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【10分で解決】叱り方が上手な管理職になる~看護師の為の管理職の悩み解決講座/女性のマネジメント~

【10分で解決】叱り方が上手な管理職になる~看護師の為の管理職の悩み解決講座/女性のマネジメント~
目次

「優しい管理者」と「厳しい管理者」管理職のあるべき姿

良い管理職とは、どんな管理職なのか?

これは永遠の課題ですよね?看護師として管理職になった時、実は一般職と大きく異なる事があります。それは・・・そうです!!女性のマネジメントがメインとなるという事です!!

そもそも女性と男性というのは脳の構造が異なる為、同じことを言っても「ビックリするくらい」捉え方が大きく異なります。まずこんな大前提と共に、看護師様とお話をしていて「いけてない管理職の理由」を聞いてみました。なかなか衝撃ですよー!!

部下が感じるがっつり「いけてない管理職」の特徴テキストが入ります。

①:そもそも自分の事を理解していないから「この人の為に働きたい!!」という気持ちにならない。
②:管理職者に伝える力がない(何を言ってるのか全然わからない)
③:厳しいこと(成長できる言葉)を言ってくれない or  厳しい間違いでただ感情的に怒っているだけになっている

おおお。なかなか痛い所ついてきますね。。。色々お話を聞いていて思った事・・・それは・・・いけてる管理職は「叱り上手」ということに気が付きました!!そして「叱り上手」になる「部下の事をちゃんと知っている」事が大前提であると!!

なので今日のコラムはまさにここ!!「叱り上手な管理職になる為には?」をお話ししていきましょう!

そんな叱り上手な管理職がいなくて、感情的に怒られるだけだ!!と嘆く時はいつでもこちらからご相談くださいね。新しい職場を一緒にさがしましょう。

それでは本日のポイントです!

1:「叱り上手」の大前提!部下の事をどれくらい知っているかチェックしてみましょう!

では改めて管理職の皆さんに問題です!!「皆さんの部下はどのような性格で、どのように働きたいか明確に言えますか?」どうですか??答えられますか??ちょっと難しかったですかね?もうちょっと違った問題を出してみましょう!!管理職の皆さんならこれは簡単ですよ!!部下の事をどれくらいしっていますか?超簡単な問題です。

1:部下の年齢を把握していますか?
2:部下の誕生日を把握していますか?
3:部下の出身地を知っていますか?
4:部下の前職や卒業校を知っていますか?

簡単ですよね?「いやー、のーちー先生、ご冗談をwこんなの知っているわけないじゃないですか!!」と思ってしまった1つも答えられなかった管理職!!それは冗談抜きで圧倒的な危険フラグです!!叱り上手な管理職にはなれません。

最低でも部下のこれくらいは知らないと、そりゃーコミュニケーションも取れないですし、モチベーションなんてあげれないですよ( ;∀;)管理職者が悩む以上に、シクシク部下も悩んでいますよ。

そして女性のマネジメントと考えると女性は「共感脳」になる為、何かに対して共感されなければ、自発的に行動する事はないのですよ。つまり共感できる事をたくさん知っておくことは重要になります。

モチベーションを「ググっ」と上げるマネジメントの「共感力」~看護師の為のハッピー心理学~

そうなんです、人を知るというのはコツもありますし、実は知っているようで意外と知らないのです。感覚的にとか、いつものコミュニケーションの雰囲気で、自分の部下である看護師や訪問看護師は「きっとこんな人だ」と思ってしまうケースがほとんどだと思います。

でも振り返ってみると、1対1で膝を突き合わせて話したことなかった!!というケースが多いと思います。よく聞くのが、初めて部下と飲みに行って「こんな面白い考え方をしてたんだ!!」とか「思ってた以上にしっかりしていてびっくりした!!」という話です。

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管理職からしたら「早く言ってよー」と思いますが、部下からしてみると、ポップにそんなこと話す機会はないんですよねw

なので堅苦しい感じではなくてもOKで、まずは色々な事を話すことが大切です。では、看護師の管理職者たるや何を聞けばいいのか?大きくポイントは5点になると思います。

管理職がマネジメントするために知っておくべき部下へのヒアリング項目

1.そもそもどうして自分たちの病院や訪問看護ステーションに来てくれたのか?
2.仕事で大切にしていることは何か?
3.なんの為に働いているのか?
4.誰の為に働きたいと考えているのか?
5.人生で大切にしているものは何か?

