【2024年版】芸能人格付けチェックに学ぶ、管理職の心得!”少数派になっても折れないメンタリティ”

◇:管理署に大切な事は、芸能人格付けチェックが教えてくれた

年始の特番と言えばこれ!!芸能人格付けチェックじゃありませんか?病院や訪問看護ステーションで働く看護師/理学療法士/作業療法士の皆様もファンの方は多いと思います。GACKT様がどれくらい連勝記録を伸ばしていくのか?をドキドキしながらテレビを見ている方も多いでしょう。

さてこの芸能人格付けチェックになりますが、実は別の切り口で考えていけば、管理職に大切な心得ともいえる、メンタルの強さの重要性や、意思決定の難しさというのを、これでもかというほど教えてくれる番組でもあるのです。少し極端だと感じるかもしれませんが、看護師/理学療法士/作業療法士の管理職の皆様も、病院や訪問看護ステーションで当てはまる事間違いなしになります。

といったものの(笑)もちろんこの番組を見たことのない看護師/理学療法士の皆様もいらっしゃるので、少しこの番組がどのような番組なのか説明していきましょう。そして本日のテーマは管理職に大切な心得を芸能人格付けチェックから学ぶ!!になります☆彡是非気楽な気持ちで読んでくさいませ。またこの格付けチェックを年末年始の楽しみにしていただければ幸いです。

◇:芸能人格付けチェックってどんな番組ですか?

さてこの芸能人格付けチェックとはどのような番組かといえば、芸能人たちが、正解して当たり前と思われる「基本的なこと」、「当たり前のこと」時には「超絶な難問」を2択や3択で答えていくクイズ番組になります。

例えばどのような問題かといえば「超有名点が作ったチャーハンはどちらでしょう?」という問題に目隠しをして「Aのチャーハンは素人が作ったチャーハン」、「Bのチャーハンは超有名点が作ったチャーハン」どちらが超有名点が作ったチャーハンか答えてください!!のようなクイズ番組になります。

他にも「牛肉はどちらでしょう?Aは牛肉、Bは豚肉」みたいな問題もありましたね。もちろんもっと難しい問題も沢山ありますが、この文章だけを読めば、「こんな簡単な問題を誰でも正解できませんか?」と看護師/理学療法士/作業療法士の皆様も思うと思いますが、これがまた難しいのなんのって(笑)

そしてAかBかの答えを、Aの部屋、Bの部屋に芸能人が入って、答えを待つというクイズ番組になります。ダウンタウンの浜田さんが「おめでとう!!」と部屋に入ってきたら正解!!という感じです。

つまり正解か不正解かわからない状態でAの部屋、Bの部屋にはどんどん芸能人が入ってくるという事なのです。そしてまさにこの状況にこそ、看護師/理学療法士/作業療法士の管理職の皆様が訪問看護ステーションや病院で学ぶべき心得があるのです!!今管理職の方が悩んでいたら、その悩みも解決できるかもしれません☆彡

◇:管理職の意思決定は孤独との戦いであるのです

この芸能人格付けチェックがどんなクイズ番組になるのか何となくイメージが湧いてきたと思います。でもこの番組がなぜ、看護師/理学療法士/作業療法士の管理職の皆様の心得を教えてくれるのでしょうか?

それは実は格付けチェックでの答えを部屋で待っている間にあります。答えがAなのかBなのかわからない状態で、各々の部屋で待っていると、答えを選んだ芸能人が続々と部屋に入ってきて待っているのです。

究極的にはAの部屋には一人しかおらず、Bの部屋に10名の芸能人がいるケースもあります。このような状況になると、芸能人の方はこのように考えるのです。「Bの部屋に沢山芸能人がいる。こんなに選んでいる人が多いなら正解のはずだ!○○さんと同じ答えなら間違っているはずない!つまり答えはBで間違いない!!」と思いますし、Aの部屋の芸能人は「Aの部屋には誰も入ってこないから自分が間違っているのかな?」と感じてしまうのです。

しかし得てして正解は少数派であるAのケースが多いのです(笑)これこそがまさに看護師/理学療法士/作業療法士の管理職の皆様を悩ませる点と似ており、そしてその心得を教えてくれているのです。ポイントになるのは2点になります。

1:多数派の答えが正しいというわけではない
2:意思決定をした際に、少数派になった時でも自分を信じるメンタリティーが必要である

この2点がポイントであり、管理職の心得ともいえるのです☆彡それでは次の章でより詳しく説明をしていきましょう!!

◇:気を付けて!!多数派の答えが正しいというわけではありません!!

病院や訪問看護ステーションで働いていれば、会議をし看護師/理学療法士/作業療法士様たちの中で、意思決定が必要な時、つまり何かを決める事は沢山あると思います。シフトかもしれませんし、患者様や利用者様の持ち回りに関する事や、もしかしたら訪問看護ステーション経営に関わる大切な話かもしれません。

そんな時に、意見が決まらないからといって手を上げてもらって、多数決にしてしまう事はありませんか?確かに多数決というのは、多数派の意見を取り入れる為に、意思決定後に「私は賛成してなかったのに!!」と揉めることは少ないのは確かです。

しかし一方で「正しい意思決定をしたのか?」というとこれは話が別になります。多数決というのは、その名の通りに多数派になるので、自分と同じ意見の人が他にも沢山いるから安心できる。このような感情になり、目的に対して正しい意思決定になっていない事も多いのです。

特に意思決定した事項が失敗した時、多数決で決めたのであれば「みんなで決めたことだから仕方がないよね。」と責任を分散する事が出来ます。一方でもしも少数派の意見で意思決定し失敗した時には「だから私たちみんな反対したじゃない!!」と責任を少数派の人に究極的には押し付けることが出来るのです。

つまり多数決というのは正しい答えを出す事が目的でなくなってしまうケースも多く、自己防衛の為に多数派になってしまう事もありるのです。病院や訪問看護ステーションで何かを決める時には、これは管理職を悩ませてしまう話になりますよね?

