助成金の闇を徹底解説~転職で気になる雇用概要書(労働条件通知書)、看護師様の為の正しい求人講座~

その年収騙されています!!

看護師/訪問看護師の皆様今年収はいくらですか??ちょっと下世話な話に聞こえてしまうかもしれませんが、正しく年収を理解しておくことは求人を探す事や転職活動にはとても大切な話になるのです。看護師様の転職活動において同条件であれば「お給料を上げたい」「お給料が高い方が良い」はこれは間違いありませんwww当たり前に私も看護師様のお仕事探しをお手伝いするときはお給料の高い求人を探しますし、お給料交渉もするのですよねww。

さて改めてですが、ご自身の年収知っていますか??雇用概要書のような、病院や訪問看護ステーションの人事機能からの入職前の通知ベースではなく源泉徴収ベースになります!!もし年収をざっくりでも答えられない転職活動中の看護師様がいたら!!これはピンチです!!特に給与をあげるぞ!!という大志を持っているのであれば危機的状況です。

「お給料を上げたい」と考えている看護師様が「年収の高い求人広告」を見つけたら、もしかしたら、年収が高く見える求人に騙されてしまうかもしれませんし、入職した後に「こんなはずじゃなかったんだけどな・・・」となってしまうのです。なので自分の年収を正しく知る事、そして求人の正しい年収を理解する事はとてつもなく重要なのです。

以前雇用概要書(労働条件通知書)お闇を暴く!!というコラムを掲載しましたが、これの続編だと考えていただければ!!以前研修したコラムも併せてごらんくださいね。

騙された!?条件通知書の闇を徹底解説~看護師様の為の転職講座~

入職する前には必ず“雇用概要書(労働条件通知書)”のように、採用する看護師/訪問看護師様の想定年収や月給の内訳を記載した書類をもらい捺印をするはずなのです。看護師様も必ず入職前は雇用契約を結ぶので、雇用概要書(労働条件通知書)がないって事は絶対にないはずです。

さてさて、看護師様から良く聞く話なのですが、入職前の想定年収が高いのに、実際にもらった源泉徴収票をみたらなんだか提示されていた給与と違うな??なんて話を聞いた事はありませんか??転職して入職したから賞与が満額払われていないからかな??「うーん、でも賞与が満額だったとしてもなんか金額が合わないような・・・」ここには実は給与の内訳にある“助成金”のようなトラップも実はあるのです。

本日のポイントはまさにここ!!助成金という給与の内訳項目を徹底解説していきたいと思います。

本日のポイント

1:助成金って年収に関わるの?
2:転職の時に気を付けるべき雇用概要書(労働条件通知書)の見方は?

それでは講義のスタートです!!

賞与の計算方法や年収の正しい比較の仕方、それこそ転職の方法等がわからないな?とおもったら厚生労働大臣の認可を貰ってお仕事探しをしている看護JOBSにお任せくださいね。ハローワーク求人や非公開求人をもちろん無料で扱っているので、お得ですよ!!気になるなって思ったら、こちらのアンケートに答えてくださいね。

1:助成金って年収に関わるの?

まずは具体的な看護師様の転職活動にまつわる話から伝えていきますね。40代の看護師様でとある施設を2つ同時期に受けており、素晴らしい事に両方から内定をもらう事ができ、両方から雇用概要書(労働条件通知書)が届きました。

雇用概要書(労働条件通知書)に記載がある年収だけで比較すると「ほぼ同じ年収」になるのですが、実際にちゃんと比較して計算すると、年収が約20万も異なっていたのですよね。「給料を上げる為に転職活動をしている!!」と看護師様も考えたら、これってめちゃくちゃ怖い話じゃないですか?書面では同じ年収なのに、実際にちゃんと計算すると20万も年収が変わってしまうなんて。。。

さてなんでこんなに看護師様の年収が異なっていたのか見てみましょう!!「給料をあげる!!」ってとっても大切な事なのに、書類の見方を間違えてしまうと思わぬ落とし穴が・・・夜勤の回数や賞与の何か月分かも同じなのになぜなんだろう??そしてこの記載はどちらが正しいのかを考えていきましょう。※ここでは夜勤などは給与からは除いて考えてみますね。

