白衣の天使と、私服の悪魔~仕事中の本音と建前、第二の人格が看護師/訪問看護師が働きやすくする~

看護師は白衣の天使なのかを行動心理学的に考えてみた。

「白衣の天使なんて言われたくない!!」実はこの発言自体は看護師様とお話ししていると、凄く良く聞くセリフなんですよね。勝手なイメージを植え付けられて、プライベートであったり、お付き合いをしたりすると、よくそのギャップを言われて、枕をシクシクと濡らすことがあると聞きます。

お仕事をするにあたって、「白衣の天使」のようなジキルとハイド状態、つまり仕事中とプライベートで性格が異なるというのは個人的にはあってしかるべきだと考えます。公私ともに同じ性格だったり人格だったりするとロクな事はないとw

そもそも仕事は仕事であって、プライベートではないんですよね。なので仕事中に上司から「もっと本音で話して欲しい」とか言われたところで、その口車にのると仕事が機能しなくなってくる可能性の方が高いと経験上も感じています。本音と建前って話ですが本音を仕事中に話す事はメリットはかなり低いという事です。

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比喩表現として「白衣の天使」と言という事は、看護師/訪問看護師の業務としてしっかりと仕事として確立されていると世間的な認知がズバッとあるということなので、誇らしい事だと思います!!

プライベートであったら「全然白衣の天使じゃないじゃん!!」なんて言う人がいるのであれば(それがむしろ男性だったりしたら)、逆にどれほど子供やねんとwwwそれはさすがに夢見がちすぎますよねwそんな男とは付き合わない事をお勧めします。

さあ日々の看護業務の中でこの「白衣の天使」という業務上の顔、つまり”建前”と、「私服の悪魔」ともいうべきプライベートの顔つまり”本音”を、どのように使い分けることが良いのか。業務中に例えば看護部長や室長から「もっと本音で話そうよ!!」と言われたときに、どのように対応する事が良いのか?これらを今日は行動心理学の観点から考えてみたいと思います。

それでは講義のスタートです!!

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1:業務中は本音は話さない方がいい(私服の悪魔にならない方がいい)

「ありのーままのー姿みせるのよー♪」なんてアナと雪の女王の歌の中でも、歌われていましたが、皆さんはどれくらいオープンに自分の姿を見せていますか?つまり本音と建前で言うと事の本音です。つまり本音で毒を吐ける私服の悪魔状態ですwww

ありのままの自分を隠さない人は親近感もわくし、裏表がない気がするし、間違いなく良い関係性が築けそうだ!!思いますよね?自己開示が一切ない人は確かに「何を考えているのかよくわからん?」という感情になることも納得です。

リーダーシップのビジネス書籍や自己啓発本の中にもこの「ありのままの姿」という自己開示の重要性がかかれています。

がしかしwどこまで「業務中」に自己開示をするべきなのだろうか?この業務中は「ランチ」なども含めて、仕事の人がいる場の事を全て指していると定義してみましょう。

さあ看護業務のなかでどこまで自己開示をして本音、つまり「ありのままの姿(私服の悪魔)」見せてみますか?例えば患者様に向けてありのままの姿をみせてみましょう。

ありのままの看護師Aさん:「ちょっと採血やるんで腕まくってくれない?血管細くて超やりにくいんだけど。あ、ごめんなさいね。私って裏表ないから、嘘が付けないの。」

ありのままの看護師Bさん:申し送りの最中でもずっと髪の毛を気にしている。「だって話はちゃんと聞いてますから、紙を触っている事で話聞いてないと思われるのむかつくんですけど。」

ありのままの看護師Cさん:「時間に縛られるのって嫌いなんですよ。だってなんかかっこ悪くないですか?だから時計もつけたくないですし、会議とかで時間とられるのもいやなんですよ。私は私なので」

こんなことはあり得ないとはいえども、極端を言えばこんな事も起きてしまっているのですよね。

業務中であればどんな場合でもTPO(Time(時間)、Place(場所)、Opportunity(機会)の頭文字)を考えた発言や態度、マナーや自制心が必要になります。

いずれにしても、業務中にありのままの姿でいること、つまり本音を話しすぎる事を重視しすぎるのは辞めた方が良いです。ありのままが上手くいっていたら、就業規則なんてものはなかったんですよねwそれくらい本音を語ったり、ありのままの言動をすることは歴史的にも成功はしていません

そもそも、自分の事をどれくらいわかっているか?という問いに関して正しく答えられる人は少ないでしょう。つまりありのままの自分をオープンに話しているつもりが、実は相手にとっては知性のなさをただただ伝達しているだけになってしまい、その姿をみた看護師の仲間たちに面白可笑しくうつってしまうことになるでしょう。

あくまで「ありのままの姿」をみせるのは、家族やパートナーや、ごく身近な親友に限った人たちにとどめておく方が業務中と考えると懸命です。

仕事とプライベートの境目がなくなってしまうと、なんでもありになってしまうので先に伝えたような恐ろしい「ありのままの看護師」が生まれてしまうのです。

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2:業務中は白衣の天使になったほうがいい(第二の人格を作ったほうがいい)

ずばっと結論から言えば看護師様は「白衣の天使」を目指すべきです!!

