実は”運が良い”も科学的に研究されているのです!!
突然ですが看護師/理学療法士の皆様は自分自身は「運が良い人だ」と思いますか?それとも「運が悪い人だ…」と思いますか。運の良し悪しというのは、偶発的なもので科学的には証明できないと感じるかもしれませんが、実は運が悪い人というのは5つの行動特徴がある事がわかったのです。
そして運が悪い何かが起きてしまった時に、「それって実は運のせいにしているだけで、運じゃなくない?」という事の方が実は多いという事がわかってきています。運が悪いよりは、運が良い方がそれは嬉しいですよね?運を良くする話!!と聞けばちょっと怪しい話にも感じてしまいませんか(笑)
本日看護師/理学療法士の皆様にお伝えしたいのは、運を良くするために「100万円の壺を買いましょう!!」みたいな怪しいスピリチュアルな話ではなく(笑)実験や科学的なデータに基づいて”運が悪い人”がついついしてしまう5つの特徴や不幸の正体をお伝えします。逆に言えばこの5つの特徴を常に意識して、運が悪くなる行動をしなければ、少なくとも運が悪くはない状態にすることが可能なのです。
運が悪い人の行動特徴とはいったいどんな行動なのでしょうか?訪問看護ステーションや病院で働いていて、友達の看護師/理学療法士や利用者や患者がが「私って運が悪いんだよね…」と言っていたら、もしかしたらひとくくりに運のせいにしているだけで、実は不幸の正体がある事の方が多いのです。この行動を改善させてあげれば、幸運の看護師/理学療法士になるかもしれません!?それでは講義のスタートです☆彡
運が悪い人の5つの行動はこれだ!!
利用者/患者に「あなたって運が悪いわね~」なんて悪気なくでも言われたら「えっ、、、なんでそんなこと言うんですか…」とショックを受けてしまいますよね(笑)でも安心して頂きたいのは、運というのは人に判断されるものではありません(笑)どちらかと言えば、どんな行動をしているのかで不運を引き寄せてしまいます。
運が悪いという表現よりも、失敗する確率が高くなるという方が正しい表現かになりますが、多くの人はこの失敗を「運が悪い」と表現してスピリチュアルにはまってしまいます。つまり訪問看護ステーションや病院で働いている行動が不運を招く、つまり失敗する可能性が高いなる行動かも!?という事なのです。是非楽しみながら、日々の行動と照らし合わせてみてください!
◇:運が悪い人の5つの行動
1:運が悪かったことを引きずる
2:とにかく待つことが出来ない
3:すぐに諦める/続けられない
4:緊張しやすい
5:他人と比べてしまう
看護師/理学療法士の皆様、自分自身の行動にで該当するものはありますか?幸運とか不幸とかを語ると、シャーマンの世界と言いますか、スピリチュアルな内容になると感じるかもしれませんが、もちろん科学的根拠がある事のみをお伝えします(笑)改めてですが幸運を招くネックレスやブレスレットの類の話ではありません(笑)
運が悪いという表現は失敗したことを運が悪いという表現のせいにしている可能性の方が高いので、逆に失敗する根拠となる変数さえわかれば運を改善する事だって可能なのです。それでは、どうすれば運を改善する事が出来るのか1つ1つ解説していきましょう!!
運が悪い人の特徴その1⇒運が悪かったことを引きずる
運が悪い人の特徴にはとにかく「運が悪かった事」を引きずり後悔する傾向があります。例えば訪問看護の訪問中に渋滞にはまってしまって、利用者様のご自宅に到着するのが遅れてしまいクレームを頂きました。「はぁ、渋滞にはまるなんて私は運が悪い…どうしてあの道を選んでしまったんだろう…」とネガティブに考えてしまいます。
では運が良い人はどのように考えるかと言えば、「渋滞にはまったけど、遅れてしまう連絡をもっと早いタイミングで伝えれば利用者様も怒らなかっただろうな。よし次は遅れる可能性が低かったとしても早めに連絡しよう!よし成長できたぞ!!」と考えるわけです。
こんな看護師/理学療法士は前向きすぎませんか?と思うかもしれませんが、実は運が良い悪いに関しては、多くの場合は思い込みが作用しているのです。
例えば看護師/理学療法士様が、普段連絡がこのない看護師の友人から連絡が来て「久々にご飯行こうよ!!」と言われて行ったとしましょう。久々に会う友人の話を聞いていて、楽しくなってお酒も進み…ちょっと酔っぱらって家に帰って朝気がついた事。「あれ?スマホがない!!」さあ看護師/理学療法士の皆さまはどう思いますか?これで結構、運が良い人か運が悪い人かがわかってしまいます(笑)
ではまず運が悪い看護師/理学療法士はどう考えるでしょう。「どうしてご飯行っちゃったんだろう。いかなければ良かった。」とか「どうしてあんなに酔っぱらっちゃったんだろう。もう絶対にお酒を飲まない!!」と自分のせいで忘れ物をするという不幸が起きてしまい、自分って本当に最悪だと思うのが運の悪い人です。
運が悪い人の特徴としては、起きた不運に対して、さらに運が悪い事を探してしまい、変える事が出来ない過去の事実を不運な事として後悔し続けてしまうのです。反省する事は大切ですが、後悔を引きずる事は看護師/理学療法士の成長も止めてしまいます。そして起きてしまった事実を変える事はできません。
