コスモス訪問看護ステーション(千葉県)の紹介

 私は4年間一般病棟で勤務し、その後結婚を機にコスモス訪問リハビリ看護ステーションへ転職をしました。元々、回復期の病棟で勤務しリハビリ看護も行ってきた経験もありましたが、特に訪問リハビリは病院リハビリと違って様々なアイディアや、私が知らなかった自助具があることを知り、とても面白いと感じました。病院の中では患者様一人一人疾患は違いますが、療養生活を送る場は病院なので同じ環境です。しかし、在宅は利用者様の疾患や程度は違いますし、何より療養の場が「自宅」なので、家の構造やその利用者様に合った方法を検討しなければなりません。また家族関係や経済的な面も合わさると、なかなか計画通りに進まない場合もありますが、利用者様とリハビリや看護スタッフでどれが一番良い方法か見つけていく事にとてもやりがいがあり、またこんな方法もあるのかと新たな発見や学びがあります。
また、当ステーションはリハビリスタッフが在籍しており、日々連携を取りながら勤務しています。退院当初、胃瘻を増設しており、経口摂取が難しい利用者様がいました。利用者様本人も、家族も「口から少しでも食べさせてあげたい」という希望があり、STと連携をとり介入しました。その利用者様は口から味覚を味わう程度ですが、少しずつ経口摂取が可能となりました。このように、利用者様の希望に向かって計画が立てられるのも多職種が在籍しているステーションの特徴だと思います。
これからも様々なケースにみんなで力を合わせて取り組んでいきたいと思います。

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