「看護師の仕事のやる気がなくなった」と感じるのは悪なのか?やりたい看護の見つけ方
「看護師の仕事のやる気がなくなった」と感じるのは悪なのか?やりたい看護の見つけ方 「看護師としてやる気がなくなった」そんな悩みを抱えていませんか? 「好きを仕事にしよう」といった言葉をよく耳にします。しかし、看護師や理学 […]
訪問看護ステーションで働いていれば利用者と話す機会も多いですよね。対応している訪問看護業務を見られながらも、会話をしている時も「この看護師は信頼できるのな?」と考えているのです。そんな時に「この看護師、仕事できそうだな!!」って思われれば、利用者との関係性を構築に寄与できると思いませんか?
例えばこんな経験したことありませんか?「他の看護師のいう事は聞いてくれるのに、私のいう事は聞いてくれない。なんて理不尽な利用者なんだ…」と思ってしまった事はありませんか?これはもしかしたら自分自身の「行動」の問題かもしれません。
本日のテーマはまさにココです☆彡仕事ができる!!頭が良い!と見れるのはどんな行動や見せ方だ??を徹底解説していきたいと思います。逆に秒でばれる、仕事ができないと思われる頭が悪いと思われる行動もお伝えします。
看護師に限らず、訪問看護ステーションや病院で働いている時、「私はちゃんとしている看護師だ」というアピールを無意識のうちに人間はしてしまうのです。
しかい「ちゃんとしている看護師」をアピールしていたのに、実はそれが逆効果…「なんか仕事できなさそうだよね…」と思われてしまう失敗談がある看護師も少なくありません。今回の研究では自分が仕事が出来るんだ!!とか頭が良いんだ!!とアピールしたがる人が、失敗してしまう行動を調査しています。
べラミン大学が行った研究になるのですが、182人の学生を対象にディスカッションを行ってもらい「出来る限り頭が見えるように振る舞ってください!!」と依頼した実験になります。面白いですよね(笑)さて学生たちが取った行動の中で、どんな行動が本当の意味で頭が良く見え、逆にどんな行動が頭が悪いと思われてしまったのでしょう。まず頭が悪いと思われてしまう行動には4つの特徴があったのです!!
訪問看護ステーションや病院で看護師が「真面目に話さなきゃ!!/しっかり話さなきゃ!!」と意識するほど、逆効果だったって考えると恐ろしくありませんか?それではどんな行動が「仕事ができない/頭が悪い」と思われてしまうのでしょうか?仕事が出来ない/頭が悪いと思われる行動には”4つの特徴”があったのです。
◇:頭が悪いと思われる5つの喋り方
1:真面目な表情を浮かべる
2:ジェスチャーを使わない
3:難しい表現ばかりを使う
4:メリハリなく常に素早い
これだけ見れば、「むしろ頭が良さそうだな?」と感じる事もあるでしょう。しかし以外にもこれらは逆効果の行動と結論が出たのです。それでは詳しく解説していきましょう!!
真面目な表情をしているのに「頭が悪い」と思われたり仕事ができないと思われたら、これはショックですよね(笑)真面目な表情というのは、特に日本人がしてしまう傾向があるという事も言われています。
真面目な表情を浮かべている人は、逆に余裕がなく思われてしまうのではないかと思います。看護師が訪問看護の場で利用者と話している時、笑顔があれば利用者も安心するのは想像に容易いでしょう。しかし終始一貫に常に真面目な表情だと、「喋る余裕がないのかな」と思ってしまったり、「この看護師は、大丈夫なのかな?」と看護技術や知識さえも不安に感じ、結果的に仕事が出来なさそうだな…と思われてしまう可能性があるのです。
つまり利用者は、この看護師は「これくらいの仕事でも限界なのだろうな。」というような印象を持ってしまうわけです。
看護師が利用者や患者に何かを伝える時は、特にジェスチャーを使って話すことはないと思います。実際に病院や訪問看護ステーションで身振り手振りを交えながら、話して看護師がいますよ!!と感じる方は少ないでしょう。
人間は「ちゃんとしなきゃ!!」とか「仕事ができると思われなきゃ!!」と意識すると、身振り手振りを付ける事よりも、ピンと姿勢を正す事だけに意識が向いてしまうのです。
結果的に身振り手振りのジャスチャーを使わなくなり、仕事ができない人に思われてしまうのです。例えば相手が子供だったら、言葉が伝わらなければ、身振り手振りをつけて自分の伝えたい事を表そうとします。子供に対して、伝わらないからと、言葉だけを変えて伝えてもそれは伝わるイメージは持てませんよね?