内定をもらったA病院

基本給:10万円
職能手当:10万円
住宅手当:25,000円
特別加算1:13,000円
特別加算2:3,000円
→月収合計:24.1万円
賞与4.4か月

内定をもらったB病院

基本給:20万円
住宅手当:25,000円
→月収合計22,5万円
賞与4.4か

さて内定をもらったAとBの病院ですが、なぜ年収が異なってしまったのでしょうか?これはこうして比較してみると一目瞭然ですよね??そうなのです“特別加算1”と“特別加算2”があるかないかの違いになります。

「いやいや、のーちー先生、特別加算があるならいいじゃない!!」がまさに本日の講義のポイントなのですwww A病院でのこの特別加算は助成金になり「助成金がでたらMAXで13000円と3000円を看護師に付与します」という一文が記載されており、不明確なものを月給として含めているのです。

一方B施設は「助成金がもしも出たら3月に決算賞与みたいな形で支給するため、不明確だから月給や賞与には組み込んでいないのよー」とおっしゃっていたのです。双方共に嘘偽りはなく、事実として書面にも記載はされております。

両方の雇用概要書(労働条件通知書)をもらった看護師様は当初は「月給が高いA施設に行く方が年収も上がるし、お給料があがりますよねー!!」とA病院での入職を希望していたのですが、実際に「B病院の決算賞与」を加味して計算してみると「お給料を上げる!!」という視点で考えると「B病院の方が年収が高くなる」事がわかったのです。そして賞与の計算方法も共に「基本給」がベースになっている事もさらに年収を大きくかえる要素になりますた。

この辺の給与周りというのは、不明確なものを除いて同条件で比較すると、どちらの求人の方が“本当の意味で”給与が合っているのかがわかりやすくなります。それでは次の章でさらに徹底解説していきましょう!!

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2:転職の時に気を付けるべき雇用概要書(労働条件通知書)の見方は?

看護師様が正しく「お給料を上げる」と考えた時、特に気にしなければいけないのは大きく2点、そして注意する点もあわせると3点になります!!

年収(月給)で注意しなければいけないポイント

1:助成金関連
2:残業(夜勤)関連

※残業も毎月決まって〇時間と決まっておらず、夜勤も毎月絶対に4回は入るけど、5回になるかどうかはわかりませんよね??必ず同条件で比較しましょう
※また助成金は今出ていても、入職したら出ない事も悲しい事にあるのですよ。なのでこれを年収で考えてしまうと思わぬ落とし穴があるかもしれませんよ。

注意しなければいけないポイント

1:間違いなく“賞与”です

賞与は“〇か月”という記載が一般的ですが、書かれていない恐ろしいポイントとしては賞与の〇か月は月給の何に掛け算するかです。

一般的には“月給×賞与”が看護師様の賞与では一般的です。つまり透析などをされている看護師様は危険手当で5万とか7万とか加算されているときがありますが、その加算は賞与では一般的には計算されません

つまり同じ月給20万でも“基本給20万”の場合と“基本給15万+危険手当5万”では賞与の金額は大きく変わってしまうのですよ!!

看護師様がお給料を上げたいと思った時はこの3つ!!つまり“助成金”“残業(夜勤)”“賞与”の3点を注意して、病院や訪問看護ステーションの求人を比較すると、お給料を上げるという転職の条件が叶えられますよ。

でも自分でやると失敗しそうだな。。。というのももちろんありますよね?転職活動というのはなかな人生で経験する事はありません。以前「直観力」を科学しましたが、看護師様の転職活動において直感は参考にならないケースがほとんどです。

【直観力を磨く】直感で転職活動してみた結果~看護師の為のハッピー心理学~

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人生であまり経験することない看護師様の転職活動。直感に任せて転職活動するよりも、経験豊富なプロキャリアデザイナーにお任せいただく方が失敗する事はないので損する事はありませんよ。お給料を上げたい!!と思ったら是非一度相談してくださいね。

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