協調性がないと嫌われる!嫌われる看護師の行動と協調性を高める方法を徹底解説

【チームワーク改善】~看護師、訪問看護師の為の組織を強くする行動~

組織を強くするチームビルディングの方法を科学してみる

なぜだか看護部の中で私は浮いている気がする・・・「えっ!!ちょっと待って!!もしかして浮いてるんじゃなくて・・・私・・・嫌われてる?ま、ま、まさか・・・・

看護師/訪問看護師の皆様、このような悲しい思いをしたり感じてしまった事はありませんか?二人以上いればそれは組織といい、組織の中で嫌われる行動というのがあるのです!!つまりこの嫌われる行動を減らしていけば、組織のなかで浮いてしまう事は減りますし、結果的にチームワーク抜群の最強組織ができるわけです。

チームワーク抜群の最強組織が出来たのであれば、さらにさらにさらに!!チーム内の看護師の「やる気」をグググっと上げて、関わる看護師全員が「やる気がでる」。それが病院や訪問看護ステーションの患者様や利用者様の満足度にもつながっていきますよね!

他人からの印象というのでは下記コラムが役に立つと思うのであわせてご覧ください。

評価される”時間の伝え方”を徹底解説

「看護部内で嫌われない行動ってそんな事簡単にできるのでしょうか?」

もちろん簡単ではないですが、「他人から好かれる理由」と「他人から嫌われる理由」の両方を知っていれば、今現在の環境から改善策を考えることも可能となります。

これはもちろん看護師/理学療法士様だけではなく、一般職でもチームを持っていれば、少なからず「チームワークを上げる」事や、組織のモチベーションを上げる事が可能となります。

モチベーションの高いチームは成果を出しやすく、失敗しにくい傾向があります。そして看護師/理学療法士様の大きな課題である「離職率」の改善も副次的には効果があるのです!!看護師/理学療法士の皆様もチームがあり、その看護チームがモチベーション高ければ、患者様からの見られ方も大きく変わり、究極的には病院や訪問看護ステーションのブランディングにもなること間違いありません。

今日もまた心理学の実験を共有しながら現場で使える授業をしていきますね!では本日のポイントをお伝えします!!

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1:さあみんなで「同じ」行動しよう!!

「当たり前に嫌われたくない」それは皆さん同じだと思います。どうすれば嫌われずにみんなで協力できるような看護師/理学療法士チームになるのだろう?チームの雰囲気を良くしたい!!壊したくない!!と思って無理やり合わせることもまた、自分自身の精神衛生上良くないですよね。

※もし現状かなり無理している・・・というのであればだれが悪いわけではなく理念の違いなので、自分自身にあう病院や訪問看護ステーションに転職する事をお勧めします!!こちらからご相談ください。

が、しかし!!仕事なので自分のわがままだけを通すことも出来ないですし、組織で働く以上はしてはいけません組織で働く人たちは相互に行動を確認しています。そして「同じ行動をとっている」と感じた方が圧倒的に協力的になっていきます。つまり「嫌われる事」も圧倒的に少なくなりますし、「チームワーク」が上がっている組織力が高い状態と言えます。

そしてわかりやすく「私はあなたと、このチームと同じ行動をとっています!!」と組織内の看護師同士で伝達しあう事が大切になります。

「ん??それはなんでなんだろう?」と思った皆様!!ご安心ください!!そのなぜ?なぜ?を解消する研究結果をお伝えしますね。

スタンフォード大学の研究結果になるのですが、チームを3グループにわけてとある実験をしてみました。「どのような行動をチームでさせることが協力的になるか」の研究になります。協力的という事は好かれている状態(嫌われていない状態)であり、チームワークが強いという事が言えますよね。

どのようなグループに分けたかと言えば下記の通りです。

どのような行動をさせるとチーム内は協力的になるか?