まず白衣の天使とは何を指すのか?から伝えるのであれば、TPOを考えた信頼を勝ち得るための建前の顏、つまり「業務上の外向きの顔」を意味しています。

よく「仕事だから仕方がないよね。」という表現をネガティブに使うケースがあると思いますが、まさにこれをポジティブに考えて「仕事だから」と外向きの顔、つまり第二の人格を持っておくことが、仕事を円滑に進め信頼を勝ち取る方法になります。

本音を出しすぎて、職場の看護師から「なんだか、なんでもありですね・・・」とか「なんか面白い看護師さんね」と卑屈を含めて言われてしまう事もなくなりますし、「仕事だから=お金を貰っているから」モラルを守ったり、時間を守るという事をしなければいけません。

そうなんです、仕事だから病院や訪問看護ステーションの経営理念を叶えるがごとく働かなければいけません

でもなんだか「ありのまま」である本音をみせない自分自身の姿に違和感があるな・・・って思うかもしれませんが、違和感があっていいですwwだってそれは「第二の人格」なのですから、自分らしさを企業に働いている組織人で求めてはいけません。

もしも自分らしさを徹底的に出していきたいのであれば、”youtuber”や独立して”自分の会社”であれば確かに!!自由に本音を出しまくってもいいかもしれませんね。それで周りに迷惑をかけても、面白おかしく思われてもすべてが自分自身に返ってくるのですから。

でも病院や訪問看護ステーションで働くという事は、人の会社であり、組織の中の一人になります。なので自分らしさ、つまり本音で話しすぎる私服の悪魔を求めるすぎることは、一言で言えばただの「自分勝手」そう、「わがまま」なだけなのです。得する選択は何か?でゲーム理論を使うケースもあるので過去の講義をリンクしておきますね!!

その仕事断りましょう!!ゲーム理論に学ぶ自由を勝ち取る「脱・好かれたい病」

こういってしまうと「看護が大好きなのに、好きな事を仕事にしてはいけないの?」と思われるかもしれませんが、それはちょいと違います。是非好きな事を仕事にしてください。でも好きな事を仕事にすることと、わがままに仕事をすることは異なりますよね?

仕事なので利他の心を持つ事、仕事なので就業規則のような「ルール」を大切にする事。そのうえで仕事を好きでいるというのはとても大切な事です。仕事だから、お金をもらっているからと考え自分を律する事が出来ているばそれは、第二の人格がしっかり生まれているってことなんですよ。

余談ですが優秀な先生でも自分の子供には上手に教えられない理由もこの辺にありますよ。それは自分の子供に教えることで「仕事」ではなく家庭でのコミュニケーションになってしまうので、感情をコントロールできなかったり、ワガママになってしまうのですよね。占いとかも同じですかね?占い師が自分の事を占えないのも「仕事ではない」からというのも一部あると思いますよ。

本音を言えずに違和感をもって働いているという事は、全然ネガティブな事ではなく、それこそがまさに白衣の天使と言える看護師様のあるべき姿なのですよ。そんな自分に胸をはって働きましょう!!

もっともっと胸をはって働きたいという看護師様!!是非訪問看護の世界に力を貸してください。

3:「もっと本音で語って」と看護業務中に言われたら、それはそれは超注意!!

もっと本音で語ってって
それ、あなたも全然語ってないですから~!!
残念!!
第二の人格ぎりー!!

と懐かしの羽田陽区さんのような感じでスタートしましたがww

「本音で語って」って言ってくる人は大抵は自分自身の自負心を満たしたいだけなんですよね。つまり本音を聞いて「わかるよーわかるよー」となぜだから励ます感じのトークになってしまって、実は仕事の解決には何にもならなかったりwww

この「本音で語って」はトラップであることが多いので、私服の悪魔をだすよりも、白衣の天使である建前の第二の人格として語ることをお勧めします。例えばこんな事ありませんか?

看護部長:「今ねうちの病院も年配の人が多くなってきたでしょ?だから病院としても若い子の意見をもっと取り入れて聞かないといけないと思っているのよ。だから〇〇さんの意見も聞きたいから、悪い事でもいいからドンドン本音で話して欲しいんだよね。今の看護部の事だったり、病院の事でもいいから何でも言ってちょうだい。絶対内緒にするから。」

という言葉を信じて良かれと思って色々言ったら、造反組のように扱われたり、〇〇さんは不満ばっかり言っていると経営会議でも話題になってしまったりwww特に上司からの「本音で話して」というのは全くもって信用ならないですよね。

なのでこのような質問をされたら、これこそまさに第二の人格で建前を話す白衣の天使として節度を持った意見を言うようにしましょう。意見です、意見!!ありのままの不満をぶつけてしまうと、本当にとんでもない事になってしまうだけなので。「本音でしゃべって」と業務中に言われるのであれば、それはもう業務なので改めてのTPOの意識です。

業務中でない、仕事が終わった後に「飲みに行く」というのでも、相手は業務の相手なのであくまで本音は隠して意見や議論をすることをお勧めしますよ。

会社である病院や訪問看護ステーションは、その名の通り会社であり組織なんですよね。なので偉い人がいれば、一般看護師もいるのですよね。そしてお給料の体系も大きく変われば、求められることも大きく変わってきます。※この辺を理解すると「看護師様の給料を上げるには?」という問いの方法論にもなると思います。

年収/月給/時給から考える転職に大切な看護師/訪問看護師の給与の上げ方を考える

故にですよ、組織である以上、利害関係が社内でもある以上は仲良くなることはできても、本音で語り合うような、高校や大学で出会った友人関係になることは結構難しいっす。もし職場で本音で語りあかせる看護師がいるのであれば、絶対に大切にした方がいいですし、不思議なもので、友情が生まれる瞬間って実は転職してからだったりしてw

それはなぜかと言えば、お互い別の環境にいるので「利害関係」がなくなっているからなんですよね。「本音で語って」って聞こえはいいですが、実はこの利害関係が故に聞いている恐ろしい質問だったりもするのです。改めてその言葉には乗らないように要注意!!

”白衣の天使=仕事上の建前の顏”、”私服の悪魔=仕事上でも本音で話す”、どちらでいるのが良いんだろう?と悩んだらとにかく、看護師は白衣の天使なんだ!!と思って、仕事中は建前の顏でいることをお勧めします!!

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