一方で運が良い人は、「スマホは落としちゃったけど、久々に友達に会えて楽しかったな。それにあれだけ酔ってたのに、転ばないで怪我もしないで本当に良かった。しかも訪問看護で働いてるって言ってたから、転職の相談も乗ってくれるって言ってたし、実はラッキーかも。」と不運の中にも幸運だったことを探す癖が自然とついています。
つまり運が良い人というのは、過去に起きた不運は変える事が出来ないので、それを悔いるのではなくて、不幸の中にある幸運だったことを探し「起きたことは仕方ないよね。怪我しなかっただけまだマシだよね!!」と考えます。結果的にまだマシだった自分って運が良い!!と思うのです。
同じ出来事が起きたにも関わらず、看護師/理学療法士の考え方は大きく変わるのです。つまり運の良し悪しというのは、不運な出来事に対してどれだけ、メンタルコントロールが出来るのか?と言い換える事もできますよね。そしてメンタルコントロールはトレーニングにより改善する事が可能なのです。
つまり運というのは、どれだけメンタルコントロールをしてある意味開き直る事ができるのかと言えます。そして過去に起きた事実を変える事は出来ません。しかしその過去に起きた事を笑い飛ばす”すべらない話”にするか、後悔し続けるのか?が幸運と不幸の境界線になります。過去を悔やんでも事実は変えられないので、自分の考え方や努力で変えられる、今や未来を笑顔にすることが大切と言えます。
運が悪い人の特徴その2⇒とにかく待つことが出来ない
運が悪い人の特徴としては、待つことが出来ないという事がわかってきています。行動する事は大切な事ではあるのですが、短期的な成果を求めすぎてしまい、少し何かを挑戦して上手くいかなければ、次の事をしてしまうようなイメージです。
例えばリハビリの利用者/患者に今日からリハビリをスタートしたとしましょう。しかし1日リハビリをしても症状が変わらないので「この方法は効果がない!!」と思う事と同様になります。看護師/理学療法士であれば「そんなにすぐ効果は出ませんよ!」と思うはずです。実は運も同様に待てないと確率論的には幸運は舞い降りてきません。
というのも幸運に化けるであろうチャンスは、ランダムに誰にでもほぼ平等に与えられます。いつそのチャンスがくるかわからないだけで、実は人生80年で考えたときに、80年間ずっと幸運な人も、ずっと不幸な人もいないわけです。
つまり運が悪い看護師/理学療法士の特徴としては、とにかく短期的な目標や目先の利益ばかりを考えてしまい、待つことが出来ないので、自らその幸運を逃している傾向があります。
例えば看護師/理学療法士も聞いたことがあるような有名な実験で言えば「子供にお菓子をあげる実験」があります。これは子供たち一人にしてお菓子を5つ与えて、15分間をお菓子を1つも食べず我慢したらさらに2つお菓子をあげるよ!!って実験です。その様子をこっそり観察する実験です。
普通に考えれば15分待てばさらに2つお菓子が貰えるので運が良くなることが明確ですよね。でも不思議なもので意外と待てないのです(笑)
もっとリアルな例で言えば看護師の転職のケースでも考えられます。A病院とB病院は給料以外は概ね同条件だと想定しましょう!!A病院は初年度の年収が500万で昇給は微増、B病院は初年度の年収が460万で昇給は年5%実績。
確かに初年度はA病院の方が年収が500万もあり、B病院よりも圧倒的に良い気がしますよね?でもB病院は3年目には約507万の年収になります、4年目は約532万になります。つまり4年目経てばA病院よりも4年間の総支給額が多くなるのが明確なのです。
でも運が悪い看護師/理学療法士は年収500万のA病院を選んでしまう傾向が多いのです。つまり短期的な事を見てしまい、待つことが出来ないのです。一方で運のよい看護師/理学療法士は待つことが出来るのでB病院を選ぶ傾向があるのです。
A病院に入職する運の悪い看護師/理学療法士の考え方としては「だって3年も務めるかわからないじゃん!!」と考えるでしょう。一方B病院に入職する運のよい看護師/理学療法士の考え方は「長く働きたい!!」と考え、「3年働いたら絶対にBの病院方が得じゃないですか!!」と冷静な判断をする事が出来るのです。
そして運が悪い看護師/理学療法士は3年後に比較をして「どうしてB病院に行かなかったんだろう。あっちの方が給料が高いじゃん。」とまた後悔して今うのです。運が悪い人はその先に大きな徳や幸せがあるにも関わず、目先の事ばかりに飛びついてしまう傾向があるのです。それで結果的に損をしてしまうという事ですし、運が悪いと考えてしまうのです。
つまりここの不幸の原因としては、未来を数字で考える事ができない事が不幸の正体と言えます。もちろんこれは簡単な四則演算で予測できますし、ちょっと勉強する事ですぐに養える能力です。まずは待って考える。これが科学的に実証されている幸運を引き寄せる方法と言えますね。
運が悪い人の特徴その3⇒すぐに諦める/続けられない