① 国家を黙読するグループ
② 一緒に大声で国家を歌ったグループ
③ 一人で耳にヘッドフォンをして国家を歌ったグループ

そしてチームごとに歌ったあとに、チームに対して「実験の協力ありがとうございました!!」とがっつりと報酬を与えますすると何が起きたでしょう!!なんと大乱闘がwww

これはちょっと大げさに言いすぎたのですがwww②番の「一緒に大声て国家を歌ったグループ」だけが報酬を山分けしたんですよ。お、お、恐ろしい。。。

つまり全員で大声で一緒に歌うという行動をしたチームは、全員が全員チームとして協力してくれたと感じており、誰かが上で、誰かが下だという考えがないんですよね。みんながみんなを好き!!誰も嫌いじゃない!!って状態です。だからみんなで報酬は分けるべきだ!!という結論に達したんですよね。最近のビジネス書籍ワードで言えば「ティール組織」のようなイメージでしょうか。

つまりこの研究からもわかる通りお互いが一緒に同じことをしている”という事をお互いが理解する、認識させる。このことこそがまさに嫌われない方法であり、協力的なチームビルディングに大切な事になります。

例えば看護師業務で考えてみると、看護理念をみんなで唱和する事率先してやってみてもいいですね。何かをすれば一気に看護部の雰囲気が変わったりではないので、小さな変化を積み上げていくと看護師/訪問看護師様の意識も、小さく変わっていき、その積み上げで「チームワーク」というものが形成されます。

もしも自分が「チームワークを壊してしまっている?」「なんか嫌われているかな?」と感じたら、まずは「自分が周りと同じ行動をしているのかな?」を確認してみるといいでしょう!!

・「看護師のみんなが仕事をしているときは、自分も極力仕事をする」
・「看護師のみんなが休憩しているときは、自分も一緒に休憩する」

どうしても仕事なのでみんなで同じ行動をとることは出来ないと思いますが、進んで一人だけになったり、意固地になって「休憩中だから絶対に仕事はしない!!」とか周りが「ないよねー」と思ってしまう行動をしていませんか。これがまさに浮いている状態であり「嫌われる行動」なのですよ。お昼休みはみんなと取っているけど、あえて個室で一人でランチしているとかありませんか?

それなんです、嫌われる行動www率先して嫌われる行動です。たかがこれだけと思われますが、このような組織の中で一人だけ異なる行動の積み重ねが「チームワークを壊す行動」​なのです。

どうしても業務の都合上休憩時間はずれてしまうと思いますが、ポイントは極力看護師一人で行動しない、させないという事がチームのやる気に関わってきます。この辺は組織設計やマネジメントとして管理職が深く意識する事が必要です!!

百聞は一見に如かずとはいいますが、自分の目で見えないものを否定したくなったりするのが世の常なんですよ。なので純粋に休憩とっているだけなのに「あの子は新人看護師のくせに仕事しないよね」とか「チームワークを毀損しているよね」と不毛な意見が出てきてしまうのですよ。。。うーんこれは悲しい。。。。

「私はそんなつもりじゃないんです!!」と思ってみた所で、発言とは裏腹に行動が伴っていないので「チームの一員」としては認められにくく評価もされにくいのですよ。なので「一緒に取り組んでいる!!」まずはこの姿を他の看護師に認識してもらうようにしましょう。

ただし、この「一緒に」取り組むにあたって注意点があるのです・・

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2:「徹底」出来ない人は嫌われる!?

では一緒にやるか・・・はぁーやりたくないけど、とりあえずやってみるか・・・それがチームのやる気を上げるんだもんね。はいはい、やりますよーだ。。。

ハイ、これダメ―!!絶対にNGです。

チャンスがあればリスクもあり、リスクがあればチャンスもあるというのがこの世の中www逆に一番よくないのは中途半端に人に合わせてしまう事です。これもまた嫌われる行動ですしチームワークを壊す行動なんですよ。

「徹底」出来ない人はより、チームから嫌われて働きにくくなってしいます

「しっかり同じことをやろうとする努力は見えるんだけどなんかちょっと違うんだよねー」とか「真面目にやってないよねー」と一度こう感じさせてしまうと、他の看護師様からも「気に食わないわ!!」とか「なんであの子はちゃんとできないと!!」と逆に大きな溝を生んでしまう可能性があります。

