毎日30分早く帰れる!!看護師が効率的に働くためにはキリの良い所で仕事を辞めない事!?

~効率の良い働き方をして看護師の残業を減らす心理学~

「キリが良い」と逆に忘れやすく効率が悪いのです!

「ふー!!!キリが良いので、とりあえず仕事を終わらせるか!!」
「よーし!!いい感じっす!!今日の仕事はここまで!!」

看護師に限らずに、仕事をしていると「キリが良い」という表現は色んな所で使いますよね?実はこの「キリが良い」で仕事を終わらせることが、自分自身のモチベーションやタスクコントロールとして間違っていたら、ガビーンと感じるくらい衝撃的ではありませんか?

日々様々な業務が発生する看護師の皆さんは1分でも仕事の効率が良くなれば、「1分×タスクの量」で仕事が効率化できたという事になりますよね。なので小さな仕事でも、大きな仕事でも、効率化する事ができれば看護師/訪問看護師様の働き方改革にもなるのです!!例えばですが1日30件のタスクがあれば、1分×30件で30分の新たな時間を生むことが可能となります。

30分新たな時間で仕事をすることもできれば、30分早く帰れることも可能ですよね!!まさに看護師の働き方改革!!そこに寄与できればと「看護師様の残業を減らす」を科学していきたいと思います!本日のコラムのポイントは下記3点になります。

看護師様の残業を減らす本日のポイント

1:「仕事のキリ」を考えず、とりあえず90分たったらとりあえず休憩
2:とにかくやる事を1つに絞る
3:重要度と緊急度を明確にする

それでは早速説明していきましょう!!仕事を効率化できなくて転職を考えているなら、いつでも気兼ねなく相談してくださいね。

転職に悩む看護師が沢山利用してるから、私も相談してみる!!

こちらからいつでも登録できるので転職活動を成功させましょう!!

1:「仕事のキリ」を考えず、とりあえず90分たったらとりあえず休憩

「ウルトラディアンリズム」って言葉を聞いたことがありますか?「そしてー輝く!!ウルトラソウル!!♪へい!!」ではなくてw「ウルトラディアンリズム」になります。

イスラエル工科大学で行われた実験になるのですが、色々所を省略してお伝えするとw人間の集中力は「90分刻み」で体内リズムは働くという事です。

現実的に休憩をとるというのは難しい事は理解したうえでですが、80~100分の単位で人間の集中力は切れてしまうために、10分程度の休憩をとる方が効率が良く働く事が可能となります。この時によく出るワードがまさに!!「キリの良さ」になります。

では90分を超えてでも「キリの良い時間」で働いた方がいいのか?例えば3時間ノンストップで働くことが効率が良いかと言われれば、答えは「NO」つまり効率が悪くなる傾向があるという事です。「キリが良い」から逆に「さっきまで何やっていたんだっけ?」とすっかり忘れてしまうのですよ。。。

※もちろんオペ看であれば途中で休めないので、あくまで日々の業務の考え方になります。

というのも「ツァイガルニク効果」というものがあり人間は休憩しているときの事や達成できなかった事の方が、実務の事や達成できたことよりも覚えているという事です。

つまり中途半端に業務を辞めることにより、体を休めながら「次に仕事をしなければいけない事」を覚えており仕事に取り掛かるハードルが低い為に、すぐに看護業務に取り掛かることが出来る。という事なのです。うーん、かなり意外ですよね?私自身も以前までは「キリよく」で休憩を取っていたのですが、実際に中途半端に終わらせた方が「良い意味でさっきまでの業務が気になる」状態になるのですよ。

例えばなんですが、看護師/訪問看護師の皆様、こんな経験ありませんか?

キリが良いな!!と思って、しっかりと60分でも休んでしまい、なんかしっかり休みすぎて逆に何からすればいいかわからなくなってしまったwゆっくり休みすぎて逆にやる気が出なくなったww などなど

こんな経験、看護業務の中でも少なからずあると思います。なので業務が中途半端な状態でも約90分たったら休憩を入れることが、次の看護業務を覚えておきながらもすぐに対応できる秘訣になります。

しかしですよ、オペの最中ですから・・・休む時間なかなか取れないんだ!!というものも看護師の皆様はあると思います。そんな時は過去のコラムに書いた呼吸法を試してみてください!!ポイントは忙しいさなかで休憩が取れないタイミングでも、脳に酸素がいっていない状態にしない為にゆっくり吸って、ゆっくり吐くを繰り返すことです!!是非こちらもあわせて読んでください。

緊張を落ち着かせるヨガの呼吸法を教えてます!! 