先にお話しした”待てない事”に近いかもしれませんが、運が悪い人の特徴としては「すぐに諦める/続けられない」が言えます。
これも研究が進んでいるジャンルになるのですが、成功の研究結果で言えば、若いから成功するとも言えませんし、年を取ったからと言って成功しないという事はありません。若くして成功するとメディアに掲載されるケースも多い為に、印象としては若くないと成功しないと感じてしまいますが、確率的には大きな差はないと言われています。
年齢に関わらず成功というのはランダムで決まり、1年目に成功するときもあれば、20年後に成功するときもある為に、諦めず続ける事が大切になりますし、自分自身の能力でどうにもできない部分も大きいのです。つまり逆に言えば”続ける”事をしていれば、成功の可能性というのはタイミングはわからずともランダムに訪れるという事です。
訪問看護ステーションや病院で働いていて「友達の看護師は出世しているのに、私はまだ職位がない。」とモチベーションが下がる時もあるでしょう。しかし自分が看護師として訪問看護ステーションや病院でやるべきことを、モチベーションに左右されず、日々同じパフォーマンスを出していれば、報われる事が来るという事なのです。
諦めない人や続ける事が出来る人にしか幸運は舞い降りてこないのです。運が悪い人の特徴としてはすぐに諦めたり、続けられなかったりと、ランダムに舞い降りてくる幸運を自ら逃してしまっていると言えます。
運が悪い人の特徴その4⇒緊張しやすい
緊張することがダメだという事ではありません。運が良いと思い込んでいる人の方が、実はストレスに対する耐久性が強く緊張しにくい為に、幸運をつかみやすく結果的に「私は運が良い!!」とさらに思い込む良いスパイラルになると言われています。
チャンスはいつくるかわかりませんが、誰にも同じ数が舞い降ります。しかし運が悪い人は待つことが出来なかったり、チャンスに気が付かなかったりして、チャンスの経験が圧倒的に少ないので、いざ本番と言える機会でも緊張してしまい本来のパフォーマンスが出せないのです。単純に不運の正体は経験不足とも言えます。
つまりですよ、運が悪いのではなく、ただの緊張や経験不足なのです(笑)それを手っ取り早く運のせいにしてしまっているだけです。この緊張をコントロールする事もメンタルテクニックやストレスケアの方法を知るだけで改善する事ができるので、生まれもって緊張しやすい私は運が悪いなどと思う必要は全くありません(笑)
運が良い人は「とりあえずやってみるか!!出来たらラッキーだよね!!」くらいの軽い気持ちで、挑戦をするので成功しても失敗しても、経験できて運が良かった!と思え、実際に緊張する場慣れを経験できているのです。
運が悪い人の特徴その5:他人と比べてしまう
他人と比べる事はついついしてしまいますが、これが一番不幸になると言えます。というのも誰かと何かを比べても、それは結構無意味で比べるほどに不幸にしかならないのです。
例えば看護師/理学療法士の皆さんが訪問看護ステーションや病院で働いていれば、一般的にはお給料が高く、お休みも多く、平均よりも高い水準の生活ができると言えますし、看護師/理学療法士を選んだ人は運が良いと言えます。
しかし当然上には上がいます。同じ看護大学を卒業し、訪問看護ステーションや病院を選ばずに医療系コンサルタントを選び、一緒に学んでいた友達が年収1,000万貰っていれば「なんで看護師選んじゃったんだろう…」と考えてしまう時もあります。
しかし医療コンサルを選んだ友達からしてみれば、休みもないし、終電のがしてタクシーで帰る事も沢山。成果が出なければ滅茶苦茶怒られるし、看護師のように誰かの為になっていると実感できていない事もあるでしょう。
友人からしてみれば年収が半分になってもいいから、訪問看護ステーションや病院で”看護師として”働きたいなと、逆に思っているかもしれません。
つまり隣の庭は青く見えるもので、お互いがお互いのないものねだりをしているので、比べても何にも意味をなさないのです。失業率が高い今、訪問看護ステーションや病院でも仕事があるだけでも羨ましい!!と思う方だって沢山おります。上と比べてしまえば自分がむなしくなるだけですし、下と比べれば成長はなくなります。
訪問看護ステーションや病院で看護師として働き、しっかりと生活が出来ている事は、本来は十分幸せであり幸運なのですが、上と比較すると、自分が運が良い事を実感する事が出来ずに、結果として不運だと思ってしまいます。
自分より下と比べれば、「私よりも不幸な人がいる。」と少し安心するかもしれません。自分はまだ幸せだと思えるかもしれません。しかしこうなるとこのままで良いじゃん!!と成長が止まります。つまり長期的にみればこれまた不幸になってしまうわけです。
ですから、自分の運が良くても悪くても、人と比べる事はする必要はありません。大切な事は過去の自分と比べて、自分の成長を感じる事が出来るか?になります。成長さえあれば必ずチャンスは舞い降りてくるタイミングがあるので、その時に実力でチャンスを勝ち得る事が出来るでしょう。そこに運があればなおさらですね!!