会話の抑揚や、絶対に聞いて欲しい事などのメリハリをつけ、聞き手が伝えたい事をイメージできるようにジェスチャーというのは大切な行動と言えますね。
実は看護師は一番ここを注意しなければいけません。悪気なく専門用語を使いますが、看護師と利用者/患者は知識も経験も圧倒的に異なります。つまり看護師が医療者同士で使い言葉というのは、一般の人にはほぼ理解されないと言えます。理解できない事を伝え続ける人ってどんな人だろう?と考えると、それは答えが出ますよね。そうです「仕事が出来ない人」と思われてしまうのです。
例えばこんな事を言われて看護師の皆様ピンときますか?「訪問看護のHR為にブランディングをしていきましょう。地域コミュニティーとのラポール形成もプロダクトのライフサイクルでは重要ですね。リスクを考えればプロダクトアウトはリスクもあるのでフィジビリでスタートし、コンテンツをブレストしながらローンチをしましょう!!」
なんだこれ(笑)と思いませんか?言っている事はわかるような…でも結果的に全く意味がわからない。実は医療用語というのはほぼこれと同じに利用者/患者は感じます。相手に伝わらなければ、どんなに難しい専門用語もむしろ印象も悪く、「仕事できる看護師ですか?」と感じます。
そうです、このような難しい表現や専門用語を使えば使うほど、むしろ、頭が悪く見えてしまうということです。例え悪気はなかったとしても、知識のアピールというのは逆効果という事がわかりますね。
例えば実際に先輩訪問看護師と同行した時を想像してみましょう。利用者の自宅についた時から、常にテキパキと行動し、素早く行動する事を意識している先輩看護師。凄いな!!隙がないな!!と思いますか?それとも「仕事が出来なさそうだな?」と感じてしまいますか?
意外なのですが、常に素早い行動をしている事は頭が良く見えない行動だったようです。というのもテキパキと行動すること自体は素晴らしい事なのですが、メリハリがない事は逆に「忙しそうだな」とか「余裕がなさそうだな」と思われてしまうのです。
頭がいい人や仕事が出来ると思われる人は、仕事のメリハリがはっきりしています。いつも忙しそうにテキパキと動いているというよりは、普段は余裕があって、ここぞという時にテキパキと素早く行動できるというような印象です。
普段から常に素早く行動しようとしていると、ただ焦っている人だと思われてしまいがちなのです。
それでは「仕事が出来る」や「頭が良い」と思われる行動はどのような事なのでしょうか!!明日からすぐに出来る事も沢山ありますよ☆
確かに細かくわかると「仕事できなさそう」と思ってしまう看護師の特徴と当てはまります!!と思いませんか?一言で言えば、余裕がなかったり、仕事できますアピールをするのは秒でバレるという事です。
それでは逆に、他の看護師や利用者から利用者から「仕事できそうな看護師だな!!」「頭が良さそうだな!!」と思われるには、どのような行動をすればいいのでしょうか?今回のべラミン大学の研究では「頭が良い」と思われる人の行動には6つの特徴があると結果が出ていました。
◇:頭が良いと思われる行動の6つの特徴
1:相手の目を見て話すことができる
2:背筋を伸ばして座っている
3:眼鏡をかけている
4:ジャスチャーや相槌を多用している
5:楽しそうな声や表情で話している
6:聞き取りやすい声で話している
これだけ?と思われるかもしれませんが、この6つだけで良いのです!!難しい項目はありませんよね?それでは1つ1つ解説していきましょう☆彡
相手の目を見て話すことが出来れば頭が良い印象を持たれる傾向があり、実際に相手の目を見て話す人はIQも高い傾向が確認されていました。
看護師も重要な話を利用者にするときは作業を止めて、相手の目を見ながら伝えると思います。相手の目を見る事は、どれだけ真剣に話しているかを伝える事が出来ます。特に日本人は目から感情を読み取る能力が高いと言われています。もしも命に関わるような自分の病症に関する事を伝えられる場なのに、自分の目を見ないでパソコンやカルテを見ながら病名を伝えてきたら、そんな医師は信用できないと感じませんか?相手の目を見る事は、意思を伝えるためにも大切な行動と言えます。
ただし注意点としては、ジーっと相手を見続けてるのは、今度は高圧的で好戦的な態度と思われてしまうのです。5秒~10秒目をみて話したら、一度目線を外すこともまたテクニックとして大切になります。