しかし、多数決というのは実は危険もはらんでいるという事がわかれば、目的に対して本当に正しい施策は何か?自己防衛で選んでいないのか?を冷静に判断する事が出来れば、おのずと答えも見えてきます。管理職、特に経営に近くなればなるほどに考え方も、見ている世界も大きく異なってくるために、意見が合わなくなってくることも自然と増えてしまうのです。

そしてこのような意思決定の判断をするのはまさに管理職になる為に、管理職というのはたとえ少数派の意見を意思決定したり、自分自身が少数派だったとしても、自分自身を信じる強いメンタリティーも必要になるのです。

◇:管理職は孤独に負けないメンタリティーが必要です

芸能人格付けチェックでも同様に、正しい答えを選んでるにも関わらず、少数派になると悩みも大きくなりますし、不安で不安で仕方がないものです。不正解の部屋にドンドン芸能人が入っていけば、「自分自身が間違っていたのかな?」と感じてしまうのも理解できます。

そして病院や訪問看護ステーションで管理職をしている看護師/理学療法士/作業療法士の皆様も、きっと同じような経験をされると思います。何かを決めなければいけない意思決定の場で、自分自身の意見に賛同してくれる看護師/理学療法士/作業療法士が少ないケースもあるでしょう。

少数派になるという事は、もしかしたら本当に自分自身の意見が間違っているかもしれません。もちろん自分の意見が正しい事だって沢山あるでしょう。そんな意思決定を必要としている時に意識しておきたいポイントが3点あります。

1:そもそも意思決定の目的は何だったのか?が明確になっているのか?
2:多数派は自己防衛で意思決定をしていないか?
3:面倒くささや、リスクがあったとしても、目的に対して正しい施策は何か?

この3点を意識して意思決定をすることがとても大切になります。特に病院や訪問看護ステーションの会議の場で何かを決めようと進めていると、「そもそもの目的」がわからなくなってしまいます。特に意見が活発化し、盛り上がれば盛り上がるほど、その会議は脱線してしまい、結果的に「あれ?何を決めようとしてたんだっけ?」なんて思ってしまう事も経験したことがあると思います。

例えばよくあるケースといえば、看護師/理学療法士やお給料に関する評価方法の議論をしていたのに、気がついたら経営方針が悪い!とか休みが少ないからやる気が出ない!とか、論点から脱線してしまうケースは経験したことがありませんか?

看護師/理学療法士に関わらず、会議では常に目的を明確にしておきながら、会議を進めていくと、どちらが正しそうで、どちらが間違っていそうか?というのは徐々に見えてきます。そして見えてきた中でも、意見が割れてしまい、多数派と少数派が出てきたのであれば、自己防衛的に多数派になっていないのかは冷静に判断する必要があります。

得てして正しい判断をするときは、リスクがあったり、今以上に仕事の工数がかかってしまう事だってあります。そうなると正しいとわかっていても、正しい判断をしたくないという心境になってしまうものです。訪問看護ステーションのためになるけど、残業が増えるなら嫌だな…と感じてしまう気持ちと同じです。ですので管理職者は目的や対象を冷静に見極めて意思決定をする必要があります。

そして訪問看護ステーションの管理職者や経営者が会議の場で、意思決定をしたら結果的に少数派になる事もあるでしょう!!しかし、この少数派になってしまったとしても、自分を信じ愚直に行動する事はとても大切になります。そうです、管理職はこの孤独に負けないメンタリティーが必要なのです!!そして意思決定をして終わりではなく、なぜ自分自身がこのような意思決定をしたのか?を日々日々実践しながらも、周りに伝えていくこともまた大切なのです。

決まったことだからもう説明はしません!!ではさすがに乱暴ですし、他の看護師/理学療法士/作業療法士の方も気持ちよく協力はしてくれませんよね?自分が信じて決めたことであれば、ちゃんと説明し続ける事もまた、組織では大切ですし管理職として大切にしなければいけない事ですよね。

訪問看護ステーションでは看護師/理学療法士の人数が少なく、管理職者の看護師/理学療法士が経営者であることも少なくありません。とある経営者様が「トップダウンとはトップが意思決定をするのではなく、トップが現場まで降りる(ダウン)ことで、経営と現場の最適解を見つけることだ」とおっしゃっていたのは印象的な言葉でした。

芸能人格付けチェックを見ていると、まさにこのような管理職の心得を教えてくれる場面がたくさんあるのですよ☆彡これからは一緒にクイズを楽しみながらも、違って視点でこの番組を楽しめるかもしれませんね♪

その他のおすすめ記事