「うちの病院こない?」友達の紹介で転職活動していいものか??を科学してみる

友達からの紹介で転職しようと思います!!これって良いの?

病院や訪問看護、介護施設も同様に「友達から病院や訪問看護の求人を紹介されている!!」って看護師様は少なくないと思います。一見すると「友達がもうすでに働いているからなんか安心できるなー!!」って気持ちはすっごく良くわかります。

そしてこの「友達からの紹介の転職」の失敗相談が実は少なくないのですよね。。。もちろん友人の看護師が働いているという事で、ほっと一安心できるというメリットもあるのですが、逆にデメリットもあることを認識してから、本当に「友達の紹介」で転職をしていいのかを考えていきましょう!!

というわけで本日のテーマはこれ!!「友達からの紹介で転職してもいいのか?」を科学していきたいと思います!!本日のポイントはコチラ!!

本日のポイント

1:友達が良くても自分が良いとは限らない
2:リファラルキャンペーンって知っている
3:条件面とか実は聞きにくい
4:辞める時にかなり気まずい
5:実は比較をしていなかったために入職して失敗する可能性が高い

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それでは講義のスタートです!!

1:友達が良くても自分が良いとは限らない

「うーん、転職したいwww」働いていれば1年に1回くらいはこんな感情がピコーンと起つときがありますよね?そんな時にまさかの素敵なお知らせが友人の看護師様から。「ねえねえ、良かったらうちの病院で働いてみない??」

これは心躍りますよね!!なんと辞めたいと話してたら「うちの病院においでよ!!」なんてこれはタイミングバッチリ!!「よっしゃ!!転職するぞ!!」

「待ってください!!一回冷静になりましょう!!」友達が紹介した理由は「良い病院だから?」それとも「人が必要だったから?」この理由なきにして転職する事は厳禁です。

もう少し違った質問をしてみましょうか。ご友人である看護師様の事をどれだけ知っていますか?

ご友人の事をどれだけ知っているかのチェック項目

・どんな性格をしていますか?
・好きなタイプはどんな人か知っていますか?
・今恋人がいる?結婚している?家族構成などは知っていますか?
・どんな看護観を持っているか知っていますか?
等々

さあさあどうですか?ご友人の看護師様、自社の病院や訪問看護ステーションの求人を紹介してくれた看護師様の事をどれだけ知っていますか?もしも友人として長い付き合いをしているから良く知っているわ!!と思っても気を付けなければいけない事があります。

友人としての人格と、仕事をしている時の人格は大きく異なります。

いかに仲の良い友人と言えど、それは友人としての人格なのです。ビジネスで、つまり看護の現場での同僚や先輩、上司となると人格や性格は大きく異なります

大好きだった友人なのに、先輩なのに、一緒に仕事をしたら圧倒的に嫌いになったwww

一緒に働いてみたら嫌いになった友人の例

・「こんなに自分のことしか考えてないの?」
・「こんなに患者の事を考えない人だったの??」
・「こんなに大雑把と思わなかった!!」
・「こんなに口うるさいと思わなかった」
等々

働くとは良い意味で「仕事は仕事」なのですよね。仕事は仕事に関しては過去にコラムで講義しているのであわせてご覧ください。

「好きを仕事に!!」と「やる気がない」を徹底解説

さあ改めてご友人から求人の紹介をされている看護師様に質問ですよ。どれくらいご友人の事を知っていますか?もしも冷静に考えて「あまり知らないな!!」と思ったら、少し冷静になって条件などを聞いてみる必要がありますよ。

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2:リファラルキャンペーンって知っている

リファラルキャンペーンという言葉を聞いた事がありますか?これはここ数年で流行っている言葉なのですが簡単に言えば「友達紹介」です。

友達である看護師様を自社である病院や訪問看護ステーションに紹介してくださいね。という事なのです。看護師不足がいかに凄まじい状況かはそりゃ看護師の皆様が一番よく知っていますよね?看護師不足に関しても過去に講義しているので、よければこちらもみてみてください。

2019年/2018年とか最新の各種統計情報から看護師不足を分析してみる~データーサイエンティストのーちー先生が分析してみた~

都道府県ごとにより大きく看護師不足の環境は異なりますが、総じてどこの病院も訪問看護ステーションも、介護施設も人材不足なのです。そして採用で流行ったのがまさに「人材紹介」なのです。採用を自社でするよりもアウトソースする方が圧倒的に効率的だという事になり、いまでは6割以上の病院や訪問看護ステーションで看護師様の人材紹介を利用しています。

しかし!!それでも人が足りないぞ!!という所は何をするかというと、「どうせ求人広告費を使うなら社内にも使おう!!」ということで、社内で友達紹介キャンペーンをひらき「1名お友達が入職したら50万!!」とかも少なくありません。