「そもそもなんでこの病院を選んでくれたの?」「近いから?」「お給料がいいから?」「それとも学びたい何かがあったから?」たったこれを知っておくだけでも部下が大切にしているものがわかりますよね。そしてそれを元にコミュニケーションをとることが、部下のモチベーションのトリガーとなる為にとっても大切になります。叱り上手な管理職への道がここから開いてきます。

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そして仕事で大切にしていることをじっくり話していくと。。。そうです究極的には「量と質」に分かれてくると思います。

2:部下の思いを理解して、自己満足な伝え方を辞めよう!

「ん??どういうことですか?」と疑問が出ると思うので説明していきましょう!!まずこの「量と質」の話に関しては看護師様と言えども、物凄く関連性のある話なのです。そして職位によってこの「量と質」考え方のバランスが大きく変わってきます。この理解をするところからスタートです。

例えば看護師と言えど経営者や管理職であれば、ビジネスとしての観点も大きく増えてきます。

訪問看護であれば「ケアマネージャーとの接点を沢山持って利用者を増やすぞ!!」とか病院であっても「ドクターを採用して新しい診療科を開設して患者様を増やして地域貢献するぞ!!」とか「一人でも多くの患者にふれて笑顔にしたい!!」など「量」に関わるような働く理由が出てきます。

そんな中で、量やスピードを意識して生産性を上げたいという考えも出てくるのは間違いありません。そして、「量」に関して意識する事、それも看護師様や管理職にとって、とても大切なことです。

そしてもちろん「質」という話も出てきます。

「患者にじっくり寄り添いたい。」「ベットサイドの時間をたっぷり増やしてあげたい」「急いで採血するよりも、時間をかけてでも痛くない/怖くないと思われるようにしたい」「沢山訪問するよりも、訪問した時のじっくりとした会話を増やしたい。」そんな看護の質に関わるような話も出てきます。

がしかーし!!誰でも全員が心のずっと奥の方にある自分の思いを伝えてくれるわけではありません

恥ずかしいから看護のやりたい姿を口には出せず、そして口下手だから「自分の思い」を表現できない部下が多数いることも事実です。

同じ職場にいて、そして看護をしているからと言って、「人と人」なので全く同じ考えということにはならないのです。そりゃ、同じ病院や訪問看護ステーションで働いているので、同じ理念を元に、同じ方向を向いて仕事はすべきですが、押し付ける事や無理やり向かせる事は、ビックリするくらい、いい結果を招きません。これが管理職を悩ませる大きな理由になると思います。

悩んでも答えが出せないときは統計学的には思考の限界になるため、次は行動する事が急務です。つまり転職を視野に入れることが重要です!!こちらからいつでも相談可能です。

本人の成長や理解を、管理職の「伝える力」つまり会話を通して、少しずつ部下に変わってもらうことがよいでしょう。つまり「叱るのが上手な管理職」はこの部下の思いを「理解して」伝えることができる管理職という事です!!

それは誰の為にの文脈も同じで、患者の為はもちろんですが、家族の為、子供の為に働きたい。手段として看護師、訪問看護師をしている。そのような看護師も、もちろんいます。「自分は看護の為に命を注ぎ結婚してないんだぞ!!そんな理由で看護をするな!!」と否定すべきことではありません

度々になってしまいますが女性のマネジメントでは「共感」がキーワードなので、否定は一番管理職者がしてはいけない行為です。従って、自分の部下が、人生で何を大切にしているのか。これらを最低限聞きながら、「今の業務でそのあるべき姿をどのように叶えていくか」を一緒に考えることが大切です。

そしてそれが決まったら、「じゃあ私はあなたにこういうマネジメントや、○○を中心に指導したりするけどいい??」と確認をし「はい、お願いします!!」と心の底からの「合意」をもらうことが大切です。

合意なき指導は下手をすると有難迷惑になりますし、論点がずれている指導にしかなりません。「優しい管理者」とはただただ、何かあったときにフォローする管理者の事を言うわけではありません。