これはダートマス大学の心理学者ジュディス・ホワイトの研究で「自分と考えは似ているけれど徹底していない人を人間は嫌う」という事が実証されています。

つまりなんか似たようなことをやってくれてはいるものの、「いまいち徹底できていない」と感じる場合、その人を嫌ってしまう可能性が高くなるって事なんですよね・・・・この実験では2グループに分かれました。これが実証された研究結果があるのです。

徹底度による評価の違いの研究をしてみた

① :ビーガン(乳製品や卵すら食べない徹底した菜食主義者)
② :ベジタリアン(乳製品や卵はOK!!でもお肉は食べない菜食主義者)

この2グループがお互いに感じている偏見を比較してみました。恐ろしい実験ですよね。。。

答えをズバッとお伝えするとビーガンがベジタリアンに感じる偏見の方が、ベジタリアンがビーガンに感じる偏見よりも3倍も偏見が強かったそうです!!

つまり人間は真逆の人間を嫌うというよりも、同じタイプなのに徹底していない人を嫌うということが実証されてしまったのですよ。

なので下手に看護師の皆さんに合わせようとすると大失敗してしまいます。中途半端な行動はより状況を悪化させるだけなので、なんとなく行動を合わせたり、話を合わせることは得策ではありません。適当にやっていることが、ばれてしまったり「徹底していない」と思われてしまうのです。そして結果的にチームの中で浮いてしまったり、嫌われてしまったりとなってしまします。

ではどのように日々の看護業務の中で会話をしたり行動をしたら良いのでしょうか?次の章で考えていきます!!

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3:共通点を明確にしていこう

では日々の看護業務の中でどのように会話をしたり行動をしたら良いのでしょうか?単純に乗っかろうとするのではなく不器用でもいいので一生懸命やることが大切になります。

ポイントになるのは「できる、できない」ではなく「やる、やらない」です。もっと言えば頑張って、一生懸命やっている事です。

一生懸命やっているのに、「できない」のは仕方がありません。できない事に怒ったり、結果に怒り狂ったりする人は看護師のチームで考えると少ないはずです。※もし怒り狂っているのであれば、その人がだめですね。。。そんな組織だったら転職した方がいいですよ。

ここは冷静にみなければけませんが、結果に怒られているのか、事に向き合う姿勢に怒られているのか?これを明確にしましょう。怒られていると、結果に怒られている気になってしまうのですが、冷静に外から見てみると、やろうとする姿勢に怒られていることが多いのですよ。

なのでまずは不器用でもいいので、思いっきり!!そして一生懸命やってみましょう!!そしてチーム内の看護師との共通点を沢山見つけて伝えるようにしてください。

「お話を聞いて、まだできないですが、思いは同じだと思いました!!」
「看護部長のお話を聞いて、自分の〇〇に同じような考えがあります!!」
「やろうとするアプローチは違うかもしれませんが
患者様の為の看護がしたい!!って思いは同じですね」

多様性の中には様々な意見や、時として衝突があることは事実ですし、それ自体は決して悪い事だけではありません。ただそんな中にも「ゆずれないものひとつ」ではありませんが、共通の共有できる思いがあることを伝えていきましょう!!

その行動こそが自分自身が「嫌われず」そして「やる気を高める」チームワークの心理学になります。ここも看護師の求人である病院や訪問看護ステーションの面接にも活かされます。

面接官である看護部長や室長がおっしゃっている内容に対して否定してしまったり、ネガティブになってしまうのではなく

「私は○○という考えを持っておりましたが、
看護部長がおっしゃっていただいた〇〇に関しては同じ気持ちです!!」

など今後チームに入る方が、同じ気持ちでいてくれるとわかれば、それはチームに招き入れたいと思いますよね?これが看護師様の転職活動の中でも大切な事になってきます。

さあ是非実践してみてくださいね!!

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