職場の不自由はタバコよりも体に悪いから転職した方がいい!!を科学する

科学的に転職した方が良い職場環境はこれだ!!

タバコが体に良いか悪いか??これは実際の所私にもわかりませんがwwwただ世の中的には体に悪いと言われていますし、なんと言っても体に煙を入れているのですから、そりゃ「体に良い!!」とは思わないですよね??

そんなタバコよりも圧倒的に体に悪い事があることを看護師/介護士の皆様はご存知でしたか?今日はズバリ「転職した方が良い職場環境」について講義して聞きたいと思っております。過去には科学的に転職した方が良い職場という講義をしているので併せてこちらもご覧ください。

科学的にメンタルを崩壊させる転職をした方がいい状況はなんだ?!!【第二回】

転職した方が良い環境は7つ報告されているのですが、1つ1つ転職した方が良い理由を科学的に説明していきたいと思います。それでは本日のポイントです。

本日のポイント

1:不自由はどれくらい体に悪いのかを科学してみる
2:男女で異なる「幸福になりやすい事由」
3:転職活動の時に面接で確認すべき事は??

それでは講義のスタートです。

1:不自由はどれくらい体に悪いのかを科学してみる

最近看護師/介護士様とお話ししていると「在宅」の興味がとても多くなってきています。つまり訪問看護や訪問介護の求人にグイグイと興味津々なのです。もちろん時流もありますし、日勤常勤や給与も上がってきている事も理由にはなりますが、その中でもズドンと1番の理由にあがるのが「自由度」になります。

ある程度の自分の望む看護が出来る事や、時間の調整なども含めて、この「自由度」が病棟では対応する事が出来なかったりで転職を考えることが多いとの事でした。

そしてまさに「転職した方が良い職場環境」の第一位は「自由度の欠落」になり、科学的にはジワジワとメンタルを崩壊させるという何とも恐ろしい研究結果が出ているのです。。。うーん恐ろしい。。。

そうなのです。「作業の内容をどれ位、自分の意思で決めれるのか?」というのは、仕事の満足度を大きく左右するのです。

実際に看護師/介護士の皆様も自由を奪われて喜ぶケースは少ないと思います。いわゆるマイクロマネジメントと言われるやつですね。「〇時~は13分間〇〇やってください。」「それが終わったら2分休憩入れていいので、その後は27分間で〇〇をやってください。」「その後は・・・・」と言われ続けたら・・・「きゃー!!!もう勘弁してください!!」という気持ちになるのがマイクロマネジメントwww※もちろん効率で考えれば良い事だってあります

事実国内外問わず「自由」に関する研究は行われていますが、「自由」ほどわかりやすく「幸福度」や「満足度」を左右する要素はありません

言うまでもなく、職場の自由度が高くなるほどに、従業員の仕事のグーンと満足度は上がり!!離職率はドーンと下がり、ネガティブな感情にはまりにくい傾向にありました。

看護師/介護士様も同様になると思いまうが、「自由だ!!」と感じる3つのポイントがありましたので、採用や人事の担当の方は是非参考にしてくださいね。

自由を感じる3つのポイント

1:作業や実行するスケジュールを自分の意思で決めることが出来る
2:仕事の内容を好きなように自分が選ぶことが出来る
3:社内のルールや給与考課に関しても自由に意見をすることが出来る

ロンドン大学で行った公務員を対象にしたリサーチでは、一番ストレス度合が高かったのは「タバコは吸わない。そして会社の自由度がない」グループが一番ストレスフルで体調が悪かったのです。タバコを吸っていないのに体調が悪いとは・・・自由がないというのはそれほどまでに体調を奪ってしまうのですよね。。。

なのでまずは自分自身の看護環境を振り返ってみて「自由度」がどれくらいあるかを考えてみることは大切ですよ。なかなか比較をすることが出来ないと思うので、毎月100名以上の看護師と話している、看護JOBSのキャリアデザイナーとお話しして頂ければ自分の環境が「良いのか悪いのか」を判断する事が出来ますよ。まずはコチラのアンケートに答えて自分の環境を冷静に、他病院/他施設と比較してみてください。

自由度と満足度や体調との関係性はある程度理解したぞ!!それなら男女によって求める自由が異なるのか?を次の章では講義していきたいと思います。

2:男女で異なる「幸福/満足になりやすい自由」とは

あれも!!これも!!それも!!全部自分勝手にやってやるぞー!!というのは自由とはまた言わないのですよねwwwそれにさすがにそんな病院や会社は世の中には数少ないと思いますwwwさすがにそれは病院/会社として統率がとれないので、リスクも高くなってしまいますし。もしかしたらどこかにはあるかもしれませんが。。。

この自由とルールバランスはとっても難しいのと、個人によっても大きく変わるのですが、仕事は適度に難易度がないとそれはそれで面白くないと感じてしまい、それもまた違う種類のストレスになってしまうため、自由とルールのバランスの良さや自分とのフィット感が仕事の満足度の条件となるでしょう!!