もしそれを知らずして入職してしまったときのショックたるや。。。実際にこの例は少なくなく「私は友人にお金で売られたのか・・・」と友人関係に亀裂が入ってしまったケースも少なくありません。

ご友人の看護師様の紹介は善意ですか?それとも実はリファラルキャンペーンがあってのことですか?ここはそれとなく確認したほうが今後の友人関係の為にもなりますよ。

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3:条件面とか実は聞きにくい

せっかくの友人からの紹介なので条件面とかは正直聞きにくいのですよ。というのも労働条件というのは本来は細かく通知され、ご友人と全く同じ条件になるかどうかは「わからない」というのが正直なところです。

法人として(〇〇会)としての就業は同じでも、友人は病院勤務で自分は病院勤務ですが療養病棟になった!!なので手当てが友達と違ってお給料が下がってしまった。。。なんてケースも聞いた事があります。

お給料っていくらくらいかな??と聞いてみるのも大切ですが、なんだか友人の看護師に「お金にうるさいやつ」と思われてしまうのも嫌だしな。。。もしかして聞きすぎて「面倒くさいやつ」と思われてこのご縁がなくなったらいやだな・・・と思ってしまい、詳細を踏み込んで聞くことが出来ないケースも少なくありません。

またもし聞いたとしても、友人の看護師も「その辺は良くわからないから人事に聞いてー」とか言われてしまうと、実は雇用条件がわからないのに入職してしまうケースもあるんですよ。。。これはやばいっす

改めてですが友人の看護師様が自病院の求人を紹介してくれた時は「どんなポジションでの入職なのか」「待遇はどのような労働条件なのか」を明確にしておく必要がありますよ。

4:辞める時にかなり気まずい

友人の看護師様から紹介された病院に入職したとして、もしも「辞める」タイミングが来てしまったとき、これは本当に双方ともに深く深く傷つきます

仮に条件違いで早期退職してしまったとしたらご友人の病院での立場もかなり気まずい感じになりますし、友人関係も相当気まずい感じになってしまます。

逆に自分が入職したのに、求人紹介してくれた友人が先に辞めてしまったときも同じですよね。「おいおい、私を入職させておいて、なんで先に辞めてるのよ・・・」とこれまた相当気まずい関係になりますよね。

「ま、ま、まさかだけど、自分が辞めたいから私を入職させたのでは!?!?」と疑心暗鬼になってしまう事もあるでしょう。実際に後任を探さないと辞めさせないぞ!!と脅迫的な事を言う事業所もあるみたいですから・・・・
※辞めさせないというのは実は日本国においては絶対に出来ないのですよ。もしも離職でお困りの方がいたら、また別途講義していきますね。

入職してお互いが働き続けて、お互いが良い職場だ!!と感じることが出来れば、本当に素敵な事だと思いますが、そうならないケースもリスクとしてはある!!という事を認識しておけば、友人の看護師から友達紹介で求人を紹介されたときも冷静でいれますよ。

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5:実は比較をしていなかったために入職して失敗する可能性が高い

これが一番大切なのですが、友達からの紹介になるとあえて苦言を呈して伝えるとしたら「他を比較しないで盲目的に入職してしまう」ケースが多いと感じております。

本来転職というと、人生を変える一大イベントになるので、自分自身のライフサイクルやライフプラン、恋人や家族との関係性などを考えて「何を大切にしたいのか」をしっかり決めて「どんな状況じゃないと転職すべきではないのか?」まで考える必要がります。

でも「友達がいるから大丈夫!!」で決めてしまうと、比較をすることが出来ないので本当はもっといい環境あったのに!!とか、そこに入職するのであればライフプランで考えるともっと年配(若年)の方の方が良いのになー!!とかも正直言ってあるのですよ。

友人は看護のプロフェッショナルであって、お仕事探しのプロフェッショナルのではないのですよね。

改めてご友人の看護師様から「うちの病院にこない?」と言われた冷静に、そして勇気を持って確認してみてください。

友人に「うちの病院に来ない?」と言われた際の確認事項

1:なぜ今人を募集しているのか?
2:友人が自分自身を誘った理由は何か?
3:働いている事業所の悪い点(離職する点)はなんなのか?
4:リファラルキャンペーンなどはやっていないか?
5:ご友人はあと何年働きたいと思っているのか?
6:自分が入職した際の条件やポジションは?
7:ご友人は時間や条件どのように働いているのか?
8:ご友人が辞めたいと思ったときは何か
9:ご友人が働いている条件よりも良い条件の事業所があったら友人は転職するか??

等々はポップに友人関係の会話の中から聞いた方が無難です。もしも1つでも回答が明確じゃない場合は、冷静に冷静に。友人がいるというのはとっても安心できる環境であることは間違いありませんが、友人にとっての良い環境と、自分にとっての良い環境は異なるので、仕事探しは冷静に!!

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