPの看護師なら、確かに朝一のウザいストレスに一日中感情が振り回されてしまうかもしれません。鈍感な人だったらむしろ全然気にしなかったり(笑)そして中には自分の感情やネガティブな感情をコントロールする事が出来る看護師だっているのです!!自分は感情に関して敏感なのかどうか?を知りたくなったら是非こちらのHSP診断テストを受けてみてください☆彡3分くらいでできます。

 

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今日はこの感情のコントロールを講義していきましょう☆彡看護師を辞めたいと思ってしまうようなウザいストレスやネガティブな感情から抜け出す方法をお伝えします!言い換えるのであれば嫌な出来事をスッキリ忘れる心理学になります☆彡自分自身の感情のコントロールだって、患者や利用者の感情をコントロールを手助けする事にも役立つ知識になっています!!それでは講義をスタートしましょう!!

 

◇:ウザいストレスをスッキリ忘れる事が出来る看護師ってどんな看護師?

朝一番のウザいストレスを病院や訪問看護で貰ってしまう経験は、看護師であれば誰しも1度は経験したことがあるでしょう。なんとも言えない感情が生まれますし、その日はなんだか憂鬱な気持ちになってしまいますよね?

ネガティブな感情を押さえつけようとすると、逆にそのウザいストレスが気になってしまって本来のパフォーマンスが出来なくなってしまいます。それよりもストレスやネガティブな感情を無理に忘れようとするのではなく、他の事に影響しないようにしておくことがまずは大切です。朝気分が悪いと一日中気分も悪くなりますし、自分自身も疲れてしまいますよね?

それでは実際に嫌な出来事があってウザいストレスを感じてしまった時は、どのように対応する事が良いのでしょうか?ズバリと解決案を提示してくれたのがカリフォルニア大学バークレー校の実験になります。

ウザいストレスを解消できるなんてなんと魅力的なんでしょう!!どのような実験をしたのでしょうか?1,300名以上の成人を対象にして、様々な質問をしてどれくらい同意が出来るのか答えてもらいました。

質問の内容はストレスと感情に関わる事が多く「あなたは自分の感情を否定する事が多いですか?少ないですか?」のような質問を様々な角度から答えてもらうイメージです。つまり病院や訪問看護ステーションでウザいストレスを感じてしまった時に、そのストレスやネガティブな感情を受け流すことが出来るタイプか?それとも受け流すことが出来ずに看護師を辞めたいと思ってしまうタイプか?を回答から推測する事ができる質問を沢山したそうです。

この実験で分かったことは、自分自身の感情をコントロールできる人、つまりウザいストレスやネガティブな感情である、怒りや悲しみにとらわれにくい人は、起きてしまった嫌な出来事に対して”否定的ではなかった”という事がわかりました。

おおお!!なんかわかるような…わからないような…ウザいストレスや嫌な出来事というのは、自分自身の努力や行いは関係なく看護師として働いていればどうしても降り注いできてしまうのです。どんなに「怒られないような行動」をしていても、自分の努力ではどうにもならない事も多く、全部なくすことは病院や訪問看護だけではなく、働いていれば起きてしまう事なのです。

つまりまず一つ考えて欲しいのは、嫌な出来事であるウザいストレスというのは必ずしも自分のせいだけではないので、必要以上に自分自身を責める必要は全くないという事なのです。

逆に言えれば看護師は責任感が強い方が多いので「自分自身が悪いんだ。」と必要以上に感じてしまい、必要以上に反省してしまいます。結果的に嫌な出来事を考えすぎてしまうが為に、忘れる事は出来ないですし、むしろ考えすぎて気持ちが落ち込んでしまう事の方が多いのです。

それではどうすればいいかと言えば、事実を受け入れるだけで良いのです。「怒られてしまったな。」とその事実を認めてあげる方が逆に感情のコントロールがしやすいという事がわかりました。

言い換えるのであれば「怒られてしまった過去」を変える事は出来ないので、さっさと諦める事が大切という事です。タイムマシンにのって怒られないように過去を変える事が出来ればいいのですが、残念ながらまだ地球にはタイムマシンはありません。

つまり変える事が出来ない過去を後悔したとしても、何も変える事は出来ないのです。変える事が出来るのは今この瞬間なのです。ですのでウザいストレスと言える嫌な出来事があった時に「どうして私がこんなこと言われるんだろう?看護師向いてないのかな?」等と考える必要は一切なく、「怒られた!これはもう仕方ない!」とこの事実で終わらせることが、感情が一日揺さぶられずに気持ちを切り替える事が出来るのです。