さてさて話を戻して、では男女で「幸福/満足になりやすい自由の違い」はあるのかどうか?になりますが、「ある!!」と言われています。そもそも男女で脳の構造も違うのでこれはあるでしょうね。

なので病院や訪問看護で求人を探して看護師様が転職活動をするときは、下記を参考にしながら面接で質問してみると、入職してからの満足度があがりますよ。ポイントは大きく2点です。

幸福/満足度を上げるための面接で聞いた方が良い項目

1:労働時間のフレックスと残業時間はどれくらいか?
2:仕事のペースはどこまで看護師/介護士の裁量にゆだねられているか?

この2点がポイントになります。看護師様の場合は時間のフレックスはなかなか難しいかもしれませんが、訪問看護であれば「直行/直帰」などがこれに該当すると思います。また夜勤の時間帯やそれに関わる、申し送りの時間なども勤務なのか?それとも善意なのか?も自由度に関わる部分になります。また男女による違いと言えば概ね下記が研究結果として言われております。

男女による「幸福/満足になりやすい自由」の違い

女性:ライフプラン型→仕事に取り組む場所とタイミングの自由が効くほど幸福度は上がる
男性:自己裁量型→仕事の進め方と作業ペースの自由が効くほど幸福度は上がる

いずれにしても「自由」とは「あったらいいなー」と思うよりも、自分自身の人生の根幹を占める問題になる為に、看護師/介護士様が転職活動をするさいには、「自分自身をコントロールできる環境か?」は常に意識して面接に向かう事をお勧めします!!

それでは面接ではどのような事を確認するのが幸福度/満足度を上げる転職活動になるのか?を次の章では講義していきましょう!!

転職しようかお悩みであれば、まずは自分自身の働いている環境チェックをしていきましょう!!7つの質問から環境診断ができますので、こちらからアンケートにご回答頂き、自由を掴む転職活動をしていきましょう!!

3:転職活動の時に面接で確認すべき事は??

看護師様の転職で考えると大切な事はいかに情報を仕入れるか!!が大切になってきます。この情報はどうしても個人だけでは仕入れられないケースもあるので、求人紹介会社などを利用しながら、様々な角度で情報収集する事をお勧めします。

では自分だけでは出来ないか?と言われればそんな事もないので面接で聞いておくべき項目をお伝えしておきます!!まずそもそも、「転職した方が良い職場環境」の7つ条件から伝えておきましょう!!こちらでも面接で聞くべき項目を過去に講義しているので併せてご確認ください!!

【2023年版】【7つの質問】訪問看護はブラックなのか?面接で判断するブラック企業かどうかを判断する7つの質問~看護師の為のハッピー心理学講座~

転職した方が良い7つの職場環境

□ 慢性的な長時間労働
□ 看護師にまたは職位関わらず裁量権がない
□ 看護師一人一人の役割があいまい
□ 看護師の作業負荷が多い
□ ネガティブなコミュニケーションが多い
□ 役割が衝突する事が多い(人によって言っていることがばらばら)
□ 仕事の制限が多い(出来る事が少ない)
※今すぐ転職した方が良いブラック職場チェック項目

さあ看護師/介護士の皆様どれくらいチェックが入りましたか?世の中には病院は約8,400あり、訪問看護は約11,000あり、介護施設なら30万施設を超えています。賞与5か月や日勤常勤の求人なども世の中にはあるのです。そんななか今の職場の環境や条件はどうなのかをまずは冷静に判断しましょう。

そして面接の時に聞くべき項目は下記の7つになります。

面接の時に聞くべき7つの質問

1:残業は1日平均どれくらいですか?月平均はどれくらいですか?
2:新しい事を挑戦したいときは誰に相談をして、どのように進めているのですか?
過去に看護師が提案して取り入れた事を教えてください。
3:一般看護師や主任看護師と職位によって、日々の看護業務は職位によってどのような違いがありますか?
4:入職した際に一番大変な仕事や、中途看護師が困ることを教えてください。
5:配属される可能性がある病棟の雰囲気やどのような年齢の方がいるのか教えてください。
6:入職した際の研修や、OJTやプリセプターの制度などレポートライン含めてを教えてください。また看護師の意思統一するためにどのような取り組みをしていますか?
7:チャレンジできる環境や看護師が個人個人がチャレンジ出来る事を教えてください。逆に看護師だからやってはいけない業務などはありますか?

特に自由度に関係性が高いのは「1と7」の質問になるので、ここはマストで抑えておくことをお勧めします。

1の質問の残業時間に関しては、まさに物理的な時間の拘束になる為に、ライフプラン型の女性の転職活動には重要な自由度をはかるポイントになる為に、劣悪な環境であればストレスが溜まってしまったり、転職の満足度や納得度はドーンと下がってしまいます。

7の質問に関しては、心理的な拘束になる為に自己裁量型の男性にはこのような環境に入職してしまうと、どんなに給料が高くても満足度や納得度はやっぱりドーンと下がってしまう可能性があるのです。

いずれにしても、事前にどれだけ転職成功の為に病院や訪問看護ステーション、施設の労働環境の情報収集をするかは転職活動の満足度に大きな影響を与えてしまいますし、タバコ以上に体に悪いストレスを与えてしまうので要注意です。

今転職しようかお悩みであれば、まずは自分自身の働いている環境チェックをしていきましょう!!7つの質問から環境診断ができますので、こちらからアンケートにご回答頂き、自由を掴む転職活動をしていきましょう!!

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