呼吸法さえもできない職場て転職を考えているなら、いつでも気兼ねなく相談してくださいね。

転職に丁度悩んでいたから看護師専門の求人紹介サービスに無料で相談してみる!!

こちらからいつでも登録できるので転職活動を成功させましょう!!

2:とにかくやる事を1つに絞る

「もー!!やることが沢山ありすぎて頭がパンクしそう!!」業務(タスク)が多くなりすぎると、緊張や焦りもあって失敗してしまう可能性が高くなります。

そんな中で「マルチタスク」と「シングルタスク」なんて表現を聞いたことありませんか?

マルチタスクとは、複数のタスクを同時にこなす事
シングルタスクとは、1つのタスクに集中する事になります。

そしてこれは経験上になりますが、マルチタスク、つまり複数のタスクを同時に、かつサバサバと器用にこなしている人を見たことがありませんwwマルチタスクに見える人は何が凄いかと言えば、シングルタスクを明確に理解して対応している事であり、そのスピードがマルチタスクに見えるという事です。

多動力なんて言葉も一時期流行ったと思いますが、究極的にはこのシングルタスクをいかに優先度をつけて対応していくか!!という事が一番の業務の効率化になります。

つまり、あれも、これも、それも、沢山の業務があるなかでどれもこれも少しずつ手を出して中途半端になると、結果的に時間をいつも以上に取られてしまいます

ではどうすれば日々の看護業務の中でどうすれば効率的に仕事を終わらせることができるんだ!!とズーン・・・と悩んでしまいますよね。そうなんです、効率的にタスク処理をする方法が実はあります!!そのポイントをお伝えしましょう!!

効率的にタスクを処理するポイント

1:自分のタスクとどれくらい時間がかかるかを理解する
2:マネジメントタイム、つまり自分が「どの順番」で対応するのか考える
3:順番を決めたら最優先の業務を終わらせるまで対応する
4:タスクが終わり、新たなタスクが増えたらさらにマネジメントタイムを作る
5:再度順番を決めたら優先度の高いタスクを終わるまで対応する。

まず効率的に働けない看護師の特徴としては、自分が何をすればいいのかを、うっかり忘れていたり理解が出来ていなかったりする事が大きな起因になります。周りにそんな看護師/訪問看護師様いませんか?

冷静に考えると100も200も業務が集中する事は現実的にはありません。多くても5つくらいの業務が目の前にあるだけです。ただ業務が3つを超えたくらいから焦りやストレスから、冷静な判断がしにくくなるので、まずは改めて自分のタスクが何があるのかを理解する所から始めましょう!!

次にマネジメントタイムを持つ事です。タスクの優先順位を決めることが、看護師業務の効率化を間違いなく生みます。それならどんな順番で優先度をつければいいのよ!!と思いますよね?もちろん説明していきます!!

まず自分自身のタスクが5つあるのであれば、シンプルに2つの指標をつけるようにしてください。それは次の章で詳しく説明していきましょう!!

3:「緊急度」と「重要度」から優先度を決めると効率が良い

どんなタスクがあるか理解出来き、何からやるのか!!を、ざっくり理解したら、それが優先度をチェックしていきましょう!!そしてその優先順位をもって看護業務を進めていけば、いつもより効率的に働ける事間違いなしです!!

業務の優先度の決め方

1:重要度(つまりこのタスクをしないとどれだけ多くの人に迷惑をかけてしまうのか、命に変わるのか?などを基準として「高」「中」「低」の3パターンに振り分けてください。お勧めとしてあ「高」と「低」の2パターンの方が意思決定しやすいですよ。

2:緊急度(どれくらい急いでいるのか?このタスクをどれだけ早くやらなければいけないのか?等を基準として同様に、「高」「中」「低」の3パターンに振り分けてください。こちらもお勧めとしてあ「高」と「低」の2パターンの方が意思決定しやすいですよ。

この掛け算で大きく生まれるのが4つのパターンになります!!ここではわかりやすく、「高」と「低」のパターンで考えていきましょう!!