そして「叱るのが上手な厳しい管理職」とは日々日々感情的に怒ったり、自己満足的な指導を本人のパーソナリティーを無視して行っている管理者の事ではありません。

本当の意味での「叱るのが上手な優しい管理職」とは、本人の成長の為に、本人の人生の為に、時に厳しく、涙しながらも、唇をかみしめ「厳しいことを言える管理職」なのです。

是非、管理職の皆さん「叱るのが上手な厳しく優しい管理職」になって、自分のチームを日本一、世界一のチームになれるようにして、自分のチームに胸を張ってくださいね。

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そんな管理者になれば、看護師、訪問看護師としても急に求人の質が変わってきます。給料レンジが上がってきたり、経営層に近くなったりと、役割も変わってくるのです。部下を含め、改めて、自分自身に同じ問いをしてみても面白いですね。

でも……
せっかく部下のパーソナリティーがわかったのに「結局変わらない」「全然やってくれない」。「ちょちょちょ、ちょっと待ってください!!」理職本人の「伝え方問題」もあって部下に思いが伝わらないのです!!これは間違いない!!でも、自分の伝え方って正しいのかな??

3:叱り上手な管理職になるには「one on one」これからだ!!

まず1点目の「部下のパーソナリティーを理解していない」ですが、最近はやりの言葉で言えば「one on one」つまり膝を突き合わせてじっくり喋る機会を持っている管理職が極端に少ないと思います。

なぜこの「one on one」が必要かはこの後たっぷり説明していきますが、簡単に伝えるのであれば、部下の思いや希望する働き方を知らずして、マネジメントはできない。ということです。正しいアドバイスや、正しい指導をしようとしたら、細部まで知っている必要があります。

「お腹が痛い」と言われても「じゃあシップを張っておきましょう!!」とは看護師の皆様なら言わないと思います。「お腹のどこが痛いの?その側、内側?」「ズキズキする?ジンジンする??チクチクする?」「昨日何食べたの?どこかにぶつけた?」など細かなことを聞いて「場所を特定し、理由の仮説を立ててから」解決策を伝えると思ます。

実は部下をマネジメントする事も全く同じなので同じなのです。ちゃんと話を聞いて正しい解決方法を正しい伝え方で管理する必要があります。

「でも社会人なんだし、中途看護師として入職したんだったら、子供じゃないんだから、それくらい自分でやってほしい!!」

「わかります!!その気持ちわかります!!」

でも、このような考え方だと叱り上手な管理職になっていない可能性が高いですよ。この面倒なことをすることこそが、マネジメントで重要であり、そして「あるべき管理職者」として市場での価値を上げる事になるのです。つまり看護師の求人や訪問看護師の求人、特に管理職求人になったときに面接で受かりやすかったり、面接官に好印象を与えることが可能になります。

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近くにいたら指導する、失敗したら指導する。そこはきっと対応しているが、部下を理解する時間を持っていないケースが多いと感じます。印象的には8割以上がしていないと思います。かなりセンシティブな話を部下ある看護師とする必要がある為に、同僚や先輩がいる中では「話しにくい」という感情になる為に、誰にも聞かれない「one on one」が必要になります。

そりゃそうですよね?誰しもが自分の看護師としての「思い」や「理想の働き方」なんてみんながいる所では恥ずかしくて言えないですよね?もしかしたら意見が合わなくて、議論する事もあると思います。でも先輩の大きな声があると反論もできないですよね?他の人の意見のバイアスがかからない「純粋な意見」を聞くための「one on one」になります。

そもそも中途入社の看護師も看護学生からの新人看護師も、どの部下も人間であり、同じ仕事をしているものの、考え方や人生で大切にしていることは異なります。看護師として、訪問看護師として「患者の為に」このゴール自体は概ねずれることはないでしょう。しかし「仕事」をどうとらえているかと言えば、一人一人大きく異なります

「お金の為に働きたい」
「自分の趣味の時間を持ちたい」
「土日は家族と過ごした」
「仕事でスキルアップしたい」
「時間なんて気にしないで、沢山仕事をこなしたい」
等々……ちょっと考えただけでも、これくらい考え方の異なりがあります。さて改めて質問してみましょう。皆さんの部下はどのような性格でどのようにに働きたいか言えますか?