猫背になっているとそれだけで「仕事ができなさそう…」と感じませんか?逆に背筋をピンと伸ばして、胸を張っていると堂々とした印象を受けますし、不思議とその人の自信さえ感じ安心感を持ちます。
背筋をピンと張って胸を張って話してる姿が、仕事が出来そう/頭が良さそうというイメージに繋がっていくのです。心理的な要因だけではなく、肉体的にも実は背筋をピンとする事にはメリットがあるのです。利用者やそのご家族と話すときも、しっかりと相手の目を見ながら、背筋を正して話すことが有効だと言えますね。
背筋を伸ばすことは、深い呼吸が可能になるために、頭の回転が速くなったり、判断力が上がったり、メンタルが安定する現象も確認されています。例えば注射を待っている患者様が緊張していたら、「大丈夫ですよ、胸を大きく張って、深呼吸してみよう!!吸って―!!吐いて―!!」と伝えたことはありませんか?まさにこの行為と同じになので、背筋をピンとする事は非常に効果的と言えます。
手っ取り早く「仕事が出来る」と思われるなら眼鏡をかける事です(笑)かなり裏技的に感じますが、実は効果が高いのです。見た目の印象になるのですが「眼鏡=頭が良い/仕事が出来る」という印象が強い為に、眼鏡をかける事だけでも効果的です。
会議の場や、保護者と話す必要がある場だけでも眼鏡をかければそれだけで印象管理が出来るという事です。眼鏡をかけて、相手の目を見て、背筋をピンとしながら話せば、仕事が出来そうだという印象になるのです。
言葉だけで伝わらなくても、身振り手振りのジェスチャーを入れることで、相手はより会話の意図や意志を感じる事が出来るようになります。例えば痛みがある患者や利用者と話している時に「どこが痛いの?どんなふうに痛いの?」と身振り手振りをつけて説明した経験があると思います。
このジェスチャーや相槌は、相手に伝えたいという思いも伝わりますし、相手の話を理解しようとしているアピールにもつながるのです。そしてコミュニケーションが活発になっていると感じる為に、「仕事が出来る看護師だな!!」という印象を受けるのです。
もしもジェスチャーも相槌もなく、淡々と猫背で相手の目も見ないで話している看護師がいたらどう感じますか?「ちゃんと相手の目を見て伝えないとダメでしょ!」と注意しませんか?実際にはちゃんと話を聞いていたとしても、ジェスチャーや相槌が少ないと話を聞いていないように思われてしまいます。
無愛想というだけで、印象は悪く頭が悪いとみられてしまいます。つまり真面目な表情というのも、紙一重ではありますが無愛想と感じるのです。確かに無愛想でも本当に頭のいい人はいますが、これは本当に飛びぬけているいる一部の人の場合で、一般的には「無愛想=頭が悪い」と思わる可能性の方が圧倒的に高いのです。
仕事が出来る人/頭が良い人は、常に余裕があり、様々な事を楽しんでいる傾向が強いのです。つまり、楽しそうな声や表情を使って話している人の方が、余裕があって頭が良く仕事ができる印象をもたれやすくなるわけです。訪問した際に笑顔がある事、楽しそうな声で話してくれる看護師を利用者は「仕事が出来そうな看護師だな」と感じるのです。
小さな声や聞き取れない声は圧倒的にストレスになります。このストレスは「仕事が出来ない人」に直結してしまうのです。伝え方は大切で、早すぎず遅すぎず、大きな声で活舌よく話していると仕事が出来ると思われる印象です。仕事が出来そうな話し方と言えば、アナウンサーの話し方が理想的でしょう。
例えば元アナウンサーの方が、バラエティー番組に出てたとしても「頭が悪い」という印象は受けないと思います。喋り方からむしろ「仕事が出来そうだ」と思う事の方が多いのでしょう。自分本位に話すのではなく、相手にとって聞き取りやすい声で話すことによって頭がいい印象をもたれやすくなるということはあるようです。
いかがですか?本日は「頭が良く見られる行動」に関して講義していきました。訪問看護とは利用者様と沢山コミュニケーションをとる機会が多いので、誤解されない為にも、せっかくなら「仕事が出来る看護師」って思われたいですよね。
訪問看護ステーションで働いてみたい!!と思ったり、ちょっと今の職場では成長できなさそう。と感じたら、いつでも私たちを頼ってください。成長できる理想の職場を探します!!