業務の優先度を決める4つのパターンはこれだ!

1:重要度「高」×緊急度「高」
2:重要度「低」×緊急度「高」
3:重要度「高」×緊急度「低」
4:重要度「低」×緊急度「低」

この4パターンに分かれると思います。ちょっと図解してみましょう!!

これは一般職でもそうですが看護師の皆さんでも概ねこの4にタスクはまります。では何から対応しなければいけないのか!!どれが一番優先順位が高いか!!うん、間違いないっす!!
1:重要度「高」×緊急度「高」から対応してください

そりゃ当たり前だ!!と思うかもしれませんが、重要かつ緊急であれば、他の何を犠牲にしてでも絶対にここからスタートしましょう。このタスクが遅れてしまう事は、看護師の皆様!!ぶっちゃけ評価にも関わってきますよ。

看護部長からみたら、「そもそも業務理解できてるの?」とか「何やればいいのかわかっていないんじゃないの?」
と背筋がカチーンとピキーンと凍るような冷たい目で見られてしまうかもしれませんwwwなので間違いなくここから対応しましょう!!

最重要で、そして緊急度も高いのであれば、考える余地なくここからです。そして周りもそれを期待しているという事を覚えておけば鬼に金棒ですよね。

さて2番目は何か?これは少し意見が割れるケースもありますが、さっさと終わる仕事はさっさと終わらせる方が気持ちも楽です。つまり2の重要度「低」×緊急度「高」を対応しましょう。

さして重要ではないにしろ、「急いでやりなはれ!!」という指令があるのであれば、これは自分の評価も含めてさっさと対応する方が身も心も楽になりますよ。早く終わるのであれば、早く終わらせる方が当たり前に聞こえますが、意外と「仕事が出来る人」って印象になりますよ。ここのタスクはまさにスピード勝負!!深呼吸してパッと終わらせてしまいましょう。

そして3番目は何かといえばもう看護師の皆さんわかりますよね?

3:重要度「高」×緊急度「低」を対応していきましょう。重要だけど、そこまで急いでないよという案件は
業務の質を問われる可能性があります。なのでちゃっちゃと終わらせて、パッと出してしまうと内容が良くないわよ!!となぜか怒られてしまったり。。。

なのでこれが時間をかけてでも、しっかりとしたアウトプットを出していきましょう!!出てきたアウトプット次第では圧倒的に評価を上げる事も可能となります。重要性を理解してしっかりとしたものを対応してくれた。という非常に前向きな印象になる可能性が高いです。

そして最後は4:重要度「低」×緊急度「低」ですね。これは究極的には本当にやったほうが良いですか?も含めて
タスクを対応する前に確認したほうが良い
ですよね。というのも状況的に反射的に、パッとタスクとしてお願いしてみた!!なんてこともあります。そして、非常に悲しい事に、なんと言った本人さえも忘れてることもしばしばwww

「こちらの業務ですが、まだ必要ですか?」とかもう少し「やる」前提でふんわり伝えるとしたら、「頂いたこちらのタスクになりますが、いつまでに必要というのはございますか」とかで確認してみるといいでしょう!!意外と「あら、それもう大丈夫よ」とか「ごめんごめん、私も忘れてた」てな感じで回答してもらえることがほとんどだと思います。

だまされたと思って是非やってみてください!!

そして新たにタスクが出てきたら、そのタスクに対して、この作業を同様にやってみましょう。つまりタスクを「重要度」と「緊急度」に振り分けてる作業です。

そしてその複数あるタスクを改めて眺めて、改めて「何から対応する事が大切なのか?」を整理するだけで圧倒的に業務工数が削減する事が可能となります。

看護師様は特に様々な業務が五月雨式に降り注いでくると思います。1つ1つの優先度をつけていけば、未来的な転職を考えるときにも、頭が整理されますし、1ランクアップした看護師として見られますよ。

それでも職場て転職を考えているなら、いつでも気兼ねなく相談してくださいね。

転職しようか悩んでるけど、まだ実は良くわかっていない。という看護師様。ポップに相談してください。なぜなら力になれるからです!!

こちらからいつでも登録できるので転職活動を成功させましょう!!

その他のおすすめ記事