30代で急性期病院から訪問看護に転職した看護師さんにインタビュー
Q: まず、急性期病院で働いていた時のことを教えてください。 A: はい、大阪の急性期病院で看護師として働いていました。病院の規模が大きく、救急外来から集中治療室(ICU)まで、さまざまな部署を経験しました。急変対応や夜 […]
2024年7月19日
訪問看護部門を拡大するという事で、病棟勤務から移動になり訪問看護師として1年が経ちました。私自身、看護師としてのスキルアップを目指したいという想いはあったものの、何を目指してよいのか模索中でもありました。そんな中、訪問看護という道へ突然決まり実際働いていく中で、「看護」という根本を利用者さんから学ぶ事が多くありました。
例えば、病院では環境整備やベッドメイキングは看護助手さんが主に行ってくれます。空調も整っており、蛍光灯が切れてしまえばすぐに用務の方が直してくれます。しかし、訪問看護は、訪問するお宅それぞれ家の環境が違います。訪問の際に部屋の換気をしたり、汚れていたらシーツを取り替えたり、蛍光灯が切れていれば交換できない利用者さんに代わって交換することもあります。そのような在宅の環境から看護の目線を入れることで、身体状態以外にも利用者さんの様々な角度から看護のアセスメントが出来るようになります。
私は、訪問看護を行い個別性に応じた看護の大切さを実感しています。これからも訪問を行い、経験を積んで認定看護師の道にも挑戦したいと思います。