この実験でわかったことは、不可避だった「嫌な出来事」の事実を認め自分の感情に否定的にならない人の方が感情のコントロールが上手で、一日その嫌な出来事やストレスやネガティブな感情に振り回されないことがわかりました。怒られちゃったという事実は認め、でも怒られちゃったから切り替えて仕事するぞ!!と考えすぎないことがポイントだったのです。

 

◇:自分自身に生まれた感情を認める事が、嫌な出来事をスッキリ忘れる近道です

同様な研究もあります。3分間のスピーチを150名以上の被験者にしてもらい感情のコントロールを研究した実験があります。先の研究結果と実はおなじ結論が出て切るのです。緊張しているにも関わらず「私は緊張なんてしていない!!」とか「プレッシャーなんて感じていない!!」と、自分の感情を否定してしまうと、逆にもっとストレスがかかったりプレッシャーがかかったりして、結果的にスピーチに失敗しやすくなってしまったという傾向が出ていました。

緊張しているんだという事実を認めるという事は、実は冷静さの裏返しでもあるという事です。冷静になっているのであれば、自分自身のパフォーマンスを出す事が出来るという事です。

あくまでたとえ話になりますが、子供たちに注射をするときに「先生、注射怖いよ!!」と泣いているのであれば「怖くないよ!!」というのは、逆効果になる可能性も含んでいるのです。本人が怖いと言ってるのですから、そりゃ怖いはずです(笑)医師や看護師の怖いレベルと、子供が怖いレベルはことなりますから。

それよりも「怖いって思うのは痛いと思うから?怖いと思っても先生は注射上手だから痛くないしすぐ終わるよ。」等と怖い感情を否定するのではなく、子供が怖いと思っている理由を優しく払しょくしてあげる事の方が、子供たちが注射を怖がらない可能性があると言えます。

看護師がウザい!!と思ってしまうストレスを感じたときも同じです。自分自身が「うざっ!!」と思ったり、「イラッ!!」と思ったときは「私よ落ち着け!!イライラしてないぞー!!」と自己暗示をかけようとするよりも、「あ、私は今イライラしているな。」とその感情を認める事からスタートなのです。

そしてその自分自身のネガティブな感情を、冷静に客観的に自分のイラっとした感情のストレスを見つめてあげると心がスッキリ楽になっていきます

例えば過去にうざっと思った経験を思い出して、先週看護部長に怒られたのが100点だとしたら、今回怒られたことはまあ70点くらいかな?前よりはましか(笑)このように自分の感情を過去の出来事と比較して点数化する事もまた、実は簡単にストレス解消になる方法として言われています。他にもゆっくりと呼吸をする事や、タッピングと言っておでこをトントンとタップする事もまたストレス解消になります。

◇:自分の感情に振り回される事って良くないのですか?

看護師として成長したい!挑戦したい!!というような、ポジティブな感情に振り回されて行動する事はとても良い事です!!ポジティブである事は周りを笑顔に変える事が出来ます。そして自分自身の成長を感じる事の出来る瞬間でしょう。

しかしウザい出来事があって、看護師を辞めたいと思ってしまうようなネガティブな感情で行動してしまうと、冷静ではなく正しい意思決定が出来なくなります。そしていつもと同じパフォーマンスを出す事が出来なくなるために、結果的に日々の看護業務でも失敗してしまったり、怒られてイラっとしてしまう悪循環に陥ります

精神科に挑戦したい!!訪問看護に挑戦したい!このようなポジティブな感情で転職活動をすれば、正しい意思決定が出来るので、転職活動が成功する可能性もとても高いと言えます。しかし「主任に怒られたから転職してやる!」というネガティブな気持ちのまま転職活動してしまうと、冷静さがない為に、正しい意思決定が出来なくなる可能性が高いのです。

冷静さがなくなると例えば「夜勤がない看護がやりたい!!」と思っていたにも関わらず「夜勤があっても今よりもお給料が高くなるから夜勤やります!」と誰が聞いても「それ間違った意思決定してますよ!!」って事も冷静に判断する事が出来なくなるのです。

まずは自分の中に生まれたネガティブな感情であったとしても受け入れてみましょう。「私怒っているな。」「私緊張しているな。」と否定するのではなく自分の感情を受け入れるのです。これだけで意外と冷静になってスッキリします。スッキリしたうえで物事を考えたり行動をすると、不思議と良い結果になったりするものです。

自分の感情を否定することなく受け入れれば、後は変えられない過去を悔やむのではなく目の前の業務に集中すれば気が付いたらウザいストレスの事なんて忘れていますよ☆彡実はネガティブな感情を思い出してしまう時は、時間がありすぎる時だったりするのです。朝一番のウザいストレスを感じても一日中振り回されないように是非実践してみてください!!

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