ふわっと仕事をしているから「あの子って何にも考えてないよね?」はNGですよ。しゃべり方や普段の行動と本人の「思い」は自分が思っている以上に異なります。

そのありたい姿をどうやって叶えてあげるか?「ふぅー、管理職って大変……」そうなんですよ、管理職って本当に大変wwwだからお給料も高いんですね。マネジメントは改めて叱り上手じゃないと務まらないって見えてきますよね。

でも部下の事をわかったのに、
結局やってくれない……
結局変わらない……
全然やってくれない……

やっぱり人ってそんなにすぐに変わらないっす(TT)これはこれで間違いないです!!ただし仕事に関しては、叱り上手になれば実は意外と変わる人は多く、変わらないときは叱るのが下手な管理職!!つまり「上手に叱る伝える力」がまだ欠落しているという事です。

そうです「上手に叱る」にも同じようにコツがあるのですよ!!

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4:部下に伝わる言葉をちゃんと選びましょう!

ちょっと本当にあった面白い話をしていきましょう!!

Aさん「やっぱりFB(エフビー)を大切にしなければいけないんだよ。FBあっての繋がりになるんですよね」

この話を二人で聞いていたのですが実は私は「FB=フィードバック」の事なのかな??と思いながら聞いていました。そしてもう一人は「FB=フェイスブック」の事なのかな??と思って聞いていました。

しかし……しばらくして……

どうも3人の話が合わない……。

あれれ・・・。全く話が合わない……冷汗がタラーっとwww

「よしっ!!」ここはひとつ勇気凛々!!「ごめんなさい、今3人ともFBってバラバラじゃないですか??」空気が凍り付きましたwwwそしてAさんが教えてくれたFBとは「FB=ファームバンキング」でした……皆さんはFBと聞いて何を思い浮かべましたか?DAI語みたいですよね。「KSK(結婚してください)」みたいなww

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そうなんです。意外と自分が当たり前だと思っている言葉が相手に伝わらないのです。

生まれた場所も異なり、生活も異なり、訪問看護の求人で初めての転職だったり、看護師として初めての回復期だったり。環境が一気に変わると、それはそれは、いかに看護の経験があったと言えど言葉が伝わりません。

知っているのが当たり前。知っているのが一人前。これは自分勝手な乱暴な考え方です。

それであれば世の中にある全ての医療用語やビジネス用語を完全に理解している必要がありますから。
「ラポール構築の為にエビデンスを持っていこう。そのためには一旦フィジビリでパイロットしようか?」と言われても、はじめて聞く人には正直理解は難しいですし、もはや日本語としてあっているかもわかりません。。。

まずとにもかくに大切なことは、下記3点になります

伝える力の為の大切なポイント

1 独自用語を使わない
2 使うのであれば言葉の意味をちゃんと伝える
3 小学生とは言わないまでも、中学生にもわかるような表現で伝える

私もたまにやるのですが、お勧めの「伝える力」をチェックする方法があります!!それは自分の話している内容を録音して「文字おこし」をしてみる事です。話していると、間同士なので行間をお互いが読みながら「理解しているつもり」になってしまいますが、いざ文章にして読んでみるとまあ話が伝わらないw理路整然と怒っていたはずが、ただただ感情的に怒っている可能性もあります。

伝わっているようで伝わっていない会話の例

看護部長「これって大丈夫なの」
部下「はい、やります」
看護部長「いいのね?」
部下「がんばります!!」

そもそも「これ」って指示語は何を指すんだろうwそれに対して「やります」と言われても「大丈夫か?大丈夫ではないのか?」の答えになっていないですよね。。。。

「いいのね?」って何がいいのかわからないですしwそして「がんばります!!」と言われても結果的には大丈夫か?大丈夫ではないのか?」の答えには、こちらもなっていないですよね。。。。つまりこの会話は意味をなしていないのですよ。。。こんな感じで例え簡単な表現でも雑に伝えればコミュニケーションの齟齬が出てしまうのですよね。

管理職になるとどうしても、難しい言葉を使うこと増えてしまい、それこそが管理職のあるべき姿だと思う方もいます。難しい言葉を必要とするケースも相手によっては出てくることも事実です。知識や教養といった点で、試されている機会も事実あります。

しかし相手は部下であり、概ね年下のはずです。実務経験も異なれば、人生経験も異なります。まずはちゃんと目線を相手まで落として、丁寧にわかりやすく伝えることを心がけましょう。これらができると伝え方が上手になりますし、叱り上手な管理職にもなれますよ。

 

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